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これまで公私を合わせて、数百名の方と名刺交換してきましたが、ときおり、すごくセンスの良いカッコイイ名刺をお持ちの方がいます。
そのような名刺は、ほとんどがプロのデザイナーによって手がけられています。しかし、素人でも、プロ並の名刺を作ることは不可能ではありません。
ということで、プロのデザイナーでは無い、いわい自身が名刺デザインに挑戦してみます!
Table of Contents
プロのデザインとはどういうものか
デザインのプロと言われる方達は、プロではない多くの人達が一目見てプロとわかるようなデザインを生みだします。
「プロ」の基準は正直難しいです。デザインを生業にしているなら「プロ」とも言えますが、職業デザイナーであっても、全員が必ず優れたセンスを持っているとは限りません。また、デザインには好みもあるので、さらに基準が難しくなります。
とはいえ、デザインの基礎を学び、ある程度の経験を持っている人であれば、「デザインの基礎文法」を心得ています。プロは、このような基礎文法を理解しているからこそ、一定の品質を保てるわけです。
例えば、やたらと書体の種類を使いすぎないとか、強調すべきところは太字や大きな文字にするとか、デザインには、そのような基本ルールがあります。
このようなルールは、素人でもある程度は学ぶことができます。
デザインの基礎的な知識を身に付ける
デザインを学ぶための書籍は多くありますが、いわいのオススメは、ずばり素人がプロのデザインを学ぶための書籍、「ノンデザイナーズ・デザインブック」です。デザインの基礎文法がこちらの書籍で学べます。
もちろん、これ一冊でプロになれるほど、デザインの世界は甘くないわけですが、少なくとも名刺作成に役立つ程度の基本ルールは学べます。
好きなデザインの名刺を見つけて参考にする
これまでに交換した名刺の中で、お気に入りのデザインのものを見つけてください。名刺は、見た目のデザインだけでなく、紙に印刷するものなので、紙の種類や加工方法(凹み加工(エンボス)や箔押しなど)にこだわったものもあるため、本物の名刺は非常に参考になります。
手持ちの名刺でお気に入りのものが無いようなら、インターネットで探してみましょう。
ご紹介した書籍などでデザインの基礎を学んだ後であれば、そのデザインがなぜ優れていると思うのかを、感覚だけではなく、論理的にも分析できるはずです。
自分が気に入ったのは、色、書体、字の大きさなど、そのデザインの何が良いと思ったのかを考え、デザインするときに、その要素を取り入れましょう。
ネット印刷を利用してみよう
プロ品質を目指すなら、やはり印刷は自宅のインクジェットプリンタでは無く、プロにお願いしたいところです。インクジェットプリンタの性能はかなり高くなっていますが、印刷会社の印刷品質は高く、様々な種類の紙が選べたり、特殊加工もできます。この品質や自由度の高さは、印刷会社ならではのものです。
一昔前であれば、デザイン会社にでも勤めていなければ、印刷会社に直接、名刺の印刷を発注する機会などはそうは無かったでしょう。しかし、ネット全盛の現在、印刷もネットで依頼できる時代です。
誰もが、プロの印刷会社にネット経由で印刷を依頼できます。しかも、安価です。印刷物には、定型の書式があり、それに合わせてデータを作る必要があります。
これが素人には敷居の高いところでもありますが、最近は印刷会社のサービスも非常に行き届いており、あらかじめテンプレートとなるデータを用意してくれている会社も多いので、その枠に合わせてデザインを行えば大丈夫です。
ちなみに、いわいのオススメは、「印刷通販のグラフィック」です。名刺印刷用のテンプレートも用意されています。
今回、紙の見本を取り寄せたところ、金曜の晩にお願いして、日曜日には届きました。過去にも印刷をお願いしたことがありますが、迅速・丁寧・安価で、好印象を持っています。
ネット印刷で最大の難関は”AI”入稿
ネット印刷を行う上での最大の難関が”AI”入稿です。”AI”とは、Adobe社のIllustrator(イラストレータ)というソフトのファイル形式(拡張子)です。
印刷業界では、印刷物のデータのほとんどが、Illustratorなど、Adobe社のソフトを使って作られています。そのため、印刷用データを作るときには、これが必要になってしまいます。
Illustratorだけ使いたい場合、月あたり2,200円というプランがありますが、最低契約期間は12か月なので、実際には26,400円払わなくてはいけません(追記:最低契約期間が一ヶ月の月払いプランもあり、その場合は、月あたり3,200円となるようです。)。月単位でAdobeの全ソフトが使えるプランもありますが、こちらは月額8,000円とお高いです。
知り合いにIllustratorを持っている人がいるなら、少しだけ使わせてもらって、データを作ってしまいたいところです。
ノンデザイナーがプロ並みの名刺を作るための方法のまとめ
デザインのプロでない人がプロ並みの名刺を作るための方法について、改めてまとめてみました。
- 書籍などからデザインの基礎文法を学ぶ
- 実際の名刺などから好みのデザインを選ぶ(できれば、本物の名刺を見て素材にもこだわる)
- 気に入った名刺の何が良いのかを分析し、自身のデザインに取り入れる
- インクジェットプリンタではなく、ネット印刷を利用する
というわけで、後日、いわいが作ったものを本ブログで公開します!
追記:続きはこちらからどうぞ!
ノンデザイナーの名刺作成!!オリジナルデザインを考えるために参考になる名刺デザインを見ていくよ!!