スマホを使った新しい駐車場サービス「Smart Parking」の記者発表会に行ってきました [PR]

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名古屋の株式会社シードが2016年3月1日から提供を開始するスマートフォンを使った新しい駐車場サービスがSmart Parkingです。

取材依頼をいただき、名古屋市で行われた記者発表会に参加しました。

供給の足りていない国内の駐車場サービス

Smart Parkingを提供する株式会社シード(以下、シード)は、これまでにコインパーキングなどを運営する会社を主要顧客とし、駐車場情報サイトや月極駐車場のマッチングサイトなどを中心にウェブサイトやアプリの開発・運営を手がけてきました。

そのシードが注目したのが拡大する「シェアリングエコノミー市場」です。

最近ではタクシー配車サービスのUber(ウーバー)民泊プラットフォームのAirBnB(エアービーアンドビー)など、インターネットを使ったこれまでになかったサービスが生まれています。

様々な課題はあるものの、このような乗り物や空間などをシェア(共有)するサービスの利用者は少なくありません。

駐車場の共有サービスもすでに複数の会社が提供しています。国内の慢性的な駐車場不足という状況がその背景にありそうです。

シードが2016年1月に東京都・大阪府・愛知県在住の週1回以上自動車を運転する20〜60代の男女を対象にした調査によると、77%もの人が「車を運転していて駐車場が見つからなかった経験がある」と回答しています。

都市部の繁華街などは駐車場が中々空いておらず、同じ場所をぐるぐる回った経験は私もあります。

このような駐車場の状況を改善するべく開発されたのがSmart Parkingです。

Smart Parkingとはどのようなサービスなのか

Smart Parkingは「駐車場の利用者と空きスペース保有者をつなぐサービス」です。

利用者は最初に専用のスマートフォンアプリをダウンロードしておきます。

最初はAndroidアプリのみで、iPhoneアプリは近日中に提供開始されるそうです。

専用アプリではSmart Parkingに登録された駐車場が地図上に表示でき、その場所までのナビ機能も付いています。アプリの画面はすっきりしたデザインでとてもみやすかったです。
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一般的なコインパーキングが探せるアプリもありますが、その場所まで行かないと空き状況がわかりません。

Smart Parkingはスマートフォン上で駐車場の空き状況もわかるため、無駄足を運ばなくても良いという利点があります。

このようなサービスを実現する要になるのが写真の「ビーコーン」です。普通のコーンに見えますが中にはビーコン(小型通信機器)が入っていて、スマートフォンと通信できます。
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スマートフォンでビーコーンの設置された駐車場に到着したら、こんな感じでスマートフォンをビーコーンにかざして入庫手続きを行います。
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入庫手続き後は専用アプリにリアルタイムで駐車料金が表示されるため、精算するまで幾らになっているかわからないコインパーキングと比べて安心感があります。

出庫時は入庫時と同様にスマートフォンをビーコーンにかざして、支払い手続きを行います。カード決済なので現金は必要ありません。

空きスペースの所有者はビーコーンを設置するだけで、任意の場所を駐車場にできます。

ビーコーンの費用はシードが負担するため、初期投資は不要。運営費もかかりません。

駐車場を作るために土地を舗装したり、高額な機器を設置したりする必要がなく、気軽に駐車場経営が始められます。

駐車料金の半分が空きスペースの所有者に支払われます。

追記(2016年3月5日):Smart Parking の解説動画があったので追加しました。

Smart Parking を使うメリット

あらためてSmart Parkingを使うメリットをまとめてみました。

駐車場利用者のメリット

駐車場利用者としては、まず選択肢が増えるのがありがたいですね。

またこれまでの駐車場サービスにはなかった、次のようなメリットがあります。

  • 駐車場の空き状況が予め一目でわかる
  • 駐車場までのナビ機能がある
  • 駐車場料金がリアルタイムでわかる
  • 使用時間分の料金を支払えばよく、割安になること
  • クレジットカードやPaypalでの支払いのため、現金での料金精算が不要

料金は近隣のコインパーキングよりも1〜2割は安くなるように設定する予定ということで、基本料金の安さというメリットもありそうです。

空きスペース保有者(駐車場提供側)のメリット

空きスペース保有者のメリットは次の通り。初期投資不要で遊ばせている土地を有効活用できるのが大きなメリットです。

  • 初期投資や運営費用が不要
  • ビーコーン設置だけでサービスを開始できる
  • 駐車場利用料金の50%が収益になる
  • 駐車場の利用状況や売上をウェブで確認できる

通常は駐車場を作ると、その場所は他の用途では使えなくなります。

Smart Parkingは空いている場所があれば好きなときだけ駐車場として貸し出せます。

例えば年に2週間だけ自宅の駐車場を貸し出したいという場合にもSmart Parkingが利用できます。

Smart Parking の課題

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いいことづくめのようなSmart Parkingですが、まずはこのサービスの認知度を向上させる必要があります。

またスマートフォンを入出庫時にかざし忘れてしまった場合や破損・紛失した場合などはどうするかという課題も考えられます。

しかしAirBnBのようなサービスも同様に課題を持ちながら、すでに多くの人が利用しています。

Smart Parkingも利用者がその利便性を評価すれば、これから急速に拡大していく可能性があります。

地元名古屋の会社が始める意欲的な新サービスということで、今後の成長に期待しつつ、注目していきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

ダンボールアーティスト/ブロガー。会社員だった2014年にテレビ局、ディズニーからダンボールアート制作の依頼を受ける。2015年からは独立し、ダンボールアート制作、ライティング、プロダクトデザインなど多方面で活動中。詳しくは、プロフィール・実績をご覧くださいまし。