誰にでもできる早起きのコツ

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「早起きは三文の徳」と言われるように、朝早く起きることの利点は多くあると知りつつも、これまでどうしても習慣化できませんでした。

しかし、齢43にして、これまでどう頑張っても続かなかった早起きのコツがわかりました。

今は早ければ5時、遅くとも6時過ぎには起きています。

小さな頃から早起きは大の苦手

早起きは小学生の頃からずっと苦手でした。

とても寝覚めが悪い。

小学生の頃は夜9時には寝かされていました。

朝は7時台に起きていたと思うので10時間以上は寝ていたはず。

それでも朝は起きられない。

その頃は成長期だし、精神的にも肉体的にも未成熟なのでしょうがないとしましょう。

じゃあ、高校・大学ぐらいの年齢になったら朝に強くなったかというと、やっぱり起きるのが辛い。

学校を卒業して働くようになってからも起床時はすっきりすることは少なく、常に「朝は頑張って起きる」という状態でした。

原因は低血圧?

血圧はとても低い方で、上が90、下が60弱ぐらい。低血圧な人は朝が苦手と言います。

これが原因かな?と思ったこともありますが、半信半疑でした。

確かに朝は苦手であったものの寝覚めの良いときもあるし、それだけが原因とは思えなかったのです。

血圧は低くても、目眩がしたりとか、体調に不具合が無ければ問題はありません。

低血圧が原因で日常生活に支障が出ている場合は別ですが、そのようなことが無い限り、低血圧が早起きを妨げる直接的な理由だとは思えませんでした。

そして今回、早起きできない原因は低血圧では無いと確信しました。

早起きするために重要なのは「早寝」

月の引力によって潮が満ち干きしたり、太陽によって植物が光合成したりと、月や太陽は自然に影響を与えています。

人間も自然の一部と考えると、日の出と共に起きて、日の入りの後はできるだけ早く寝る方が体への負担も少ないのではないでしょうか。

そんなことを考えていたら、ふと、これまで早起きは頑張っても、早寝に気を付けたことはほとんど無かったことに気が付きました。

いつも1時ぐらいに就寝するのが習慣でしたが、ある日、早起きするために22時半ぐらいに寝床に入りました。

寝つきは悪かったものの、翌朝、iPhoneの目覚ましが鳴る前、5:30ぐらいに目が覚めました。

たまたま、早く起きられただけかもしれないと思いましたが、翌日からも23時前後に寝るようにしたところ、5時半〜6時半ぐらいには「自然に」目が覚めるようになりました。

1〜8時でも、23〜6時でも、睡眠時間は7時間。しかし、睡眠時間が同じでも、早く寝たときの方が楽に起きられました。

夕食を食べ過ぎないことと適度な運動も重要

早寝するようになって以来、朝は労せずして早い時間に目覚めるようになりましたが、早く寝ても寝覚めの悪い日がありました。

それは夕食を食べ過ぎた翌日です。内臓は眠っている間も動き続けています。せっかく早く寝ても、食べ過ぎると内臓は動き続けているので体は休まりません。

逆に早めの時間で、野菜中心の胃への負担が軽そうな夕食にしたときは、翌朝もスッキリ起きられました。

忘れてはいけないのが運動の習慣です。もともと、1〜3日おきに5km程度のランニングを続けていますが、一ヶ月前から2日おきの筋力トレーニングも始めました。

ランニングは天候に左右されますし、元々、そんなに好きではないので1日おきのときもあれば、3日以上空いてしまうこともありますが、筋トレは屋内でできることもあり欠かさず行っています。

また、就寝前には数分程度ですがストレッチを行っています。これは疲れを取るためには非常に有効です。このことはまた、後日詳しく書けると良いかな。

継続的に運動をしていると、疲労回復が早くなります。これがあるからこそ、早寝が早起きに効果的に働いているんだと思います。

早寝をするためのコツ

早起きのために早寝が良いのはわかったが、中々早く寝られないということもあるでしょう。

まず、行動に関しては自分自身で変えるしかないので、夜に何かを行う習慣を持っている人は、それを朝に行うようにしましょう。

では、寝つきが悪い人はどうすれば良いか。いわいの場合はすぐに寝られるタイプなので寝つきが悪い人の気持ちがわかりません。

治療を要するようなことが原因であれば、お医者さんに診てもらいましょう。

そこまででなければ、適度な運動が重要です。肉体的に疲れていれば、自ずと眠れるようになります。

眠る直前はパソコンやスマホは避けた方が良いといいますが、いわいの場合は、1日中パソコンと向き合っていて、寝る前にもスマホを見ていたりしますが、すぐに眠れます。このあたりは個人差がありますね。

普段は寝つきが良い人でも、早寝に慣れていないと最初はすぐに眠るのは難しいこともあるでしょう。

寝つきが悪い場合は、できるだけ悪いとされることを避け、良いとされることを行うことで改善していきましょう。

寝酒を煽るなど、何かの力に頼るとそれ無しでは早寝が成立しなくなってしまうので、あくまでも自力で早寝できるようにしてください。

会社勤めのときに早寝はできたか

2014年末に退職してからは、打ち合わせや飲み会のとき以外はほとんどの時間を自宅で過ごしていますが、会社員のときは次のような生活でした。

  • 起床は6時半〜7時ぐらい
  • 通勤時間は往復2時間
  • 夕食は弁当を持参して会社で食べる(19時ぐらい)
  • 帰宅は21時ぐらい
  • 就寝時間は1〜2時頃
  • 平均睡眠時間は5時間

そんな状況でも1日おきを目安にしたランニングと毎日のブログ更新は欠かさず行っていました。

寝るのが遅くなっていたのは、ブログを毎日更新するという義務を自らに課していたからです。早起きして、早朝にブログを書くということにも挑戦しましたが、あまり続きませんでした。

ブログを書くのが間に合わなければ、毎日更新ができなくなってしまうという恐怖感があり、朝に持っていけなかったんですよね。

これがなければ、帰宅後にランニングして、シャワーを浴びるだけでさっと寝床に入れば、23時頃に眠ることはできていたように思います。

早起きはやっぱり気持ちいい!

そんなわけで、このところは毎日早起きしていますが、次のような点が良くなったと感じています。

  • 朝の新鮮な空気を吸うと気分が良い
  • 1日の始まりが早くなる
  • 早朝は深夜と同様に誰にも邪魔されない時間を作れる
  • 朝の方が頭が冴えていて何を行うにも効率が良い
  • 眠りが深い(翌日の疲労感が少ない)

睡眠時間は同じでも、デスクワークなどは朝行った方が効率が良いです。夜はどうしても疲れが溜まってくるので処理速度が遅くなります。

ようやく身に付き始めた早起きの習慣ですが、油断すると長年慣れ親しんだ夜型に戻ってしまいそうなので、定着するように早寝を心がけていきます。

早起きしたいけど、中々できないって人は、まずは早寝を試してみてくださいね!