独立5年目の2019年を振り返る

きゃりーぱみゅぱみゅ きみがいいねくれたら

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2019年末で独立してから丸5年。今年は様々な意味で節目であることを感じました。過去5年を振り返り、来年以降について考えます。

目標に対する達成度の確認

2019年の目標として掲げていたことは次のとおり。

  • 独自製品の改善、宣伝・販売による収益の安定化
  • ダンボールアートの新作
  • CG案件を増やす
  • 時間の使い方改善とCG・写真の腕磨き

昨年、ようやく形にした独自製品スバコですが、宣伝活動はほとんど行ってきませんでした。子どもが対象の製品ですが、自分自身に子どもがおらず、どのように訴求していくべきか考えにくかったというのが1つの理由。

製品を作るためには試作を繰り返して可能な限り弱点を潰し、それが難しければときには白紙に戻すことも必要です。しかし正直そこまでのことはできておらず、製品を完成させようと焦ったことは否めません。

個人作品はアイアンマン マーク85ぐらい。くだらないネタに使って、ちょっとだけバズったりはしました(笑)

一方、CG案件を増やすという目標に関しては大きな進展があり、継続的な仕事につながっています。このことはnoteに書きました。

小さな仕事、大きな一歩 | note

また毎日継続的にCGの学習に励んでいます。カメラは手を付けられていないので、CG同様に学ばねばです。

独立後の5年間で何をして、どのような変化があったのか

独立した2015年は事業用に使うと決めていた資金もあったことから、個人作品を制作したり、デザインコンペに挑戦したりしました。作品はその後の案件にもつながっています。

2016年はそれほど目立つ実績はありませんでしたが、Ogaki Mini Maker Faire 2016でご一緒したデイリーポータルZ編集長の林さんとは、その後も交流があり、翌年取材していただき、CGセミナーにも参加していただきました。

2017年はアジャイルメディア・ネットワークのレビューズというサービスで公認ブロガーとなり、その後は同社のスタンプワークスというサービスでも公認のAuthorになっています。

この年に初めて開催した親子向けダンボールアートワークショップの経験は、今年の夏に開催したnote親子向けワークショップで活かせました。

昨年、2018年は独自製品のスバコが形になり、ANA WonderFLYクリエイティブアワードで受賞して、クラウドファンディングでも目標を達成。ついに独自製品を世に出すことができました。そして今年の実績は次のとおり。

巨大なクワガタのダンボールアートやきゃりーぱみゅぱみゅさんの衣装、親子向けワークショップなど、ダンボールアートの華やかな仕事が多くありました。大変でも楽しいので、結果的に苦労したとは思っていないです。

こうして振り返ってみると、何かやったことが次につながるということを繰り返していることがわかります。ご紹介いただいて手掛けた案件は少なくありません。会社員時代も独立後も、多くの人に支えられて今があるなとしみじみ。

noteに関しても、会社員だった2014年に知り合った川添さんから勧められて今年から始めましたが、編集部から何度か記事を取り上げていただき、ワークショップのお仕事をいただいたり、CG未経験者向けセミナーの会場を提供していただいたりと、素晴らしいご縁ができました。

2020年は選択と集中をさらに進める

CG案件が増えた結果、自分の気持ちがそちらに強く傾きました。その心情はnoteに書いていますが、自身の仕事の中心にCGを持ってくるのは無理だと決めつけていたのに、そんなことはないと思えたのです。

人生の100%をクリエイティブに捧げる覚悟 | note

私のダンボールアートはCGソフトを使って設計していて、CGソフトを使った表現の1つといえます。ダンボールアートは私の個性として重要な役割を担ってくれていますが、より直接的にCGで表現や仕事ができるのなら、私にはとても魅力的。それが自分の気持ちと正直に向き合った結果です。

CGを中心に置く。そこには長年主催しているC3DというCG勉強会も含みます。C3Dの今後については、別途書きました。多くの人が集ってくれるC3Dという場所を今後さらに盛り上げていきます。

「今年のCG・映像の振り返り」をテーマに2019年最後のCG勉強会を開催 | C3D

私の核の部分にありつづけたCGを、仕事上も中心に持ってくる。そのうえでダンボールアートにも活かす。そうすることで、来年以降は仕事が大きく変わっていくと思います。

10年後にこの記事を読み返して、このときを境に仕事が大きく好転していったと思えるように精進あるのみです。今後ともよろしくお願い申し上げます。