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少し前の話になりますが、シナジックモビリティ向けに自動運転車のイメージをデザインしました。
シナジックモビリティとは
「シナジックモビリティ」について、公式ウェブサイトでは次のように説明されています。
「Synergic Mobility(シナジックモビリティ)」とは、自動運転を通じて様々なサービスを融合させることで、ヒト・モノ・サービスの移動と街のモニタリングを同時に行うシステムです。複数のサービスモジュールを搭載した自動運転車をプラットフォームにすることで、サービスの超高効率化とコストダウンを実現。高齢化により急激な労働力の低下が予想されるこれからの社会に対応する、超スマートなシステムの基盤を目指します。
少子高齢化によって人口減少が進む日本においては人手不足が深刻化していますが、シナジックモビリティが実現すれば、自動運転車というプラットフォームによって人手を補う仕組みが実現できます。
例えばタクシーのような人の移動、宅急便のような物の移動、そして移動図書館や宅配ピザやコンビニなどのサービスの提供や、街のインフラ点検ということまで自動運転車に担ってもらおうというものです。
シナジックモビリティの研究開発は、名古屋大学の河口先生が統括されていて、研究開発グループには東京大学やTierIV、Lisraが入っており、あいち自動運転推進コンソーシアムとも連携しています。
デザインした自動運転車と街
今回ご縁があってシナジックモビリティの自動運転車のイメージを3DCGでデザインするという機会をいただきました。
自動運転車はCGソフトでデザインしているのでフォトリアルに寄せることもできましたが、ご覧になった人達が本当にその車が作られると思わないように、あえてイラストっぽくして欲しいとのこと。
その点を踏まえてデザインした自動運転車がこちら。ひと目見てイメージとわかるように単純化しました。
自動運転車が活躍する街やアイコンなどもデザインしました。
ウェブ制作会社のデザイナーが最終調整を行っているため、シナジックモビリティのウェブサイトに掲載されている画像は色味などが異なりますが、元はこんな感じです。
近い将来、こんな感じで自動運転車が活躍する時代が来るのかと思うとワクワクが止まりません。
シナジックモビリティの今後
シナジックモビリティのウェブサイトに掲載されている情報によると、2019年にはサービスカー5台で実証実験を実施予定。
翌2020年には50台規模、2022年には500台規模と、拡大しながら本番導入へと進んでいくようです。2022年ということは、もう実質5年もありません。
日本は自動運転車の導入に国もかなり本腰と聞いたことがありますが、この取り組みのスピード感からもその本気度が伺えます。
近い将来というか、もうすぐ自動運転車が街中を走り始めると考えると、ちょっとワクワクが止まりません(^^