できるだけ費用を抑えてバックアップ用のクラウドストレージを活用する方法

クラウドストレージは随分と安くなっていますが、毎月の支払いは長期的に考えると小さくありません。できるだけ費用を抑えて、バックアップ用のクラウドストレージを活用する方法をお伝えします。

写真のバックアップには無料のクラウドサービスを使う

先日、ローカルとクラウドを組み合わせた堅実なバックアップ方法について書きました。

パソコンデータのバックアップ パソコンデータのバックアップ方法はNAS+クラウドが最強で堅実

記事でも書いたとおり、写真の保存にはGoogleフォトAmazon Photosという強力なサービスがあります。両者の違いは次のとおり。

  • Googleフォト:写真も動画も無料・無制限に保存可能。ただし、品質が下がる。オリジナルの写真を保存する場合は、容量に応じて有料。
  • Amazon Photos:Amazonプライム会員向けにRAWデータも含む写真を無制限に保存可能。動画は容量制限あり。

Googleは無料で使うためには品質低下を受け入れる必要があり、また有料のAmazonはプライム会員という条件付きです。

写真にこだわりがなければGoogle、オリジナルの高解像度データやRAWなども残したいならAmazonという選択になるでしょう。もちろん、いいとこどりの併用も可能。

写真や動画は年々増えていくので、これらのデータの占める割合がもっとも大きいという人は少なくないはず。無料サービスを活用することで、これらのバックアップ費用は無料、または最低限に抑えられます。

主なクラウドストレージの容量と価格

クラウド

主なクラウドストレージサービスの価格は次のとおり。(Google、Amazonはさらに上位プランあり)

  • Google Drive 100GBプラン:2,500円/年(約209円/月)
  • Google Drive 200GBプラン:3,800円/年(約317円/月)
  • Google Drive 2TBプラン:13,000円/年(約1,084円/月)
  • iCloud 50GBプラン:130円/月
  • iCloud 200GBプラン:400円/月
  • iCloud 2TBプラン:1,300円/月
  • Dropbox Plus(2TB):14,400円/年(1,200円/月)
  • Dropbox Professional(3TB):24,000円/年(2,000円/月)

他にも様々なクラウドストレージがありますが、メジャーでないサービスは突然終了する可能性があり、お勧めできません。

上記には含めていませんが、マイクロソフトのOneDriveは、Officeが使える年13,000円弱のOffice 365に付帯して、1TBのストレージが利用可能。Officeを使う人には、付加価値がありますね。

チームで使いやすい、同期が速い、Macとの相性がよいなど、サービスごとに特徴があり、容量だけで比較できるものではありませんが、今回は便宜上、容量と価格だけを単純比較しました。

クラウドストレージは安価なプランや複数利用で費用を抑える

私はGoogle Driveを利用しています。少し前までは100GBプラン、それが足りなくなってきたので現在は200GBプランに切り替えました。200GBプランは月あたり約300円で、2TBプランと比べて年間1万円以上の差があります。

年13,000円のプランなら2TBもの大容量が利用可能です。これだけの大容量ストレージを使えるなら、月あたり1,000円程度は安いかもしれませんが、節約できるものはしておきたいと考えています。

Google Drive 200GBプランで足りなくなったときに、2TBにアップグレードした方がデータの扱いは楽です。しかし節約という観点で考えると、iCloudの50GBや200GBのプランを別途契約した方が費用を抑えられます。

あまりに多くのサービスを併用すると利便性が損なわれますが、2〜3種類ぐらいまでならそれほど不便さはないような気がしますが、どうですかね。

複数のクラウドサービスを一元管理できるOtixoというサービスもあるので、これを使えば、何種類ものサービスを快適に使えるかもしれません。

otixo1 複数のクラウドストレージを一元管理できるOTIXOに無料プランが出た!

ローカルに大容量データ保存環境を整え、クラウドに本当に必要なデータだけバックアップ

私はNASと4TBのハードディスクを購入し、大容量のデータ保存環境を自宅に構築する予定です。

QNAP TS-231P 自宅で使うNASはQNAPとSynologyのどちらが最適か

趣味や仕事で写真、動画などの大容量データを扱っていない限り、4TBもあればストレージに困ることはもう一生ないのでは(笑)私は今後、大容量データを扱うことが増えそうですが、4TBあれば、少なくとも向こう数年困ることはなさそうです。

クラウドストレージの利用量を抑えるためには、このようにローカルのバックアップ体制を整えることが必要と考えています。

いまのところ、次のデータはローカルだけにあり、クラウドにはバックアップしていません。確認したところ、150GB以上ありました。

  • ブログ記事用に撮影した写真
  • 自炊した本のデータ
  • 一部のCG、動画データ
  • 音源素材データ

これらすべてをクラウドにバックアップすると200GBのプランでは足りませんが、ローカルでバックアップしているし、最悪の場合は消えてもしょうがないと割り切っています。

少し前にメインのMac miniのSSDを1TBに換装したので、いまはストレージに余裕がありますが、それまでは半分の容量しかなく、これらのデータは外付ドライブに保存していました。

NASを導入したら写真と動画は一箇所に集約して、Googleフォトにバックアップしますが、その他のデータに関してはすぐにクラウドストレージにバックアップしなくてもよいと考えています。

そもそも私の考え方はローカルでバックアップしておくことを基本とし、クラウドを使って遠隔地に二重にバックアップするというもので、ローカルの安全性も高めです。

NASに大容量のハードディスクを搭載することで、ローカルのストレージ容量はこれまでの4倍に増えるので、遠隔地バックアップまでは必要なしと判断したデータをローカル保存できる余裕は飛躍的に向上します。それにより、クラウドの利用を最低限に抑えられるのです。

少しの手間でクラウドストレージにかける費用を抑えられる

とにかく忙しくて、今回書いたようなことに手間をかけていられないとか、そんなことを考えなくてはいけないぐらいなら大容量のクラウドストレージを利用した方が早いという考え方もあるでしょう。

クラウドストレージに限らず、お金で時間を買うという考えは選択肢としてあると思います。ちょっと手間をかけて費用を抑えるか、毎月ランチ一回程度の費用をクラウドに費用をかけるか、どちらがよいかは人それぞれです。

私の場合は、こういうことを考えるのが嫌いではないというのもあって、現状はひと手間かけていますが、今後も状況に応じて環境は変わっていくと思うので、臨機応変に対応していこうと思います。

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