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さて平日でも自由に動けるフリーランスの強みを活かし、月曜日の初回上映でダンケルクを見てきました。映像的な理由からIMAXが推奨されているダンケルクですが、ビシビシと体に響く音の臨場感がすごかった!
ダンケルクがIMAX一択な理由
クリストファー・ノーラン監督の最新作として話題のダンケルクは、IMAXで視聴することが推奨されています。
ダンケルクは大きめのフィルムで撮影されており、通常のスクリーンでは画面の上下が切られてしまいますが、IMAXならオリジナルに近いサイズで視聴可能だからです。
ノーラン監督はフィルムでの撮影や、極力CGを使わずリアリティを追求することでも有名ですが、その渾身の映像を切り取られた状態で鑑賞するのはなんとも残念。
ちなみに日本でダンケルクを最高の環境で見られるのは109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXで、スクリーンサイズが縦18メートル(ビル6階分に相当)、横26メートル!
これは本当に大阪の人がうらやましい!機会があれば、ダンケルク上映期間中に大阪まで見に行きたいな〜
IMAXの音響は体にビシビシと響く音もすごかった!
映画館で作品を楽しむべき理由は大きく次の3つだと思っています。
- 没入感
- 映像の迫力
- 音の臨場感
最近では映画見放題サービスが月額1,000円以下で楽しめます。
スマホやタブレットがあれば、どこでも見られるのはよいのだけど、モバイル端末で見るときは通しではなく、少しずつ見ることも多くないですか?
でも映画は入り込まないと面白さが損なわれることも少なくないし、ずっとその世界に入り込んだ状態で最初から最後まで見た方が楽しめると思ってます。
また映画館は画面の大きさも魅力です。家庭用テレビも驚くほど安くなっているので、50インチぐらいなら10万円前後でも手に入ります。
50インチって、家電量販店ではそれほど大きくないと思っていても、家に置いたら巨大ですよ。
巨大スクリーンを遠くから見るのと、50インチテレビを近くで見るのを比べたら、実際に目に見えるサイズとしてはいい勝負かもしれませんが、やはり映画館の巨大スクリーンの迫力にはかないません。
そして映画において極めて重要な役割を果すのが音です。映画って、映像とともに音も緻密に作られているんですよね。
音響設備は映画館によって差がありますが、IMAXは基準を設けて整えているので音が本当によいです。売りの1つとして動画でも説明されていますね。
https://www.youtube.com/watch?v=G5f8HC9_YtQ
でもIMAXだと少々お高くなるのと、その設備を持っている劇場が少ないこともあって、私も過去に見た映画はアバター3Dぐらいかも。
あまりにも古い話なのでIMAXの迫力をすっかり忘れていましたが、ダンケルクを見て目が覚めるような感覚でした。
特に音の臨場感がすごい。冒頭、戦闘機が飛んでいるシーンでは体にビシビシと音の波動が伝わってくるが感じられます。椅子になんか仕込んであるのかな?と思ったぐらい(笑)
太鼓の音とか生で聞くと音がズンズンと体に響くじゃないですか。あんな感じ。当然、映画への没入感も増します。
東京と名古屋は期間限定でフィルム上映も
現在ほとんどの映画館はデジタル上映になっています。
フィルムは映画館に映像技師が必要であったり、フィルムそのものが劣化したりと大変なことも多かったわけですが、デジタルになればそのような苦労から開放されるし、映像編集やCG合成もやりやすいです。
しかし現時点でフィルムが記録できる情報量は、デジタルよりも圧倒的に多いため、より豊かな映像が撮影できます。ノーラン監督がフィルムにこだわる理由はこの部分です。
上映設備はほとんどがデジタルに置き換わっていることもあり、フィルムで撮影しても最終的にはデジタルに変換されるわけですが、ダンケルクは、東京と名古屋で期間限定で35mmフィルム上映が行われます。
東京では丸の内ピカデリーで9月9日〜18日、名古屋ではミッドランドスクエアシネマで9月23日から上映される(終了日は不明)とのことです。
東京&名古屋で「ダンケルク」35ミリフィルム上映決定!新たなメイキング映像も公開(映画.com)
IMAXではダンケルクの迫力の映像を体験してきましたが、フィルムではどのような映像になっているのかも比較したいと思ってます。
映画館でフィルム映画を見られる機会は減っていますが、岐阜県では古い映画をフィルム上映している貴重な劇場もあるので、興味のある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。