安いものばかり食べてると損するかもよ

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コンビニ弁当は食べないとか、ファミレスはほとんど行かないなんて話をすると、いいもの食べて贅沢だねとか、長生きしたいんだねなんていわれたりします。

でもね、そうじゃないんですよ。贅沢してるわけでなく、長生きしたいわけでもなく、ただ健康を失って辛い思いをしたくないだけなんです。

安物買いで失うもの

ブロイラーの鶏肉で医療費が嵩む

ブロイラーの鶏肉は安いようにみえて、結局のところは高くついちゃうよなんて記事がありました。

要約するとブロイラーの鶏肉を食べて人間が健康を害した結果、病院通いが増えて医療費が増すために結局はその負担が社会に返ってくるというお話です。

実はブロイラーの鶏肉の値段は想像以上に高い

By jeffreyw 牛肉や豚肉に比べて安価な鶏肉は、低価格かつ高タンパクな食品として重宝されています。しかし、この安価な鶏肉は、長い目で見ると高くつき、社会全体でそのツケを支払うという構造にあるようです。 You can buy a cheap chicken today, but we all pay for it in the long run | Patrick Holden | …

ブロイラーでは鶏肉のコストを抑えるために、狭い場所でできる限り多くの鶏を育てます。

ストレスで病気の鶏が出てくるため、薬が投与され、より早く出荷するために成長促進剤なども与えられます。

その薬漬けの鶏肉の行き着く先は人間の胃袋です。

乳牛のためのホルモン剤が人体に影響?

次の記事は牛乳がいっぱい出るようにと乳牛にホルモン剤を投与した結果、その影響が直接的に人間にも出ているのではないかというもの。これ2004年の記事ですよ。

アメリカの女子高生に巨乳が多いのは病気か?

リンゼイ・ローハンはご覧の通り、17歳にしてはあまりに巨乳なので、豊胸疑惑が起こった。 「 フォーチュン・クッキー 」「ミーン・ガール」で人気のティーン・アイドルだ。 結局、「天然よ!」ということで決着がついたが、 最近はブリットニー・スピアーズやジェニファー・ラブ・ヒューイットなど 巨乳ティーン・アイドルが多い。 いや、そこらを歩いているアメリカの女子高生も、やたらと巨乳になっているのだ。

本当は恐ろしい風邪薬(抗生物質)

風邪ひいちゃったけど仕事休めないし、薬局で薬買ってこようなんて経験は誰にでもあるでしょう。

でも稀に市販薬を服用して、重篤な状態に陥ってしまう場合もあります。

身近な薬の落とし穴 警告!「市販薬」の意外な副作用 – NHK クローズアップ現代+

2012年11月19日(月)放送。薬局で手軽に買えて、便利に使える”市販薬”。その薬の副作用に国が警告を発している。厚生労働省から、気になるデータが発表されたのは今年8月。製薬会社からの報告によると、入院が必要なほど重篤な症状に陥ったケースがこの5年間で1220件。そのうち24件が死亡に至ったことが明らかになった。特に深刻な副作用がスティーブンス・ジョンソン症候群。致死率は3%におよび、回復…

市販薬には小さな字で副作用のことが明記されています。でも誰も自分がそうなるとは思いませんよね。

私もそんなことは考えたことがありません。でも本当は怖いものなんです。

健康を保って、できるだけ抗生物質を飲まなくてもよいようにすることは、このような危険を回避している行為ともいえます。

ただ副作用を恐れて抗生物質は一切使わないなどということは難しいし、私もそんなことはしてませんが体調を崩すことがほとんどないため、結果的に薬はほとんど飲まなくてよくなっています。

元来の体の丈夫さもあるので、健康的な食生活を送っていれば病気にならないよってことではありません。

ただ20代前半の食生活が乱れていたときは、しょっちゅう風邪をひいていたので、食生活が無関係とはいえないですね。

「健康的な食事=長生きが目的」とは限らない

健康的な食事は長生きのためと安直に考えてしまう人は、老人達の末路をみたことがないのかもしれません。

身近な人が長年に渡って医療施設でお世話になり、そこで最期を迎えるのを目にするとその考えは変わるでしょう。

胸には心電計、手首には脈拍計、腕には点滴。管だらけの、いわゆるスパゲッティ状態。誰もこんな状態で長生きしたいなんて思いませんよね。

こういう現場を目の当たりにすると死の間際まで健康でいられることが、いかに幸せなことかがわかりますよ。

そのためにできることは、健康リスクの高い食生活を極力避けることです。

できる範囲で健康的な食生活をする

いまは会社をやめて、ほとんどの時間を自宅で過ごしていますが、会社員時代は朝は自宅、昼は外食、夜は持参した弁当という食生活でした。

産地や製法のわからないものは一切口にしないなんてことは無理だし、そこまでやると逆にストレスです。

本当にそこまで徹底するとなれば、かなりお金がかかってしまうでしょう。

でもスーパーで買い物をするときに国内産のものを選ぶとか、宅配食品のサービスを利用するとか、やりようはあります。

化学調味料なども自宅では摂りませんが、外食のときは避けられないのでしょうがないものと割り切っています。

外食が多く、食品は安いほどよいなどという人は、外食を少し減らしたりとか、安さの理由を考えてみるだけで食が変わるんじゃないでしょうかね。

周りに流されず、自分の頭で考えることが重要

少し前に産廃業者が廃棄物として預かった食品をスーパーなどに横流しして販売していたという事件がありました。

もちろんこれは犯罪なので、騙されて購入した人は被害者です。

しかしなぜそんなに安いのかを少し考えていたら、購入していなかったかもしれません。

最近はすごいボリュームの牛肉を比較的安価に提供するお店が増え、人気になっています。

それを聞いてふと思い出すのが狂牛病(BSE)です。日本では数年前に社会問題になりました。あの問題って解決してましたっけ?

安いものばかりを追い求めると、結果的にはそのツケを自分で支払うことになりかねません。

なにを食べるかは自分次第。何事も自分の頭で考える癖をつけることをオススメします。