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ついにあこがれのGreenFan Japanを購入
夏も終わりですが、以前から恋い焦がれていたBALMUDA(バルミューダ)の高級扇風機、「GreenFan Japan」をついに購入しました!
惚れ惚れとする満足度の高いデザインに加え、期待通りの高性能で満足度大です。
バルミューダとは
BALMUDA(バルミューダ)は2003年に東京で設立された家電メーカーです。
いわいはBALMUDA(バルミューダ)が最初の製品としてノートパソコンの冷却台「X-Base」を販売開始したときからのファンです。何が良いかって、やはりデザイン性の高さです。
パソコンの冷却台なんて見た目の悪いものしか無かった時代に圧倒的なデザイン性の高さを見せつけたX-Baseは非常に鮮烈な印象があったことを覚えています。
当時はMacbook Proを使っていて、ちょうど冷却台を探していたのでX-Baseが欲しくてたまらなかったのですが、さすがに4万円ほどの価格には手が出ませんでした。
その後、同社がHighwire Smoothというデスクライトを発売(現在は販売終了)したとき、いわいはiMacを使っていてデスクライトを探しているところでした。
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やはり、4万円ぐらいしましたが今度は我慢できずに購入。その後、4~5年ぐらい経つと思いますが今でもiMacとともに愛用しています。(下の画像はBALMUDA(バルミューダ)のウェブサイトから引用)
デスクライトを探していたときも、やはりデザイン性の高いものが中々ありませんでしたが、5万円以上の高価格なものであれば見栄えの良いものもありました。
同社のAirlineもそんな製品の一つですが、9万円近くするものでこれには手が届きませんでした。
展示品に触れたことがありますが、指で軽く押しただけでスッと動き、離した位置でピタリと止まる精度の高さには驚きました。こちらはまだ、販売されています。
バルミューダ | Airline(エアライン)
パワーLEDによる先進の光と、アルミ中空構造による美しいフォルムを持つデスクライト。
このときに気が付いたのはBALMUDA(バルミューダ)の製品は見栄えが良いだけでなく、性能も圧倒的な高さがあるということでした。
つい先日、「バルミューダ 軌跡のデザイン経営」という同社の歴史や製品開発の過程について書かれた本を読みました。
こちらにも書かれていましたが、同社の製品開発へのこだわりには並々ならぬものがあり、それは見た目だけではなく性能に関しても同様であることが良くわかりました。
満足度が高ければ価格の高さにも納得できる
今回購入したGreenFan JapanはBALMUDA(バルミューダ)の認知度を高めたヒット商品ですが、定価が税抜35,000円という非常に高額な扇風機です。
扇風機にはもはや改良の余地など無く、価格が安ければ良いというぐらいにしか考えない人も多いはずです。私もそう考えていました。
製品にはライフサイクルがあり、新しいものが出ると徐々に認知されて需要が高まり、売れ行きが右肩に上がった後に踊り場を迎え、やがてある程度行き渡ると徐々に売上は下降線になります。
家電製品にはすでに一般家庭に普及して価格競争に陥っているものも多く、扇風機はその最たる例と言えます。
しかしBALMUDA(バルミューダ)は3万円を超える高級扇風機を投入し、それが飛ぶように売れたのです。
確かに価格は高いのですが、BALMUDA(バルミューダ)では扇風機というものを最初から見直し、他社が持っていなかった機構(2種類の羽を使って自然界のような風を再現する)を開発し、それが評価されました。
見栄えだけ良くして高価格で売りだしても、基本性能が5,000円の扇風機と同等であれば、満足度は低いでしょう。
また、メーカーがどれだけ性能の高さをうたっても、利用者はそれを感じなければ納得しません。
GreenFan Japanは、同社が言うとおりの自然な風を利用者が感じたからこそ、高額であっても多くの人に受け入れられたわけです。
当たり続けても問題なしなGreenFanの優しい風に感動
というわけで、GreenFan Japanをついに購入しました。届いた箱は驚くほど小さなもの。
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外箱を取るとGreenFan登場。
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箱を開けると「今すぐ取り出して、GreenFan の新しい風を感じてください」とのメッセージが。こういう気持ちが伝わってくる言葉はいいですね。
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中にはGreenFanの部品が整然と収まっています。流通のことも考えて、分解して小さな箱にも収まるようになっているわけですね。
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箱から取り出した中身。部品が傷つかないように丁寧に梱包されていました。
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美しいヘッドの部品。
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ダンボールによって、羽の一枚一枚が保護されています。
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土台と支柱のはめ込み部分。写真ではわかりにくいのですが、方向を間違えないように接合部の金属突起は左右で太さが違います。当然ながら、噛み合わせの穴の方も大きさが違います。
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扇風機のヘッドと羽のカバーを取り付ける部分も向きを間違えないように噛み合わせの形が1つずつ違うものになっています。利用者目線の配慮が伝わってきます。
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取り付け完了。扇風機のマニュアルなんて読まない人も多そうですが、直感的に組み立てても間違いは少なそうです。
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羽も取り付け完了。
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カバーの部分はマグネットが付いていて、ほとんど力を入れず簡単に組み付けられます。
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電源コンセントの差し込み部分は4方向に組み替えられるようになっており、利用者の状況に合わせて最適な方向が選べます。
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操作ボタンはヘッドに集約されていて、上から電源、風の強さ、首振りのオンオフ、タイマーになっています。
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付属のリモコンはヘッドのボタンと同じ順に並んでいます。
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電源を入れると土台のインジケーターが点灯。カッコイイ!
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組み上がったGreenFan Japanの勇姿。いや~カッコイイわ~
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見た目の良さは文句なしな感じですが、実際の性能が気になりますよね。
新開発の羽が生む風はBALMUDA(バルミューダ)の言うとおり、優しく柔らかなものになっています。
一般的な扇風機は直進的な風ですが、GreenFan Japanが生み出す風はゆらぎがあってあたり心地がとても良いです。
つけっぱなしで寝ていても不快感はありません。
音も非常に静かです。もちろん、無音ではありませんし、風を強くすればそれなりに音は大きくなりますが一般的な扇風機と比べればかなり小さく、4段階の強さのうち、弱側の2段階目までは全く気になりません。
電力消費量もかなり小さいらしく、BALMUDA(バルミューダ)によると90日(1日8時間)使ったときの電気代はなんと29円。
そしてさりげなく、とても賢いのは、首振りにしていて電源を切るとヘッドの位置が必ず真正面の位置に戻るということ!なんときめ細かな配慮。
支柱は長い方を外して使うこともできるため、冬場は室内の空気を循環させるためのサーキュレーターとしても利用可能。(下の画像はBALMUDA(バルミューダ)のウェブサイトから引用)
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さらに別売のバッテリーを購入するとコードレス扇風機にもなります。
このような素晴らしい製品からはものづくりを行う者として学びも多く、もちろん、いち利用者としても非常に満足度が高く、得るものが大きいですね。
ものは大切に使う方なので、10年以上使っている家電も多いのですがGreenFan Japanとのお付き合いも長いものになりそうです。
ちなみに今回はBALMUDA(バルミューダ)が行っているアウトレットセールで購入したので、定価35,000円(税抜)の製品を23,000円弱(税抜)で購入できました!
本記事執筆時点では、まだ、在庫があるようだったので興味のある人は覗いて見てください(^^