等身大ダンボールアイアンマン制作舞台裏(前編)

さてThe Foundryのイベントで展示させていただき、その後にプロに撮影してもらったりした等身大アイアンマンですが、制作舞台裏を2回に分けてご紹介します。

一度に全て書きたかったんですが、写真が多すぎたので分けることにしました(笑)

ironman43lifesize7等身大ダンボールアイアンマン完成!The Foundryのイベントで初公開!

等身大アイアンマン制作にいたった経緯

等身大アイアンマンを作ると決めたのは、2013年のことでした。

ヘルメットの部分を作ったときに反響があり、じゃあ、全身作りましょうという感じ。

ダンボールアートまとめのページをご覧いただくとわかりますが、途中までは経過報告をしていました。

しかし、ダンボールアートの制作依頼があったり、会社の仕事が忙しかったりで制作に集中できずに完全に止まっていました。

自分の中では、アイアンマンが登場する映画アベンジャーズの続編が公開されるまでに作ると決めており、2015年6月末がその期限でした。

5月の中頃から時間が取れるようになったため、もう一度データ作成からやり直し、1ヶ月半かけて一気に形にしました。

作品には不満が残っていますが、完成度を高めるために試行錯誤し続けていたら終わらなくなります。

なので、まずは形にして、改善は今後行っていくことに決めました。

一つの通過点として形にできたことには満足しています。

時間のかかったCGソフト上でのデザイン

いわいのダンボールアート作品は、割りと粗めの面構成になっています。

その方がダンボールっぽさが出て面白いということや、細かすぎるものは形にできないという制約もあります。

粗い面構成なら速く形にできるかというと必ずしもそんなことはありません。

複雑な形から無駄をそぎ落として必要なものだけを残さなくてはいけないからです。

しかし、アイアンマンの精密なCGを作って、その後で単純化作業を行ったとしたら相当な時間がかかるため、参考としてフリーデータを利用しました。

過去の記事でも紹介しましたが、こちらです。
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とても細かく作ってあるように見えますが、テクスチャを取り除くとこんな感じ。このデータは粗いモデルの上にすごく上手な絵を描いてあるんですね。
ironmanModo1

参考にはなるのでとてもありがたいのですが、このまますぐにダンボールアートの設計図にはならないので、いちからデータを作りました。

完成したのがこちらです。骨格は3mmのダンボール、顔や装飾などの細かな部分には1.5mmの薄いダンボールを使って表現することにしました。
ironmanModo3

このモデルの出来がダンボールにしたときの品質に直接跳ね返ってきます。モデリングには1ヶ月程度かかりました。

これだけ大きな作品になるとバランスを取るのも大変だし、CGのテクニックも小物を作るときよりも高度なものが無いと時間がかかります。

デザイン作業短縮のためにも、これからはCGの技術も更に磨きます。

デジタル作業の後はアナログな作業へ

CGデータ完成後に平面の展開図を作りますが、ここでもまた時間がかかりました。

部品点数も過去最多なので、当然、作業量は増えますよね。

展開図が完成したら、次はレーザーカッターでダンボールを切っていきます。今回は600mm x 300mmの板ダンボールを70枚ぐらい使いました。運ぶだけでも大変(笑)
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レーザーカッターはエランズクラフトさんで高性能なものを使わせてもらっていて、超高速で切ってくれます。

しかし、さすがに70枚になるとかなりの時間を要します。結局、6時間以上かかりました。手で切ったら、その何倍もの時間がかかったことでしょう。
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レーザーカッターで部品を切り出したら、ひたすら組み立て。あまりにも量が多くて、組み立てようという気になるまでに2日かかりました(笑)
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部品点数が多すぎるので、切り出したものだけを見ても組み合わせがわからないため、設計図を見ながら組み立てます。
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テンションを上げないとやる気が続かないので、まずは頭部から形にします。
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うん、上がるわ~w
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古くからIWAIMOTORS BLOGをご覧の方にはわかると思いますが、過去のアイアンマンとは顔が変わっています。今回はデザインし直しました。
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始めて作ったアイアンマン(マーク3)の頭部モデルは、トモヲさんが設計したものです。

その後にトモヲさんのモデルを真似て自分自身でマーク42の設計図を作りましたが、トモヲさんのモデルがあまりにも出来が良く、完全にその影響を受けてしまいました。

また、技術的にも拙かったので、思うように形にできなかった部分がありました。そんなわけで、今回は心機一転、デザインを見直しました。

顔の次は足。デカイ。
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ヒザ下まで。
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太ももまでできると存在感が出ますね。太ももはヒザ下の部品に載せているだけ。素晴らしいバランス。
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お腹と腰。
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合体!
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お腹に胸の部品を載せた状態。
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いつの間にか、腕ができていました(笑)
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背中の中心部。結構、細かい。
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背中はこんな感じになりました。おおおw
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全身の仮組み。組めてないけどw 椅子の上に乗らなければ全身が撮影できなかったw
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この時点では装飾ができていないので、表面がツルツルになっています。

これだけ形になると9割できたように思えますが、ディズニーのお仕事で大作を作ったときに「ほとんどできたと思ってからが結構時間がかかる」という経験をしており、今回もそのとおりでしたw

ダンボールアートのまとめ記事

ダンボールアートまとめ

6 Comments

一瀬

はじめまして、素晴らしいアイアンマンの制作に心惹かれペパクラでダウンロードさせて頂きました。

下手なりになんとかマスク完成できました。

いつも楽しみにしております。

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いわい

一瀬さん、はじめまして。いわいです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
ペパクラで公開されているものということは、おそらく、トモヲさんが公開されている設計図ですね。
私も初めて作ったのはそちらでしたが、とても良く出来ていて楽しかったです(^^

これからも色々なものを作っていくので、楽しみにしていただければ幸いです(^o^)

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しめしめ

アイアンマンの胴体部分の設計図をください。
文化祭でアイアンマンを作ることになったのですが、胴体部分の設計図がなくて困っています。お願いします。

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しめしめ

しつこくて、すみません。
しかし、どうしても胴体の設計図が必要なんです。お願いします。

返信する

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