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先日、手作りのほうきを入手しました。量産品よりはちょっとお高いものですが、作りがよくて満足度が高いです。掃除機代わりとまではいかないけど、すぐに使えるし、掃除機が苦手な場所にも使えて、とても便利ですよ。
紀州の職人手作りの棕櫚(しゅろ)ほうき
今回入手したのは、紀州の職人が手作りした棕櫚(しゅろ)ほうき。貯まっていた楽天のポイントを使いましたが、お値段は4,500円(税別)!量産品なら300円という激安のほうきもありますが、長く使うものだし、愛着の持てる良いものが欲しくてこちらを選びました。
ちょっと高く感じますが、樹脂とか安価な素材で作った量産品と違って自然な素材が使われていて、かつ職人の手作りなので質が非常に良いです。お店の説明によると、きちんと手入れをして使えば、20〜30年は使えるそうです。自分の年齢を考えると、死ぬまで使えそうだわww
こちらが購入した棕櫚ほうき。長さ125cmで、身長172cmの私が腰を曲げずに使えます。持ち手の部分は竹製で、握っていても気持ちいいです。
ほうきの先はこんな感じ。七玉長柄棕櫚ほうきという商品名なんですが、その名の通り、7つの棕櫚の束から構成されています。
棕櫚(しゅろ)はヤシ科の植物の名前で、ほうきはその樹皮から作られています。カラカラに乾燥しているように見えますが、適度な油分があり、フローリングに使うとツヤ出しの効果があるそうです。ってことを購入後に知ったw
材料は輸入に頼っているそうですが、製品を作っている山本勝之助商店では国産棕櫚の復活を切望しているそうです。国産のものを使えると、より日本の気候に合ったものが作れたりするんでしょうかね。
柄の部分には「紀州名産 棕櫚箒」というシールが貼られています。製品に対する誇りが感じられて素敵。
ほうきを箱から取り出したときに、びっくりしたのが繊維のゴミ。ワサっと落ちてきたのを見て、掃除するたびにこうなったら余計に汚れるんじゃ?と思いましたが、最初だけでした。当たり前かw
棕櫚ほうきは掃除機の苦手なところもきれいにできる
棕櫚ほうきの良いところは、軽くて、すぐに使えるところ。普段は壁にかけておいて、必要なときは秒速で使えます。こんな感じに洗面台の横に壁掛けしてあります。手前のちりとりとミニほうきは前から持っていたものです。
掃除機は重いし、電源が必要なので、軽さや機動力なら、断然ほうきが勝っています。また掃除機には入り込めない隙間でもさっとほこりが取れます。椅子の脚とか。
細い隙間とか。
引き戸のレール部分とか。入り込んで、ほこりを掻き出したり、絡め取ったりできます。
ベッド下の奥の部分とかは、ほうきを床と水平にして側面でほこりを取れたりします。畳、カーペット、フローリングにも使えて、とても便利です。
棕櫚ほうきは掃除機と併用するのがオススメ
軽くて便利な棕櫚ほうき。もう掃除機はいらないかというと、そこまではちょっと難しいかなと思います。掃除機をかけると、砂粒のような粉のような、非常に細かいほこりがあることがわかります。そういうものは掃除機の方が得意。棕櫚ほうきではそこまで細かいほこりは取れません。
フローリングであれば、棕櫚ほうきでほこりを取った後で、雑巾がけを行えば掃除機よりもきれいになりますが、中々いつもそこまではできませんよね。カーペットだと雑巾は使えないし。私は普段、目に付くほこりは棕櫚ほうきでさっと掃き取ります。
また週に一度の掃除機がけでは、棕櫚ほうきでほこりを掻き出してから掃除機で吸いとっています。掃除機代わりにフローリングワイパーを使う人もいるようですが、私は掃除機+棕櫚ほうきにしてからはフローリングワイパーを使わなくなりました。
最近は安価な製品が溢れていますが、職人が手作りしたものは質も良く、愛着が持てて、丁寧に長く使いたいと思わせてくれますね。私は元々持っていましたが、ちりとりや小さなほうきもあると便利ですよ。はりみが素敵な感じでしたが、ちりとり持ってるので我慢しましたw