記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
iMac(Late2009)の HDD を SSD に変えたら、起動が高速化して満足度 200% でしたが、余命 1 年 3 ヶ月と知っていたら HDD のままにしておいたでしょう(涙)
Table of Contents
中古 Mac の故障リスクは考えていなかった
iMac(Late2009)の HDD を SSD に変更したことは間違いではありませんでした。
起動が本当に速くなったし、ソフトもすぐに開きます。これから購入するパソコンは SSD 以外の選択肢は考えられません。
iMac Late 2009のディスクをSSDに変更!まだ十分現役でいけるぞ!
現在の iMac(Late2015)も購入時に SSD に変更しています。新品なら迷わず SSD です。
ただ利用開始から何年も経過している古い Mac に手を加えるときは故障リスクを十分考えなくてはいけないと痛感しました。
iMac(Late2009)は発売後すぐに購入。SSD を取り付けた 2015 年 11 月時点で、ちょうど購入から 8 年目ぐらい。
それから約 1 年 3 ヶ月後の 2017 年 3 月末頃、iMac(Late2009)がお亡くなりになりました。
あと 5 〜 6 年ほど使えたなら、しょうがないと思えるんですが…でも利用開始から 9 年以上と考えると寿命かもしれません。
iMac(Late2009) 故障原因はグラフィックボード
iMac(Late2009) の故障原因はグラフィックボードのようでした。
最初は起動したり、しなかったりという状態になり、最終的にはセーフモード以外では起動せず、また電源を入れると次のような画面に。
色々と調べましたが原因究明にはいたらず、やむなく名古屋のショップに本体を持ち込んで診断を依頼。
ショップの診断では「グラフィックボードが故障した可能性が高い」とのことでした。
iMac Late 2009のディスクをSSDに変更!まだ十分現役でいけるぞ!
中古 Mac の修理はあきらめて Mac mini を購入
iMac(Late2009)は古い機種なのでグラフィックボードも部品取りされた中古しかありません。
中古のグラフィックボードも、すぐに壊れる可能性があることに加え、ショップに作業を依頼したら部品代と合わせて 4 〜 5 万円は必要。
このまま巨大な iMac が使えなくなってしまうのは、なんとももったいないので修理したいという気持ちはありましたが、ショップ店員には新品を勧められ、その後に相談した日本 Mac 界の重鎮、Mac お宝鑑定団のダンボさんも同意見でした。
そんなわけで iMac の修理はあきらめて Mac mini と外部ディスプレイを購入。痛すぎる出費…
文鎮化してしまった iMac(Late2009)からは、とりあえず SSD だけは取り出す予定です。
皆さんも中古 Mac に手を加えるときは故障リスクも考えましょう!
いわいのあとがき
グラフィックボードさえ交換すれば、まだ数年間は使えるかもしれない Mac がゴミになってしまうのは本当に切ないです。
もしも新品のグラフィックボードが入手可能なら 5 万円かけてでも修理するつもりでした。だってもったいないじゃないですか。
iMac のグラフィックボードを蘇らせる最後の選択肢として「グラフィックボードをオーブンで焼く」という荒業がなくはないです。
パソコンの基盤には細かな部品が「はんだ」という錫(すず)と鉛の合金によって取り付けられています。
経年劣化によってはんだが割れたりすると、電気がうまく通らなくなったりして不具合が出たりするのです。
はんだをうまく付け直せば、復活する可能性があるのですが、はんだ付けはうまくやらないと熱で部品を壊す恐れもあります。
基盤ごとオーブンでじっくり焼いて、はんだが全体的に馴染むと機能が復活することがあるんだとか。本当かな…
できれば、熟練したはんだ付け職人に修正をお願いしたいところです。
まあ駄目元なんで、自分ではんだごてを使って直してみてもよいのですが…とりあえず、おもしろそうなんで、はんだ付けの本を買おうか迷い中(笑)