名古屋商工会議所主催の起業家向けセミナー「創業塾」がコスパ最高で内容も超良かった

名古屋商工会議所

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名古屋商工会議所が主催している「創業塾」というセミナーに参加しました。毎週土曜日の10時〜17時まで、みっちり勉強できるもので全部で5回。

いわいは、ちょうど退職に伴う引き継ぎなどと時期が重なり、まあまあ大変でしたが、安いのにこんなに勉強させてもらえるの?というぐらい、盛りだくさんで、参加して本当に良かったです。

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創業塾で学べること

創業塾は今回が3期目ということで、わりと最近始まったもののようです。なので主催側の名古屋商工会議所は色々と試行錯誤をしていらっしゃる様子でしたが、すでに十分素晴らしいものになっていました。

いわいが、ここがイイ!と思ったのは、次のような点です。

  • 5回に渡って、丸一日学べるのに、参加費はわずか5,000円(税抜)
  • マーケティング、会計など、毎回、各分野の専門家が講師として登壇
  • 4回以上参加することで、株式会社設立時の登録免許税の減免など優遇がある(名古屋市で創業する場合に限る)
  • 同じ志を持った、様々な分野の人達とのつながりができる
  • セミナー終了後も、名古屋商工会議所のサポートを受けられる

最後に書いた名古屋商工会議所のサポートというのは、セミナーに参加しなくても受けられるかもですが、全5回のセミナーに参加すると顔や名前、人となりを覚えていただけるので対応が違うように思います。

このセミナーを受講することによって、個人事業や法人設立を行う際、何を行えば良いのかが、勉強できます。具体的には、次のような内容となっていました。

  • 1回目:セミナーの趣旨説明/マナーや自己PRの方法
  • 2回目:ビジネスプランの作成/決算書、資金繰り、損益分岐点などの理解
  • 3回目:マーケティング基礎・事例
  • 4回目:労働保険、社会保険の基礎/創業計画の作成
  • 5回目:金融公庫などの紹介/ビジネスプラン発表会

今回の創業塾には、44名程度の人達が参加していて、事業の内容が近い人達同士3〜4名ぐらいが、A〜Kまで、11グループに分かれてセミナーを受講しました。

グループになった人達同士は、すぐに打ち解けました。グループが起点になって横のつながりも生まれやすくなったと思います。

講師陣が本当にスゴクて、例えば、初回で登壇された森令子さんは、日本橋高島屋に在籍中の7年間、社内で日本国内一位の販売売上を維持したり、皇室や各国要人の接客をご担当されていたりとか、驚くような経歴の持ち主。

マーケティング担当の理央周さんも、錚々たる有名企業でマーケティングの責任者を歴任され、マーケティング関連書籍も多数刊行されています。

もうこのお二人のセミナーだけでも、数万円の価値があるんじゃないでしょうか。もちろん他の講師陣もプロの人達で、内容も非常に素晴らしいものでした。

参加者の顔ぶれも多種多様

創業塾に参加された皆さんは、すでに税理士やその道のプロとして事業を始めている人もいれば、いわいのように今からという人も。

さらには来年から新卒として働くことが決まっている大学生が入社前の勉強として参加していたりとか、19歳の若者が母親の事業を手伝うために、その勉強のために受講していたりとか、若いのに志高すぎで驚きましたよw

皆さんが行おうとしている事業も士業や飲食店といったわかりやすいものから、ウェブサービス、英会話教材の販売、美容関係の商品の輸出など、非常に幅の広いものになっていました。

当然ながら、皆さん、真剣に事業化を目指しており、そういった同じ志を持った人達とつながりができることは、とても貴重でした。

いまどきはFacebookもあるので、継続的なやりとりも簡単にできそうです。

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ビジネスプラン発表会で、驚きの1位!!

創業塾の最終日、2014年11月15日の朝、いわいはまだ東京にいました。前日の14日は、お世話になった会社の最終出社日。

送別会は一次会だけで失礼しましたが、その晩、泊めてくれたIT企業勤務の友達が深夜対応中で、しばし待つことに。

深夜に合流し、帰宅前に一杯飲んでシャワーを借りてから就寝。翌朝は早起きして午前中に名古屋に帰る予定が、まさかの新幹線が75分遅れ!!

結局、創業塾には午後から参加することになりました。午後はビジネスプラン発表会。

A〜Kまでの各グループの代表者が、順々に各自のビジネスプランを発表していきました。いわいはKグループ代表で最後に発表することに。

ダンボール事業については、構想はあるものの前例があまりない事業で、いわい自身もまだ始める前なので具体的な資金計画や売上予測などは立てられていませんでした。

また10年勤務した会社の最終の一週間は、週末から多忙を極め、創業塾の宿題に十分な時間を取る時間はなかったのです。

他の人の発表を聞きながら考えた、いわいの秘策は10分という限られた持ち時間で、可能な限り、わかり易く説明するというもの。

ビジネスプランは名古屋商工会議所から渡されたフォーマットに動機や事業内容などを書き込んで作られたものですが、文字ばかりで、中々その事業の内容が浮かんでこなかったりしました。

事業内容が良くても、フォーマットどおりに頭から読まれると、学校の授業を受けているように感じられてしまい、良さが伝わりにくいとも感じました。

幸い、いわいは最終発表で、何度かストーリーを考える時間があったので、プレゼンの内容を「事業のきっかけ、ビジネスの内容、販路、プロモーションの方法、事業の可能性、強み(差別化要因)、将来の展望、課題」という構成で伝えることに決め、箇条書きでまとめました。

またプレゼンで見せられるように、ダンボールアートを持参していました。これは同じグループの方からの助言でした。(カトリーヌさん、グッジョブ!)

他の人達は、いわいのように実際に見せられるものがある事業ばかりでは無かったので、その点は有利だったと思ってます。

プレゼンでは名古屋商工会議所のお堅い感じの方に無理やりダンボールを被せて笑いを取るとか、前の晩、遅くまで飲んだ上に新幹線が遅れてしまったとか、グダグダっとしたお話からスタート。

他の人達が真面目に発表されていたので、笑いをとって場を和ませた上で平易な言葉でビジネスプランを伝えることで、内容がスッと頭に入るんじゃないかと考えました。

ただビジネスプランの審査を行うのは、ビジネスプラン作成の方法を指導された講師の方と名古屋商工会議所の方達だったので、会場受けしても印象値ぐらいしか上げられなかったと思いますが。

プレゼンをやり終えて、ボーっとしてたらKグループが1位との発表。え?オレっすか?!みたいな感じ。

思えば創業塾参加者の全員がスーツで参加する中、いわいだけは最初から最後までTシャツ、ジーンズで、オレでいいのか感がハンパなかったわけですが、ありがとうございますw

sougyou-jyuku

セミナー終了後は、懇親会に参加。皆さんと親睦を深めました。いや〜本当に参加して良かった。懇親会でも、安定のダンボールでしたw

名古屋商工会議所や講師の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!
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