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まずは名刺に必要な情報を考えてみる
前回4名の方のカッコイイ名刺デザインを見て、それぞれの名刺の何が良いのかを考えてみました。
ノンデザイナーの名刺作成!!オリジナルデザインを考えるために参考になる名刺デザインを見ていくよ!!
それらを参考に自分用の名刺を作るなら、どうしたいかを書き出してみました。
- シンプル(情報を絞る)
- 和っぽい感じ
- 印象に残るようにする
- 素人っぽくならないように
- 紙にもこだわりたい
シンプル
素人が陥りがちなこととして、「情報詰め込み過ぎ」というのがあります。これは紙のデザインに限らず、ウェブや映像でも同じです。なので不要なものをバッサリ削ぎ落として、本当に必要なものだけにします。
和っぽい感じ
日本のデザインは西洋の影響を受けまくりで「デザイン=西洋風」と言っても過言では無いように感じます。そのためかアルファベットが多いです。会社名も横文字が多いですよね。
アルファベットは記号的だし、デザイン要素として使いやすいというのはあるのかもしれませんが、ここはあえて、極力、使わないようにしたいです。まあメールアドレスとか、アルファベットでしか表現できないものも多いんですけど。
印象に残るようにする
これは難しいですね。人それぞれ感じ方も違うし。名刺のサイズや素材を奇抜な感じにするのも良いですが、それだと芸がないというか、なんか逃げているような感じがしてしまいます。
なので、あくまで普通の名刺サイズで考えます。文字の配置、サイズ、色とかをうまいことしたいです。あと、エンボス加工はとっても興味があるので、ぜひ取り入れたいところ。
素人っぽくならないように
情報を詰め込み過ぎたり、色を使い過ぎたり、フォントの種類やサイズを多くし過ぎると、いかにも素人っぽい感じになってしまいそうです。フォントは漢字一種類、アルファベット一種類、サイズも大きいか小さいかの2種類ぐらいに。あと配置が微妙にずれたりすると気持ち悪いので、きっちりとさせます。
紙にこだわる
グラフィックさんから取り寄せた見本紙があるので、この中から好みのもを選びます。純白よりも少し黄みがかったのが自然な風合いがあって良いので、そういうのを探します。
必要な情報を具体的に絞り込んでみた!!
具体的にどうしよう?ってことで、必要な情報を、次の通り、絞りこみました。
- 名前(漢字とふりがな)
- URL
- 携帯番号
- メールアドレス
- Twitterアドレス
名前は、「知久(ともひさ)」なんですが、非常によく「和久(かずひさ)」に間違えられるんですよね。なので、ふりがな入り。ウェブサイトのアドレスも入れておきます。ウェブを見てもらえれば、色々なことが書いてあるので名刺の情報はシンプルにします。
携帯やメールは、連絡手段として定番なので、これは外せないかなと。あとTwitterもお気軽にフォローしてもらえればってことで。Facebookはアドレスが長くなってしまうし、名刺交換した方にこちらから友達リクエストしてもいいかなと。
ついに完成!!オリジナル名刺デザイン!!
さて情報を整理したので、ここからは見た目の表現を考えていきます。紙にアイデアを書いてみるなど。
今回はグラフィックというオンラインで発注可能な印刷会社さんを使います。
過去にも使ったことがあり、アカウントも持ってますし、サービスが素晴らしく良かったので、今回もこちらにします。もっと安いところもあるかもですが、面倒なので探しません。
グラフィックさんの良いところは、色々ありますが、まず、ウェブサイトが充実していること。初めて印刷会社に発注する場合でも、何に注意すれば良いとか、データの作り方とか、かなり丁寧に書かれています。
そして印刷物の種類に合わせたテンプレートもあります。今回は名刺印刷のテンプレートをダウンロードしました。データは、Adobe Illustrator用で、入稿するときもそちらを使わないといけませんがいわいは持っていません。しかしなんということでしょう!試用版が1ヶ月無料で使えるではありませんか!ということで、サクッとダウンロードして使っちゃいます。
ダウンロードしている間、他のソフトでモチモチとデザインを検討します。日本語は、やっぱり縦書だよね~とか両面印刷にして、表と裏にはそれぞれ何入れようかな~とか。一番楽しい行程です(^^
色々考えて、最終的にこんな感じのデザインになりました!!ドーン!
表には名前だけ。漢字とひらがなで入れました。平仮名をふりがなのように各漢字の横に配置するのはイマイチな気がしたので、ぎゅっとまとめて横に置きました。色は黒一色。裏は真ん中にURLを入れました。ここの真ん中に黄色を入れて視線が向くようにしています。
アビさんの名刺のabicaseの赤文字のように。その下には小さく携帯、メール、Twitterの情報を配置。色は黒と黄色だけにしようかと思いましたが、下に配置した小さい文字の色に少しだけ色味を加えました。単純に黒のパーセントを下げただけの灰色だと、薄く見えたからです。
下の文字は小さくして、目立たなくしてあるので、色まで薄くしてしまうと、見難くなってしまいそうです。なので、この小さな文字は紺色っぽくしました。日本語フォントはすべての種類を試した結果、一番見栄えが良く感じた「DFP中楷書体 レギュラー」を選択。アルファベットは、「Helvetica ライト」のみ。Helveticaは、定番ですね。最終確認のために印刷しました。カラープリンタがないので白黒(^^
裏面の小さな文字の配置はとてもこだわった部分です。最初は両端の間隔が狭く感じたので、それを広げたら今度はアイコンと文字の間隔が詰まってしまったので調整をしました。一番下が最初のもので、一番上が調整完了後。違いがわかりますかね?こういうのは印刷して、トンボに合わせて切ってみて、初めて気が付きます。スクリーンだけみてるとわかりません。
そしてついに完成!!グラフィックさんの素晴らしい対応により年内に納品されそうです。楽しみ!今回、是非エンボス加工も取り入れたいと思ってたんですが高かったので断念しました。
ちょっと無理して、エンボス頼んでも良いかな?とも思ったんですが、今回の仕上がりを見て修正したい箇所もあるかもしれないので、エンボスを入れるとしたら、もっと完成度を高めてからにしようと考えました。完成品が届いたら、お知らせします~(^^
追記:続きはこちらからどうぞ!
印刷のグラフィックに発注したオリジナルデザイン名刺がついに完成したよ!!