記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
マルトクで購入した天板に未晒し蜜ロウワックスなるものを塗り込んでみたところ、見た目や匂いが劇的に変わって驚きました。これがあるかないかで雲泥の差。これは本当によいものです。
- 自然な成分・製法なので人や自然に優しい
- 天然木の美しさを引き立てる
- 塗布したあと数日間は優しい香りがする
- 価格がやや高い(しかし、それに見合う商品力の高さを感じる)
机DIYをしている人のブログで紹介されていた未晒し蜜ロウワックス
机のDIYに際して色々と情報収集しましたが、もっとも参考にしたのがこちらの記事。
【DIY設計図あり】ウォールナット天板でおしゃれなPCデスクを自作する方法と必要なモノまとめ|Work Anywhere
情報が非常にうまくまとめられていて写真もきれい。DIYへの慣れも感じられ、多くの道具は掲載されていたものをそのまま購入。素晴らしい内容なので机DIYを検討されている方は必読です。私も本当にお世話になりました。ありがとうございます。未晒し蜜ロウワックスは、その記事で紹介されていたものです。
作っているのは、有限会社小川耕太郎∞百合子社(社名がかわいすぎやしませんか)。ウェブサイトを見たところ、人や自然環境に配慮したものづくりや活動を行っている会社だとわかりました。蜜ロウワックスの材料は蜜ロウとエゴマ油だけで、蜜ロウは国内の養蜂家が蜂蜜採取した後の巣(ムダ巣というらしい)から取ったものなんだとか。色々と超好みで会社にも製品にも一目惚れ。
机に塗るワックスって化学的なものしか知らなかったんですが、こんな自然で優しい製品もあるんですね。これなら毎日触れる机にも安心して使えます。代表の小川さんは元製材屋ということで、木を知り尽くしたプロ。間違いなくよいものに違いないと確信。
蜜ロウワックスには、バター状のAタイプとマーガリン状のCタイプがあり、量も100ml〜18Lまでと幅広いのですが、上記DIY記事のお勧めのままにCタイプの300mlを注文しました。
天板に蜜ロウワックスを塗ったら色が劇的に変わって優しい匂いが漂うようになった
蜜ロウワックスは天板に塗ったあとで乾燥させます。重ね塗りをするなら、塗布と乾燥を繰り返すことになり、それなりの時間が必要。ちょうど鉄脚は天板が届いた一週間後に来る予定。一週間あれば十分な乾燥時間が取れます。てことで蜜ロウワックスを塗り始めることに。
ワックスは仕上げに塗り込むものなので、先に天板の表面にヤスリがけをしなければいけないことはわかっていました。でも組立前の床に置いた天板にヤスリがけを行うのはまあまあしんどい。なので鉄脚を組んだ後、立った状態でヤスリがけすることに。まずは天板全体にワックスを塗り込んでおいて、上面は最後にヤスリがけを行ってから、またワックスがけを行うことにしました。
こちらが未晒し蜜ロウワックス。ちょうどよさげなネル生地っぽい布があまっていたので、これを使って塗り込んでいきます。
一見すると硬そうですが、実際にはマーガリン状というだけあって柔らかいです。すごく甘い匂いがするのかと思いましたが、そんなことはありませんでした。でも自然な材料を使っているので、優しい匂い。
蜜ロウワックスを塗る前の天板は白っぽい感じ。
そして蜜ロウワックスを塗った天板。いきなり赤みがさしたような色になってびっくり。想像していた色に近いです。
左側の蜜ロウワックスを塗った部分には木目が浮き出ているのがわかると思います。ひと塗りでこんなにも変わるものなんですね。
蜜ロウワックスを塗っていない天板と比べると差がよりよくわかります。ちなみにこれはまだ一度目の塗布。このあと重ね塗りしました。
最初は加減がよくわからないので、薄めに塗って2〜3時間ぐらい乾燥。最初の塗りでどんな感じかわかったので、二度目の塗りはもう少したっぷりと。その後、鉄脚が届くまでの数日間は乾燥にあてられるため少々多めに塗ってもよいと判断しました。蜜ロウワックスはよく伸びるし、塗った直後でも表面がベタベタする感じはしません。
後日、机を組み立ててから気付いたことですが、蜜ロウワックスを塗った机からはほんのりと甘く、優しい木の香りがします。6畳ぐらいの小さな部屋に蜜ロウワックスをたっぷりと塗り込んだ100 x 75 x 3 cmの大きな板が2枚。鉄脚を取り付けると高さも70cmぐらいになるので、より匂いがしやすくなったのかもしれません。仕事部屋に入るのが楽しくなります。(^^
次はいよいよ天板に鉄脚を取り付けるための穴を開けていきます!