愛犬が突然の排便痛、血尿になったときの対応

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これまで病気をしたことのなかった愛犬排便のときに突然、痛がるようになりました。

痛がるようになったときの状況からその後の様子、病院での検査結果までをまとめました。

記事を読んでいただく前にお願いがあります。愛犬が不調を訴えたときは、必ず病院へ連れて行ってください。素人判断は危険です。

本記事はすぐに病院に連れていけないような場合に、不安を和らげるために参考にするという程度にとどめてください。

愛犬の詳しい情報

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うちの愛犬の情報です。いまどきは室内犬や血統書付きの犬種が多いので珍しいかもしれません。

  • 雑種で親は不明だが、足が長く、洋犬の血が入っていると思われる
  • 体重約20kgのオスの中型犬
  • 去勢手術はしていない
  • 飼い始めてから11年目になる
  • 幼い頃より外で飼っている
  • 毎日朝晩、散歩している
  • 食事は朝晩2回で、たまにお昼におやつを与えている
  • 非常に元気で食欲旺盛、病歴もなし

住まいは岐阜県なので冬は結構寒いです。朝は愛犬の飲料水として置いてあるバケツの水が凍っていることもあります。

氷を割るやいなや、キンキンに冷えた水をガブガブ飲んでもお腹を下したりはしません。

当然犬小屋には毛布を入れたり、外側からも布団をかけたりして、寒さ対策をしていますが相当寒いはずです。

それでも毎日元気いっぱいで、散歩中も油断するとこちらが転んでしまいそうになるぐらい強い力で引っ張ります。

ダッシュをすれば100メートルぐらいは全力で走っても余裕の表情。

庭の土を食べたり、散歩中に雑草を食べたり、夏には田んぼの水を飲んだりしていますが、それで体調を悪くすることもありません。

排便時に痛がり始めてから病院へ行くまでの状況

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11年目のいまも健康そのものに見えた愛犬ですが、2016年1月26日の朝に散歩しているときに突然異変が起こりました。排便時に痛そうに鳴くのです。

痛みを避けるように動きながら排便をして、それ以降いつもはピンと立った尻尾がすっかり垂れてしまいました。

便はいつも通りの硬さ、大きさで血なども混ざっていません。

過去にも排便時に痛がることはありました。例えば鳥の骨を食べてしまったときです。

道に落ちていた骨を拾い食いした結果、消化しきれなかった骨が引っかかって痛みにつながりました。

しかし今回は思い当たることはありません。すぐに治る可能性もあったので1週間は様子見しました。

痛がるのは排便時のみで排尿時は痛がりません。また排便時に鳴くことと、尻尾が垂れたこと以外は普段通り。

何かを気にして自分の体を噛んだり、引っ掻いたり、舐めたりすることはありません。

排便時の痛みを和らげようとドライフードは水でふやかしてオートミールのようにして、晩御飯にはスプーン2杯ぐらいのココナッツオイルを混ぜて与えました。

対策が効いたのか徐々に排便時に鳴かなくなり、尻尾も以前とほぼ同じように立つようになって、10日後にはいつも通りに一箇所に座って動いたり、鳴いたりしないで排便しました。

ただ前日(排便痛発生から9日目)に散歩中の尿に血が混じっていることがわかりました。これはいつ頃から混じっていたのかは不明。

他の日にも血が出ていたかもしれませんが、目視で確認できたのはこの日だけ。

その後は明らかに血尿とわかるような色にはなっておらず、確認できたのは本当にそのときのみでした。

老齢ということで数年前からはドッグフードもちょっと高めの体に良さそうなものを与える割合が増えていました。

これに加えて比較的添加物の少なそうな、柔らかい缶詰のドッグフードを混ぜたり、りんご、さつまいも、白米、玄米、食パンなどを味付けなしで餌に混ぜたりしていました。人間用の濃い味が付いた食べ物は与えることはありません。

排便痛は和らいできており、食欲もあって元気そのものということから、もしかしたら自己治癒するかもしれないという望みも出てきました。

しかし老齢期に入っていることや血尿が出ていることもあって、排便痛の症状が出てから10日目にあたる2月5日に病院に連れて行きました。

病院での検査の内容と診断結果

朝に採取した愛犬の尿を検査してもらった結果、次のような異常が見られました。

  • タンパクが混じっている
  • 糖が混じっている
  • pH値が高い(正常値6〜7に対して、9)
  • 潜血がある
  • 血球、ストルバイト結晶がある
  • やや黄色い

