国産レーザーカッターSmart Laser CO2が安価・高性能で魅力的

smartlaserco2

私のダンボールアート制作には欠かせないレーザーカッター(レーザー加工機)。

現在はものづくり施設で借りていますが「Smart Laser CO2」という高性能で安価な国産レーザーカッターが販売されており、興味津々です。

高性能レーザーカッターは高い

いつも借りているレーザーカッターは非常に高性能なものです。過去に何度かブログでも書いています。

レーザーカッターすごい!ダンボールやアクリル板までデータを作れば簡単に切れる!
レーザーカッター「trotec Speedy100R」の使い方 ハードウェア編
レーザーカッター「trotec Speedy100R」の使い方 ソフトウェア編

高性能なレーザーカッターは動作が速く、扱える素材が多く、加工範囲も広いなどといった特徴があります。

以前、東京のものづくりスペースFabCafeを訪問した際、2台のレーザーカッターが設置されていました。

オサレなモノづくりスペース、渋谷のFabCafe(ファブカフェ)に行ってきた

FabCafeでは、いつもエランズクラフトさんで借りているtrotec speedy100Rと他社製のレーザーカッターが使われていましたが、trotecの動作速度はもう一方の機種のおよそ2倍とのことでした。

単純に考えてtrotecなら1時間で終わることが、もう一方の機種では2時間かかるということで、この差は非常に大きいですね。

trotec speedy100Rでは出力調整(レーザーの強さの調整)はパソコン上で非常に細かく設定できます。

安価な機種の中には出力調整はダイヤル式になっているものもあり、微調整が困難。

私はあまり関係ありませんが、高性能なレーザーカッターの場合はオプション機器を使って曲面にレーザー加工ができたりします。

写真はtrotecのレーザーカッターにロータリーオプションを取り付けて、麺棒のようなものに彫り込んでいる様子です。
laser_rotary

このような高性能なレーザーカッターは実売価格で100万円台後半とかするので、すぐに手が出るものではありません。

かといって安い製品(といっても加工範囲が広いものは数十万円する)に手を出してしまうと、性能が中途半端になってしまいます。

当たり前のことですが、やはりよいものは値段がお高い。しかしSmart Laser CO2は高性能なのに安価というわがままな願いを叶えてくれそうです。

Smart Laser CO2のここが素晴らしい

Smart Laser CO2は山梨県が本社の株式会社smartDIYs(スマートディーアイワイズ)の製品。

国産で加工範囲も広く、動作も速いのに248,800円(税別)という驚きの低価格!

2016年1月には価格改定により5万円ほど値上がりしましたが、まだ十分に安いです。

世界最大の組立式CO2レーザー加工機(カッター) Smart Laser CO2

Smart Laser CO2は、世界最大の組み立て式CO2レーザー加工機(カッター)です。ハイパワー40WのCO2レーザー管を採用し、60cm×44cmの大きな加工エリアを持つレーザー加工機を、20万円台の価格で実現しました。

同水準のレーザーカッターの中ではとても安価

すでに触れたとおり、高度な設定ができて動作も速いレーザーカッターは100万円台後半ぐらいの価格です。

本体だけでその程度なので、排煙装置などオプションを加えると200万円以上になりそう。

Smart Laser CO2は全てのオプションを合わせても合計で税込34万円弱です。

高級機並みの加工範囲の広さと加工速度

いつも使っている高性能レーザーカッターの加工範囲は、610×305mmですが、Smart Laser CO2の加工範囲は、600×440mmと非常に広いです。

レーザーカッターを借りている工房の人が実機の動作を見てきており、聞いたところによると速度は高性能な加工機と同等とのことでした。

出力も私のようにダンボールを切るぐらいの用途であれば、十分だそうです。

ソフトウェアがMacOSにも対応している

レーザーカッターや3DプリンタはWindowsしか対応していないものが多い印象なんですが、Smart Laser CO2はMacOSにも対応しています。

Macユーザーとしては結構重要な点ですw

国産で利用者同士の情報交換の場もある

Maestroという3Dプリンタを持っていますが、サポートを日本の会社が行っています。

「2ランク上の3Dプリンタ」MAESTRO(マエストロ)を購入しました!

3Dプリンタを組み立てたときや、その後うまくプリントできないときなど、非常に丁寧に対応してくれています。

レーザーカッターにせよ、3Dプリンタにせよ、組み立て時、利用時にうまくいかないということは出てきます。

そんなときに日本の会社がサポートしてくれるのは、非常に心強いです。

海外製の場合は、英語でやり取りして、部品の取り寄せに2週間かかるということもありえますが、国産であれば対応も速やか。

Facebook内にユーザーグループも用意されているので、ユーザー同士の情報交換もできてよさそうです。

卓上タイプのFABOOL Laser Miniも侮れない性能

smartDIYsは、59,800円(税別)というお手頃価格な卓上タイプのレーザーカッター「FABOOL Laser Mini」も扱っています。

2016年6月14日までクラウドファンディングを実施されていますが、すでに目標を大幅に超えています。

モノづくりが、変わる。5万円台のレーザー加工機 FABOOL – READYFOR (レディーフォー)

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FABOOL Laser Miniは標準の加工範囲は300×230mmと、Smart Laser CO2よりも狭くなっています。

しかし、なんと拡張フレームを取り付けると1000x1000mmまで加工可能に!

ウェブサイトの写真を見るとジーンズが収まってるじゃないですかw
fabool_lasermini

さらにクラウドファンディングではさらなる拡張フレームを用意しており、そちらでは1500x1500mmまでの加工が可能になっています。

さすがに1500mmのものは本体と合わせた価格が129,800円になっていますが、加工範囲の広さを考えれば低価格。

1000mmの拡張オプション(本体なし)は25,800円とコストパフォーマンスが高くなっています。

気になるのは加工速度ですが、これはレーザーの出力により変わります。

FABOOL Laser Miniは標準で1.6W、オプションで3Wのものが用意されていますが、後者は加工速度が2倍になったとのことです。

出力が強ければ、より分厚いものが切れるなど加工できる素材の幅も広がります。

ちなみにSmart Laser CO2の出力は40Wなので、単純計算すると1.6Wに比べて25倍。

速度は単純に25倍ではないでしょうが、かなり大きな差がありそうです。

いつもはレーザーカッターの加工範囲に合わせてダンボールアートの部品を分割しており、何度もダンボールを差し替えて加工しています。

レーザーカッターの動作が速くても、ダンボールの差し替え、データの設定などのために数分はかかります。

1500x1500mmという広大な加工範囲なら、多くの部品を一度に切ってしまえるので差し替えの時間を節約できるし、これまでのレーザーカッターでは無理だった大きな部品も切り出せます。

加工速度の遅さを差し引いても、非常に魅力的です。

ダンボールだけしか切らず、より大きなものを切りたいのならFABOOL Laser Mini+拡張フレーム、様々な素材を扱ったり、より速く加工したいならSmart Laser CO2ってところでしょうか。

1500x1500mmでも十分だと思いますが、開発元に相談したらもっと大きなものも作ってもらえるかも。

ちょっと真剣に助成金のこととか調べようかしらw

smartlaserco2

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ABOUTこの記事をかいた人

ダンボールアーティスト/ブロガー。会社員だった2014年にテレビ局、ディズニーからダンボールアート制作の依頼を受ける。2015年からは独立し、ダンボールアート制作、ライティング、プロダクトデザインなど多方面で活動中。詳しくは、プロフィール・実績をご覧くださいまし。