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アーロンチェアは、12年という長期保証があるということでも有名ですが、実際に購入から11年半も経っていたのに部品を無償交換してもらえました。
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アーロンチェアは12年保証
アーロンチェアといえば、デザインの美しさ、性能の高さ、そして高額であること(私が購入したときは15万円程度)などがよく知られているところ。さらに12年という保証期間の長さも特徴の1つ。
私自身が愛用しているアーロンチェアは、保証期間を少し過ぎていたこともあり、先日オーバーホールに出しました。
しかし妻が使っているアーロンチェアは、購入年月を調べたところ、ぎりぎり保証期間内であることがわかったのでハーマンミラーに問い合わせてみることに。
11年半使ってきたアーロンチェアの部品が無償交換対象に
まずはハーマンミラーメンテナンスに記載されている番号に電話をかけ、保証期間内でどのような対応を行ってもらえるのかを確認。
アーロンチェアを正規販売代理店から購入した際、保証書とともに同梱されていた製品登録のはがきをハーマンミラーに送っていたことを伝え、控え側に記載されていた番号などを伝えたところ、翌日、登録が確認できたとのお電話がありました。その場で確認できないあたり、情報がデータベース化されていないのではと思ってしまいましたが…(笑)
保証期間内であったとしても、利用者の希望に応じて部品を交換してもらえるというわけではなく、不具合が出ている部分が交換対象になるとのことでした。ちなみに多くの部品が12年保証となっていますが、椅子の支柱部分であるガス圧シリンダーだけは2年保証です。
状況を伝えたところ、座面下のスポンジ状の部品と、腰の部分を支える背面の部品が交換してもらえることになりました。
ハーマンミラーから送付された部品を交換、劣化具合に驚き!
数日後、交換対象の部品がハーマンミラーから送られてきたので、同封されていた説明書を見ながら早速交換することに。
まずは座面下のスポンジ上の部品から。椅子を横倒しにして、部品を引き抜きます。
新旧の部品を比べたところ。使い込んだ方は、同じものとは思えないほどの劣化。スポンジがポロポロと落ちるようになってたんですが、これが落ちていたんだと理解しました(笑)
厚みも半分ぐらいになっています。
端の部分も形が崩れていますね。
少し触るだけで、ボロボロと崩れ落ちてしまうほどの劣化具合。
続いて、背面の部品も交換。説明書には、背面のY字の部分を外すように書かれていましたが、固くなっていてうまく外せません。プラスチックハンマーを使えば外せたと思いますが、外さなくても部品を脱着できることがわかったので、そのままに。
こちらの部品も新旧比較。やはり、スポンジ部分が劣化して、厚みがなくなっています。
背面の部品も半分ぐらいの厚みですね。これが長年、自分の体を支えてくれていたんだな〜ありがとう、ありがとう。
ちなみに座面下の部品は2,700円、背面の部品は13,284円(いずれも税込)、合わせて約1.6万円の部品を無償交換してもらえました。11年半も使ってきたアーロンチェアの部品を無償交換してくれたということで、長期保証の謳い文句に偽りなしです。椅子に限らずですが、高額な製品やサービスは、それに相応しい付加価値があるものです。
交換してもらったスポンジ部分は、アーロンチェアを使っていれば必ず劣化する部分です。保証期間内の人は、状態を確認のうえ、サポートに相談してみるとよいですよ。
いわいのあとがき
オーバーホールをお願いした私のアーロンチェアも、一年前なら保証が残っていたので部品を無償交換してもらえたんだと思うとちょっと残念ではありますな。でもオーバーホールでは、全体を確認してグリスアップなどを行ってくれているので、これはこれでお願いしてよかったです。
昔から何も変わっていないように見えるアーロンチェアですが、実際には改良が加えられていて、私が使っているのはクラシック、最新のものはリマスタードと名称も区分されてます。私は現在のものに満足していますが、新しいものにも座ってみたいなとは思いますね。