ストルバイト結晶は尿路結石の成分だそうですが、検査の結果、結石はありませんでした。

糖が含まれていますが糖尿病であれば急に体重が減少したり、水を飲む頻度が増えたりするそうで、そのような変化はありません。

医師が直腸検査してくれましたが、腫瘍などの疑いはなく正常。

レントゲンでもポリープの影などはみられませんでした。骨も異常なし。

前立腺は肥大気味でしたが疾患というほどの状態ではないとのこと。

ひとまずの診断結果としては「膀胱炎」の疑いとのことでした。また細菌感染の可能性もありました。

膀胱に異常があることで排便時の痛みにつながることもあるそうです。

ということで2週間分の抗生物質とお勧めのサプリメントを処方してもらいました。

また経過観察として、糖尿病の確認のために水分摂取量を測ることになりました。

薬がなくなる2週間後に愛犬が回復していれば尿だけをとって病院で再度検査をしてもらいます。

排便痛などの不調が続いているようであれば、愛犬も連れていきます。

毎年予防接種のために病院に連れて行くときに血液検査はしてもらいますが、尿検査は今回が初めて。

尿を調べないとわからないこともあると知りました。また健康そのものに見えても、年をとると色々と不調が出てくるものなんだと痛感。

結論的にはやはり、ちゃんと病院に連れて行って診断してもらわないと個別の状況はわからないということです。当たり前ですが。

とはいえ、取り急ぎの情報として参考にしていただけたら幸いです。

本記事は病院に行った日(2016年2月5日)に書いています。その後の状況は本記事に追記していく予定です。

追記:2016年2月21日
記事を書いた2週間後(2月19日)に再び動物病院で尿検査をしてもらいました。愛犬は臆病で病院をとても怖がるので、連れて行きませんでした。

pH値が高いことに変わりはありませんでしたが、正常値6〜7に対して9だった数値が7.5に下がっていました。

蛋白や糖は相変わらずプラス反応ですが、糖尿病であれば急に痩せたり、水分摂取量が過剰だったりするそうで、そのようなことはありません。

尿の色は前回病院に行った後はずっと薄い色でしたが、病院に行く2日前から急に血が混じったような茶褐色になりました。若干ですが血の塊のようなものが出ることもあります。

ただ幸いなのは愛犬は元気そのものということです。散歩のときは強い力で引くし、一緒に全力疾走しても余裕で100メートル以上は走ります(こちらの息が続かない…w)。

pHが基準値よりも高いことはやはりどうにか直さねばならず、今後は食事療法を行うことになりました。

具体的には野菜は一切なし。野菜に含まれるミネラルがpH値を上げる可能性があるためです。

野菜が体調に悪く作用することがあるとは予想外でしたが、全ての犬にとって悪いというわけではなく、体質によるそうです。

ミネラルをとっていても、必ずpH値が上がるわけではないということ。

pH値を下げるために作られているpHコントロール用のドッグフードがあり、今後の食事はそちらが中心になります。

水分摂取量が少ないことがpH値を上げる要因になるそうですが、少し味付けが濃いpHコントロール用のフードを与えると喉が渇き、水分を多くとるようになるそうです。

ちなみにうちの愛犬はよく土を食べます。土ってミネラルたっぷりな感じがするんですが、お医者さんも土の影響はよくわからんとのことでした。

今後食事療法を行っても数値が改善しないようであれば、愛犬が届く範囲の土はシートをかぶせるなどして食べられないようにする必要がありそうです。

いつも土の上で気持ち良さそうに日光浴しているので、これだけは残しておきたいと思っているのですが。

お医者さんから次は愛犬も連れてくるようにと言われたので、2週間後にまた病院に行く予定です。

追記:2016年3月4日
再び動物病院に行きました。愛犬を連れてくるように言われていましたが、その後あまりにも元気であることから前日に電話をして今回も愛犬無しで病院へ。

尿検査の結果、微量のタンパクが検出されたものの他は全て正常値に!タンパクは健康な犬でも多少は検出されることがあるそうで、ほぼ問題なしとのこと。

推測ですが原因は恐らく、ばい菌が原因の感染症のようです。抗生物質の投与によって殺菌できたのかもしれません。

今後は薬とサプリメントは与えず、pHコントロールの餌で食事療法を続けます。また2〜3週間後に尿検査を行い、結果が正常なら食事も元に戻せるかもしれません。

愛犬が以前と変わらず元気な状態に戻って、心底安心しています。

追記:2016年3月23日
本日は再び検査用に愛犬の尿を持って動物病院へ。前回同様に数値に問題はなくなり、食事も元通り…には残念ながらなりませんでした。

血尿や糖などは検出されませんでしたが、pH値が基準の範囲内ではあるものの高めで、ストルバイト結晶が出ました。

前回は数値がほぼ正常に戻っていたため、薬とサプリメントは処方されず、食事のみpHコントロール用のフードに変えていました。

また愛犬があまりにも元気がよくなっていたため、pHコントロール用ではないドッグフードも混ぜるようになっていました。

完治したという考え方は残念ながら甘かったようです。

これまでの状況から考えて、最初の頃の血尿はストルバイト結晶が尿道か膀胱を傷つけた結果として出ていたものと考えられます。

現状は傷口が塞がって血尿は出なくなったものの、また油断すると結晶が大きくなってしまいそうです。

今回は抗生物質は処方されませんでしたが、ストルバイト結晶ができにくくなるサプリはもらってきました。

再び食事療法+サプリで様子を見ていきます。

追記:2016年4月27日
愛犬の尿検査のために病院へ。タンパク以外はすべて正常!

pHコントロール用の食事とサプリに加えて、ストルバイト結晶がたまらないようにお昼は庭で離しておしっこさせるようにしたのがよかったようです。

ただしタンパクだけは最初の検査からずっと出ています。愛犬は元気なので、それほど重く考える必要はないと思いますが、通常は尿に含まれるものではないとのことで気にはなります。

食事は原則としてpHコントロール用のものだけでしたが、1〜2回だけリンゴをあげました。

あと、pHコントロール用のフードを切らしてしまったときに、以前与えていたものを食べさせましたが、それぐらいは大丈夫なようです。

可哀想だけどpHコントロール用の食事とサプリはもう少し続けますが、現状維持できるようなら少しずつこれまでと同じドッグフードなども与えていこうかと思います。

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