倉庫を自力で解体して、鉄くずの撤去費用も無料にできた

処分したいと考えつつ、中身を空にしたまま放置していたスチール製の倉庫をようやく撤去。

撤去費用は最低で数万円はかかると考えていましたが、自力で解体して、業者に無料回収してもらえました。

最初は巨大な倉庫の自力解体は諦めていた

数年前から撤去しようと思いつつ、進まなかった倉庫の解体。

倉庫はスチール製で横 3 メートル、縦 2 メートルほどもあり、穴の空いた屋根を塞いだり、床を補強したりするためにトタンやら角材が使われています。

これを一人で解体するのは難しそうだし、仮にバラバラにできたとしても、大きな廃材は不燃ごみとしては出せません。
解体する倉庫

となれば業者にお願いして撤去してもらうしかないと考えたわけですが、ゴミを捨てるためだけにお金を払うのは、なんとも切ない。

そこで最初に思いついたのが、ホームセンターで新しい倉庫を購入し、古い倉庫を回収してもらうという方法でした。

新品の倉庫を購入すると、古い倉庫を引き取ってくれるサービスがある

ホームセンターの倉庫販売所で新しい倉庫を買えば、古い倉庫を引き取ると書かれていたことを思い出しました。

廃材の処理業者に処分だけお願いしても同じぐらいの費用がかかるのなら、新品の倉庫が手に入る分、ホームセンターの方がよいのかなと思い、倉庫販売のコーナーで聞いてみたところ…

自宅にあるような巨大な倉庫を無料で回収してもらうのは無理とわかりました(涙)

概算の見積もりでは、撤去費用として 3.7 万円以上はかかるとのこと。

新しく購入する倉庫は小さいものでもよいと言われましたが、撤去費用と合わせると 5 万円を超えてしまいそう。

それだけ費用がかかるなら、やっぱり廃材の処理業者にお願いして、撤去だけしてもらおうと考え直しました。

市役所にメールして廃材処理の業者を紹介してもらう

廃材の処理業者はネットでも探せるし、無料で回収するという業者もあります。

ただ怪しいところにお願いして、不法投棄でもされてしまってはいけないので、市役所にメールして業者を紹介してもらいました。

実際に対応してくれそうな業者に連絡したところ、状況確認のために来ていただけることに。

最初のやり取りではレッカーを使って倉庫を丸ごと回収でき、しかも無料で対応してくれるということでしたが、現場を見てもらった結果、電線が邪魔でそのままの形では回収してもらえないことが判明。

回収は無料で行えるが、解体は自身で対応してくださいと言われてしまいました。

金属には価値があるため、場合によっては買い取ってもらえる

業者の人に言われて思い出しましたが、金属はまとまった量なら売れるんですよね。

鉄やアルミなどは溶かして再資源化できるため、価値があるんです。

ただ今回の倉庫ぐらいの大きさでは、値をつけるほどの分量ではないらしく、それでも無料で回収することはできるとのことでした。

低めの金額でもいいから、値を付けてもらえるよう交渉することはできたかもしれません。

しかし、こちらとしてみれば引き取ってもらえるだけで十分にありがたい話なので、そんな話はしませんでした。

重い腰を上げて、自力で倉庫を解体

廃材の処理業者が倉庫を見に来たときに「作りは単純だから、これなら自分で解体できますよ」と言っていました。

確かに鉄の板が、ボルトで固定されているだけのように見えます。

撤去はしてもらえるんだし、なんとか自力で解体してみるかな〜と思いつつも中々その気にならず、一年ほど経った 2017 年 5 月になって、ようやく実行することになりました(笑)

