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以前 Indiegogo で出資して TrackR(トラッカー)というスマホ連携の小型発信機を入手しました。TrackR はアメリカ製ですが、現在では複数の国内メーカーが同種の製品を販売しているのでご紹介します。
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小型発信機(紛失防止タグ)の機能や特徴
小型発信機は探しものを見つけるためのもので、財布やかばんなど、なくしては困るものに付けて使います。
手の中に収まる小さなサイズで、スマートフォンと連携するところがいまどきの小型発信機の特徴です。
私が入手した TrackR も 100 円玉ぐらいの大きさでスマホアプリと連携して利用可能。
100円サイズの発信器!TrackRがついに来たのでレビューするよ!
発信機には GPS が仕込まれており、スマホアプリの地図上にその場所が表示可能で、なくしたときには地図を見て探します。
TrackR はその分野の先駆的な製品でしたが、私がクラウドファンディングで入手したものは完成度が低く、実用的ではありませんでした(最新の製品は改善されているかもしれません)。
その後、複数の国内メーカーが同種の製品を開発し、販売しています。
Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)
Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)を開発・販売している Qrio はスマートフォン経由でドアを開閉できるスマートロックというカテゴリーの製品も提供しています。
玄関ドアの鍵として指紋認証やスマートロックを導入する利点と課題
Qrio はこういうのあったら便利だよね、という IoT 製品を手がけることが得意なようです。目のつけどころがよいですね。
スマートフォンアプリで場所を特定できるだけでなく、Qrio Smart Tag のボタンを押すことでスマートフォンから音を鳴らすことができるので、スマートフォンが近くにあれば Qrio Smart Tag を使ってスマホを探すこともできます。
プロモーションビデオもセンスがよく、わかりやすいです。
https://www.youtube.com/watch?v=VuhBiZMwa04
製品は Amazon で購入可能。本記事を書いている時点でカラーは全 5 色、Amazon 価格は 3,600 円程度です。
MAMORIO(マモリオ)
MAMORIO(マモリオ)は、MAMORIO 株式会社が手がける製品。Qrio Smart Tag のようなボタンはありません。
自身が所有する MAMORIO と別の MAMORIO ユーザーがすれ違うと、クラウドを経由してその情報が通知される機能が搭載されています。
企業連携を積極的に行っており、普及にかなり力を入れている印象がありますね。MAMORIO のビデオもよくできています。
MAMORIO の カラーも全 5 色、Amazon 価格は 3,800 円程度です。
Qrio Smart Tag と MAMORIO どちらもよさそう
Qrio と MAMORIO の製品は価格も近く、どちらもきちんと作られている感じがします。
製品にボタンを搭載することで MAMORIO にはない機能を実現している Qrio ですが、機械的な部品があるため故障リスクがあがり、電池の消耗にもつながりそうです。
MAMORIO はシンプルそのもので、見た目も本当にただのタグという感じ。
製品名も社名も MAMORIO で、法人への導入にも力が入っている印象で、複数の製品を手がける Qrio よりも、この製品だけにかけるという意気込みが感じられます。
いずれの製品も Amazon のレビューでは賛否が色々とありますが、製品に何をどこまで期待するかによって評価が大きく変わりそうです。
この種の製品は海外製のものも多くありますが、今回紹介した国産のいずれかの製品がサポートも受けやすそうで、信頼性が高いと感じられました。
いわいのあとがき
後日どちらか買うかもしれませんが、付ける対象が 1 つしかないならボタン付きの Qrio Smart Tag、複数の製品に付けたいなら MAMORIO かなって感じがします。
買うのなら、どちらにするか悩むな〜と思っていたら、知り合いが MAMORIO に参加していることを偶然知ったため、極めて個人的な理由で MAMORIO が一歩リード(笑)