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年齢を重ねるほどに、つくづくやりたいことがあるのは幸せなことなんだなと感じます。
経済的に豊かでも、趣味もなく、まったく幸せそうでない人を見ると特にそう思うのです。
経済的には不自由がなくても、やりたいことが見つからず孤独な老人
身近なところに経済的に恵まれて、自由に時間が使えるというのに、あまり幸せそうでない老人がいます。
私はダンボールアート、CG、カメラ、ものづくりなど、やりたいことがいっぱいで、その人の立場であれば思う存分好きなことに時間を使いたいです。
ものづくりに活かすために本を読んだり、映画を見たり、旅行に出かけたり、きっと充実した日々になることでしょう。
いや、いまも結構好きなことやってるので楽しいですよ。経済的なことは置いといて(笑)
その老人にはこれといった趣味はなく、人付き合いも得意ではないため、社交の場にも行きません。
日々やることがなく、やりたいことがなく、趣味を作ろうという気持ちもなくという感じ。
「人生は何事をもなさぬにはあまりに長いが何事かをなすにはあまりに短い」とは、中島敦の小説「山月記」の主人公の言葉だそうです。
何かを極めようと思うと、数年、数十年とかかることもあり、またそこまで突き詰める人はどこまでいっても満足しないだろうから、時間はいくらあっても足りないでしょう。
畑仕事、ゲーム、漫画、プラモデル、なんでもいいので趣味があると人生は豊かになると思います。特に終末期においては。
いわいのあとがき
子どもの頃、よくテレビで岡本太郎さんを見かけました。芸術家ということはなんとなく知っていましたが、なにか変人のような扱いをされていた印象が残っています。
独立を真剣に考え始めたときに岡本さんの著書を読んで、大いに刺激を受けました。どんな気持ちでテレビに出ていたかについても触れられています。
他界されてもなお、多くの人に強く影響を与え続けるというのは、本当にすごいことですね。いまでもこの本をずっと傍らに置いています。