記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
しばらく3Dプリンタのことを書いていませんでしたが、その後も微調整を繰り返していました。
今回はMAESTROの最高精度である「積層ピッチ0.05mm」でテストプリントしてみましたが「2ランク上」の実力を感じさせる素晴らしい結果でした。
これまでのお話は以下のリンクでご覧いただけます。
3Dプリンタで2つ目のモデルデータがプリントできずハマってしまった
3DプリンタMAESTROのテスト開始!大きな造形物が高い精度でプリントできた!
「2ランク上の3Dプリンタ」MAESTRO(マエストロ)を購入しました!
サポート材なしでツルツルのモアイがプリントできた
積層型の3Dプリンタは、設定で「積層ピッチ」というものを変えられます。
積層ピッチとは、3Dプリンタの材料であるフィラメントを積み重ねるときの厚みです。細かくするほど精度は高くなりますが、プリントに時間がかかります。
また、どこまで細かくできるかは3Dプリンタによって変わります。「積層ピッチ0.05mm」とは、1mmの1/20です。
同一価格帯(20〜30万円程度)の3Dプリンタであっても最高精度0.1mm(1mmの1/10)というものもあり、MAESTROの実力の高さが伺えます。
一度その実力を体感したいと思い、積層ピッチ0.05mmでサンプルのモアイをプリントしました。
こんな感じで少しずつフィラメントが積み重なっていきます。
ようやくモアイの底面が形になってきました。ほとんどプリントできていないように見えますが…
すでに40分経過しています。
まだ、顎も見えませんが…
すでに2時間が経過。
徐々に形になっていくモアイ。
3Dプリンタに詳しい人なら気付くかもしれませんが、サポート材が一切ありません。
モアイ完成!温泉に浸かっているようですw 高さ約7cmで、5時間半ほどかかりました。
精度の高さはご覧のとおり。ツルッツルです。
頭の部分が何か変な感じになっていますが、まあ、この程度はしょうがないかな。ヤスリで処理すれば問題なさそう。
もう少しアップにしても、ツルツルさがわかると思います。
精度を高くすれば時間はかかりますが、サポート材なしでここまで綺麗に出せるのなら満足です。この調子でドンドンいってみよっと。