終活は40代のうちに終わらせておきたい

奈良の大仏

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40 代で終活なんて早すぎると思いますか?私はそう思いません。

人生はいつ終わるかわからないので残った人に迷惑をかけたくないという思いもあり、自分でできるうちに色々とやっておきたいのです。

40 代で終活を終えたい理由

一応最初に書いておきますが、別に物事がうまくいかなくて自暴自棄になっているとかじゃありません(笑)

40 代での終活というのは、とても前向きなことだと考えています。確かに少し早いというのはあるかもしれませんが、人生はいつ何が起こるかわかりませんからね。

40 代は人生の折り返しで、登山なら下り坂を歩き始めている状態。一昔前ならもう人生が終わっていてもおかしくない年齢です。

無難に生きた人生はこれで終了。二度目はやりたいようにやってみようという気持ちもあって独立に踏み切りました。

もちろん、なんの計算や準備もなく、気持ちや勢いだけで退職したわけではありません。

brokenbat 10年勤めた会社を退職し、20年間のサラリーマン生活に終止符を打って起業します

で、なぜいま終活という話ですが、健康なうちにというのもあるし、本人にしかできないことだと思うからです。

怪我や病気で瀕死の人を目の前にして葬式や遺産相続の話とかってきついですよ。

また義父を亡くしたときにわかりましたが、葬式やお墓って腹立たしいぐらいにお金がかかります。

生前に本人が盛大な葬式を望み、そのお金を残しているならよいですが、特にそういう思いもないのに大金を使ってしまうというのはどうなんだろうと思うんですよね。

病床にいるときに葬式のことは切り出しにくいし、葬式を仕切った経験がなければ、葬儀屋に「一般的にはこのプランが選ばれることが多い」なんていわれても本当かどうかわからないし、ネットで調べている時間もありません。

それに誰かが亡くなると金融機関のお金は一時的にロックされて、すぐには引き出せなくなるので、生活資金がそこに入っている場合は本当に困ります。

だからこそ本人が自分の終わり方について早めに考えておくことが必要だと思うわけです。

宿題は早めに片付けておきたい

身近に認知症の人がいると、終活は早いに越したことはないなという気持ちはさらに高まります。

ここでは詳しく書きませんが、認知症というのは様々なものが複雑に絡み合うので症状は十人十色です。そうなってからでは自ら終活を行うことはできないでしょう。

またデジタルデータの扱いも難しいですよね。パソコンのどこにどのデータが入っているかや、オンライン契約のサービスなども本人にしかわかりません。

自筆の遺書でも然るべき形式で残しておかないと公式に認められないかもしれないしとか、考えるべきことはまだ色々あります。

事故や病気などを除けば、年齢的には親が先にこのような課題に直面するわけですが、自分ごととして調べておけば役立つことでしょう。

最近、俳優の坂上忍さんが 50 歳にして終活を終えた話をたまたまテレビで見ました。

会社から自身の名前を外したり、愛犬の引受先を決めたり、長年勤めているマネージャーの退職金を残したりということを行ったそうです。

Wikipedia によると坂上さんの誕生月は 6 月で、先頃 50 歳になったばかり。ということは 40 代から手続きを始めていたということですよね。

とても責任感の強い人なんだなと好感度があがりました。自分もそうありたいと思うので、いまから色々と調べていきます。

ブログにも書くんじゃないかと思いますが、いつ書くかわからないので、興味のある人は毎日みてくださいね(笑)

いわいのあとがき

終活について書いた記事で「あとがき」とかって遺言ぽいですね(笑)

積読本の中に 0 葬って本を見つけて読み始めたところですが 2014 年に購入していました。

なぜ葬式が現在のようにお金のかかるものになってしまったのかとか、戒名のこととかわかりやく書かれてます。色々と考えさせられますな。