解体する倉庫。引き戸はまともに開かず、錆もひどく、ボロボロの状態。
解体する倉庫

まずは屋根に乗っていたトタンと角材を地面に降ろしました。これが結構重い。
とたん屋根

ところどころ、トタンから釘が飛び出していて超危険!
とたんから出た釘

釘を踏んだら、余裕で足に刺さりそうだったので、トタンと角材を分解して、釘抜き。
途端と木材

作業後、粉状になった錆が地面にたまっていたので掃除。
粉状になった錆

倉庫の扉を取り外し。スチールなので一枚が重い。
扉を外した倉庫

床にあった木の板は、一枚を残して外へ。一枚だけ残したのは、底が抜けそうだったから。これがスチール製の扉よりも重い。
木の板

トタンと角材を剥がしたら、きれいに錆あがった屋根が出現。元々薄いのに加えて、錆びついてしまったことで強度が落ちており、踏んだら簡単に穴が空きそうでした。
錆びついた屋根

倉庫の側面は部分的に曲がっていて、下部からは外が見えています。
柱が曲がり、穴があいた倉庫

屋根も穴空きの状態。
穴があいた屋根

倉庫全体の状況確認をしつつ、錆びついた屋根の取り外し開始。当然、ボルトも錆びていて、幾つかはポッキリと折れました。
屋根の取り外し

屋根の端が、切りっぱなしのような状態になっていて、恐ろしい…
鋭利な屋根の端

細心の注意を払いつつ作業を進め、屋根の取り外しが完了。
屋根を外し終わった倉庫

次に側面の板を一枚ずつ外していきます。すべての板が 10 番のボルトで固定されていたため、小さめのスパナとラチェットのみで外せました。
扉と屋根を外した倉庫

黙々と作業を進めていたので途中の写真がありませんが、ようやく倉庫の解体が完了。床下のブロックが雑な配置(笑)
解体後の倉庫

その後、ブロックを整理し、午前中から始めた作業は、夕方、まだ明るいうちに終えられました。

金属以外の廃材は、公共の処理施設に持ち込む

今回、業者が引き取ってくれるのはあくまでも金属製の部品のみ。角材やトタン、ブロックなどは回収してもらえません。

幸い、角材は近所の人が引き取ってくれることになりましたが、長すぎるものが多いので、扱いやすい大きさにカットすることに。

倉庫を解体した翌日に、友達に電動ノコギリを借りてすべて小さく切りました。
電動のこぎりで木材をカット

角材はダンボール箱に詰めて、作業完了。
解体が終わった倉庫

トタンや木材の板、ブロックなどは公共の処分場まで持ち込めば、少額で処理してもらえることがわかったので、後日、車で持っていく予定でございます。

廃材の処理業者が解体した倉庫を撤去

業者に連絡して、解体した倉庫を撤去してもらう日時を決定。

レッカー付きの大きめのトラックで来てもらえるということだったので、ワイヤーでスチール板を結び、引っ掛けて荷台に載せることを想像していましたが…

なんと業者が回収に使ったのは巨大磁石!スイッチでオンオフができるらしく、オンにすると巨大な鉄扉が宙に浮いて磁石に吸い付けられていきます。

磁石を近づけて…
業者による倉庫の撤去

スイッチオンで鉄が吸い付く!カッコよすぎ!まさか鉄くずの回収にこんなエンタメ性があるとは予想していませんでした(笑)
巨大磁石で鉄扉を持ち上げ

そんなわけで、懸案だった倉庫の処分が無事完了。風通しもよくなって運気が上がりそう(笑)

元々は倉撤去費用として、数万円が必要と考えていましたが、結局は無料で回収してもらえてとても満足。

心配だった作業も一人で終えられました。ただし、これは私自身が工具の扱いになれていることもありますし、まあまあ危険をともなうので、このような作業は複数名で行うことをオススメします。

この手の作業が苦手な人は、お金を払って撤去してもらいましょう。怪我をしたら大変ですからね。









扉と屋根を外した倉庫

ABOUTこの記事をかいた人

ダンボールアーティスト/ブロガー。会社員だった2014年にテレビ局、ディズニーからダンボールアート制作の依頼を受ける。2015年からは独立し、ダンボールアート制作、ライティング、プロダクトデザインなど多方面で活動中。詳しくは、プロフィール・実績をご覧くださいまし。

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