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SIMフリーiPhone購入予定のいわい(@iwai)です!そろそろ、予約しようかな〜
iPhone6はSIMフリー版を選ぶ人が増えそうですが、これまで通りキャリアで契約という人も多そうです。
しかし、いずれ3大キャリアもSIMフリー版にせざるを得ない状況になるでしょう。
自由度も価値も高いSIMフリー版iPhone
「SIMフリー版+電話番号付きSIMカード」と「Softbankでの機種変更(ホワイトプラン)」を2年契約という前提で比較すると、SIMフリーの方が3万円以上、安価になることが先日の試算結果でわかりました。
SoftbankでiPhone5利用中だけど、たぶん、SIMフリーiPhone6にする理由
キャリアの場合、いわゆる「2年縛り」の契約期間内に途中解約をすると違約金を払わなければいけません。
SIMカードには、種類によって6〜12ヶ月程度のの最低契約期間はありますが、キャリアのように2年も縛られません。
最近はアプリを使って通話もチャットもできるため、特に若年層はデータ通信が中心の場合が多そうですが、3大キャリアは定額で通話し放題になるプランを義務化していく方針です。利用者はこれを拒否できません。
SIMカードには、このように不要なものを強制的に使わせるようなプランはなく、必要なデータ通信量ごとに契約プランが用意されていて、誰もが非常にわかりやすい契約方式になっています。
さらにSIMフリー版のiPhoneは、中古市場での価値もキャリアロックのかかったiPhoneよりも高く評価されます。特定のキャリアでしか使えないものより、国内でも海外でも自由に使える方が価値が高いのは当然です。
SIMフリー端末を破損や紛失など、万が一のときに備えて予備としてそのまま持っておいても良いでしょう。
3大キャリアもSIMフリーにせざるを得ない理由
今はまだ、SIMフリー端末の利用というのが一般的では無く、良くわかっていない人も多いため、キャリアでの契約が圧倒的に多いわけですが、キャリア契約よりも、SIMフリー端末とデータ通信SIMの契約の方が利点が多いことを知れば、SIMフリーを選ぶ人は増えるでしょう。
3大キャリアは、MVNOでデータ通信サービス(SIMフリー端末で使えるSIMカードのサービス)を提供する事業者に、どんどん契約を持って行かれてしまうことが予想されます。
もはや、3大キャリアは、キャリア同士で顧客を取り合っている状況では無くなったということです。
利用者がSIMフリー端末を求めるようになっていけば、キャリアにとってSIMロック端末を提供することは不利にこそなれ、利点は失われていきます。
そうなれば、キャリアは、SIMフリーiPhoneを提供する前提で、ユーザーをつなぎとめる施策を打たなければいけなくなります。
iPhoneに関しては、最初に導入したSoftbankが圧倒的優位になり、ついで、au、docomoも導入しなくては競争にならない状況になりました。これによって利用者は、どのキャリアでもiPhoneが使えるという自由さが生まれました。
今後は、SIMフリーiPhoneが一般化し、一台のiPhoneが、どのキャリアでも使えて、さらに明快な料金体系になっていくのでは無いでしょうか。数年後が楽しみです。