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「5アンペア生活をやってみた」を参考に無駄を見直したら電気代が減った
「5アンペア生活をやってみた」という本がきっかけで不要な冷蔵庫やテレビを処分するなど様々な無駄を見直した結果、年間の電気代が万単位で減りました。
実際に何をやって、月々の電気代がどれぐらい減ったかを詳しくお伝えします。
2014年の年末に朝日新聞の記者で「5アンペア生活をやってみた」の著者でもある、斎藤さんにお会いしました。
その書籍を読んで無駄の多さがわかり、様々な点を見直したことをブログにも書きました。
「本気で5アンペア生活をやってみた」を読んで色んな無駄を見直してみた
ブログ記事を書いたときは見直しを行ったばかりで、実際にどの程度の効果があったかはまだわかりませんでした。
それから1年以上が経過したので検証したところ、電気代が大幅に減少していることがわかりました。
冷蔵庫を2台から1台にした翌月から電気代が激減
次のグラフは2014年7月から2016年6月までの、我が家の電気代推移です。
2015年8月以外は前年比の電気代が下がり続けています。
2014年12月から2015年1月ぐらいにかけて、次のような見直しを行いました。
- 2台あった冷蔵庫を1台にした
- DVDプレイヤー、VHSビデオデッキ、液晶テレビを処分
- 掃除機を「強」ではなく「弱」で使うようにした
斎藤さんの著書に「冷蔵庫がもっとも電気を消費する」「掃除機は強から弱にするとかなり電力消費が減る」と書かれていたため、このような見直しを行いました。
冷蔵庫は過去の経緯によって2台になっていました。
2台だと便利ではありましたが、なくても問題はなかったので1台は友達に引き取ってもらいました。
DVDプレイヤー、VHSビデオデッキ、液晶テレビは、いずれもほとんど使っていないのにコンセントにつなげたままだったので、こちらも身内にあげたり、リサイクルショップに持ち込んだりして処分。
掃除機は弱にしてもゆっくりと動かせば十分に吸引してくれるとわかりました。
冷蔵庫が2台だった2014年後半と、1台に減らした2015年の同月の電気代を比べると次のように激減しています。
- 7月 -1,559円
- 8月 +572円
- 9月 -3,011円
- 10月 -2,201円
- 11月 -3,586円
- 12月 -4,075円
半年で-13,860円(月あたり約-2,310円)の電気代節約になっており、年間-27,720円の節約と試算できます。
8月のみ電気代が前年よりも高いのは、エアコンの使用時間が長かったためです。
エアコンはつけっぱなしの方が電気代が安くなると聞いて実行しましたが、気になってちょいちょい電源を切っていたため、かえって電気代が高くなったようです。
ちなみに今年も懲りずにエアコンつけっぱなしで電気代がどれだけ減るかを試しており、7月1日からエアコンのスイッチはずっとついています。怖い(笑)
追記:エアコン一ヶ月ほぼつけっぱなしで電気代激減しました!(^o^)
エアコンつけっぱなしで電気代が6千円下がったので極意を伝授するぞ!
2015年の電気代が激減したのは冷蔵庫を減らしたことによる効果が大きいと思われますが、逆に電気代が増える要因もありました。
2014年末で会社を退職して、自宅で仕事をするようになったのです。
にもかかわらず大幅に電気代が減っています。それぐらい大きな節約効果があったといえそうです。
私が会社勤めを続けていれば、もっと電気代を減らせたかもしれませんね(笑)
冷蔵庫があっても、ちょっとした工夫で電気代は減らせる
多くの人から「冷蔵庫なんて元々1台しかないわ!」「冷蔵庫なしでは生活できないわ!」というツッコミがありそうです。しかし冷蔵庫を1台にした2015年と翌2016年を比較しても、電気代は減っています。
- 1月 -3,645円
- 2月 -1,555円
- 3月 -85円
- 4月 -380円
- 5月 -1,411円
- 6月 -962円
半年で-8,038円、平均で月あたりの電気代は約-1,340円となっており、年間-16,080円の節約と試算できます。
電気代の請求は前月分が反映されます。検針日は毎月15日頃です。
2015年の1月(の途中から)、2月は冷蔵庫は1台ですが、1月分は12月15日、2月分は1月15日までの電気代が請求されるため、少し高めになっているものと考えられます。
正直なところ3月以降は誤差の範囲とも感じられますが、前年比で電気代が全てマイナスになっていることから、掃除機を弱で使うなど細かな節約習慣が身に付いた成果と考えてもよさそうです。
冷蔵庫が1台しかない一般家庭で毎月2,000円以上もの電気代の節約は困難かもしれませんが、ちょっとした見直しで毎月1,000円程度なら減らせそうです。
習慣の面では他にも次のような改善をしました。
- フローリングの掃除にほうき、ちりとりを活用するようにした
- つけっぱなしの電気をこまめに消すようにした
- 食洗機の利用回数を減らした
- 初夏はできるだけエアコンの代わりに扇風機を使う
- 初冬はできるだけファンヒーターの代わりに厚着をする
ほうきや雑巾を使って掃除をすると、掃除機にはなかった利点がわかります。
掃除機では届かないところでも、ほうきなら届くことが多いし、フローリングは雑巾で拭くと皮脂汚れのようなものまで取れてとても気持ちいいです。
ただ掃除のたびに雑巾がけを行うのは大変なので、普段ちょっとした綿埃や髪の毛などを見つけたらほうきで掃除して、週に一度は掃除機をかけ、気が向いたときに雑巾がけをしています。
今回は電気代に焦点を絞って書いていますが、節約ということで考えれば他にも利点があります。
例えばほうきを使い始めてからはフローリングワイパーをほとんど使わなくなったので、使い捨ての布部分を購入することがほぼなくなりました。(たまに布の代わりにティッシュを使ってますw)
エアコンやファンヒーターに関しては体調を崩しては本末転倒なので、無理しない程度に節約しています。
冬場はユニクロの「暖パン」がオススメです。薄手でブカブカのパンツですが、履きやすいしとても暖かいですよ。
油断してお腹が出ちゃうかもしれませんが(笑)
ストレスにならない方法で電気代を減らすのが長続きのコツ
家電製品や何も使わないなど、いきなり極端なことを始めてしまうと負担が大きすぎるし、長続きしません。
でも2台の冷蔵庫を1台にする、掃除機は弱で使う、冷暖房は衣服を調整してできるだけ節約するという程度なら、それほどストレスを感じずに実行できそうじゃないですか?それだけで電気代は下げられます。
ちなみに私はまだまだ電気代が節約できそうです。
電気料金の基本契約が50アンペアになっていて、これを40アンペアに変更すると年間の電気代が約-3,370円になるのです。
基本料金なので一度変更すれば、月額費用は確実に下がります。
このことは以前もブログに書きましたが、もしも40アンペアにして足りなかったらどうしようと考えて足踏みしてしまい、そのままになっていました。
今回ブログ記事を書くために電気代を確認し、確実に減っていることがわかったので40アンペアにしても問題なさそうです。
追記:その後、40Aに変更しましたが全く問題ありません。スマートメーターという副産物?もありましたw
一足先に未来きた!スマートメーターが電気代節約に超役立つ!
まあもし足りなければ、そのときは戻すだけです。
最近は電力も自由化したので選び方次第でさらに得するかもですが、このあたりはまだわからないので後日調べてみようかな。
皆さんもちょっとした見直しで、無理なく電気代を減らしましょう!