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アイアンマンのヘルメットを設計開始!!
前回のお話は次のページからどうぞ!ダンボールでアイアンマン!!ボティ編!!アイアンマンの設計図を準備するよ!!
Dpub8で初披露したアイアンマンマーク42のヘルメットですが、こちらは設計からチャレンジしました。
トモヲ師匠のモデルに影響は受けつつも、一応はオリジナルです。ボディはまだ設計がほとんどできていませんが、ヘルメットだけはDpubに間に合わせるために慌てて作りました(笑)
このヘルメットの本当に最初からの作り方をブログで紹介して行きたいと思います。
テンプレートを用意するところまでは、以前の記事で紹介しました。
次はいよいよ3Dソフトを使ってのモデリングです。元々こっちが長年の趣味で、趣味が高じてC3Dという勉強会を主催するぐらい好きなので、ここは楽しみながらモデモデ、リングリングしていきます。
テンプレートは表示したり、非表示にしたりを繰り返しながら、少しずつ形を作って行きます。
3DCG知らない方のために説明すると、この四角い面とかをポリゴンといいます。
線だけなら線ポリゴン、点だけなら点ポリゴンとか言ったりもします。「このポリゴンの流れいいね!」とかいうと通っぽいです(笑)
実際、ポリゴンの流れって本当に重要で、特にアニメーションとかやるときはこれを変形させるので、ポリゴンが汚いとアニメーション用のモデルとして使い物にならないわけです。そんなトリビアをちょいちょい挟みながら、モデリング。
だいぶ形になってきました。顔半分しか作っていないのは、ミラーコピーの機能があって半分作れば最後にコピーしてしまえるからです。
だいたい完成!!と、言いたいところですが、これはまだ下地を作っただけです。ポリゴンの形を良くご覧ください。わかりますか?四角いポリゴンばかりですよね。普通のモデリングならこれで良いのですが、今回はダンボールでヘルメットを作るための設計図になるので、これではいかんのです。
こちらは以前作ったものですが、ポリゴンが四角でなくて、三角が多いことがわかりますかね。ダンボールで作るときには、必ず「折り」が出てくるため,基本は三角が良いのです。なぜ四角が良くないかというと、変な曲げ方ができてしまうからです。
三角なら三点の位置がどこにあっても、それを結んで作られる面は平らになりますが、四点以上になると平らにならない場合が出てきます。
CGソフト上ではなりたっても、現実の世界ではそれが成り立ちません。特に複雑な形状の場合、基本は三角です。でも、後頭部のように複雑な折り方をしない箇所は四角で大丈夫です。
さきほどのモデルを元に、面を作り直したのがこちらです。非常に難しくて、トモヲ師匠のモデルをかなり参考にさせてもらいました。
トモヲ師匠がいかに試行錯誤を繰り返して今のアイアンマンの形に辿り着いたのかが、身を持ってわかりました。師匠、素晴らしすぎです。
ということで、次回からはこちらのモデルをさらに微調整しながら、ペパクラデザイナーでの展開図作成を行います!!
続きは次のページからどうぞ!
ダンボールでアイアンマン!!ボティ編!!ヘルメットの展開図を作って行くよ!!
ダンボールアート記事のまとめはこちら!
ダンボールアートまとめ