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自宅の仕事場の机をDIYすることになり、木製の天板をマルトクというショップで注文。ウェブサイトでのオーダーもしやすく、情報提供も適切。届いた天板の養生も丁寧で素晴らしいです。
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仕事机を入れ替えることになった経緯
昨年(2020年)の10月頃に仕事机として使っていたダイニングテーブルをキッチンに持っていき、余っていたIKEAのワークテーブルを仕事机にしました。横幅150cm、奥行75cmと1人用としてはかなりの大きさ。でも実際には夫婦2人で共有しているので、1人あたりの幅は75cmと狭め。しかも私が27インチモニターを2台使っていて、机には計3台の液晶モニターが載っています。
ワークテーブルはサイズは大きいものの軽量で、重量に対する安定感がありません。モニターやモニターアームの重さもあり、ちょっとしたことでゆらゆらと揺れてしまうほど不安定。さすがに机を変えないと厳しいと思うようになりました。
なぜ既製品を購入せず、机をDIYすることになったのか
仕事部屋は6畳ぐらいでそれほど広くありません。テーブルを横に並べることを考えると1台あたりの幅は100cmぐらいが限界(並べると200cmですもんね)。奥行75cmは結構使い心地がよかったので、できればこれぐらいを維持したいところ。まあ70cmぐらいでもよいかなという感じ。
特に自分の机は複数台モニターを設置するため、丈夫さが求められます。となると金属製の脚がよさそう。天板は木製が理想だけど、必須とまではいえないので他の条件を重視。まとめると次のような感じでした。
- 天板サイズは幅90〜100cm、奥行70〜75cm
- 天板は木製が理想だけど、他の素材でもよい
- 脚は安定感を得るために金属製が良さそう
- モニターアームが取り付けられる
それほど難しい条件ではないと思ったんですが、既製品で探してみるとずばりというのものが見つかりません。そんな中、セミオーダーで理想的な机が作れる「かなでもの」というショップを知りました。天板のサイズは指定でき(上限あり)、丈夫な鉄脚を復数のデザインから選べます。もちろんモニターアームも設置可能。
ウェブのデザインもシンプルでスタイリッシュ、商品写真も魅力的できちんとデザインされています。デザインコンシャスな層にはとても響きそうで「色々わかっていらっしゃる」というのをビシビシ感じました。価格は、安すぎず、高すぎずな印象で、テーブルは一番安価なもので約5万円。
5万円か…幅は180cmまで指定可能なので、2人で使う机と考えれば許容範囲。でも部屋の模様替えや引っ越しを考えると、そんな巨大な机では汎用性がありません。机は2台に分けたい。となると10万円…これはちょっと厳しい。
でも色々と情報収集していたところ、天板と鉄脚を別々に注文してDIYし、費用を抑えている人達がいました。ひと手間かかってしまうけど、それによって数万円の費用削減ができるならその価値はあります。DIYは得意な方だし。ということで、机の天板を発注することにしました。
ウェブで評判のよかったマルトクで天板を発注
天板はマルトクというショップで注文することにしました。ウェブで机をDIYした人達のブログなどを見ていると、とても評判がよかったのです。なぜこちらのショップがこんなに支持されているのかはすぐにわかりました。ウェブ上で競合がほとんど見つからないのです。
木工技術を持った会社は多くあると思いますが、ちゃんとしたウェブサイトを構えていなかったり、B to Cのビジネスを行っていなかったりというところがほとんどなんでしょうね。なのでウェブで天板を注文しようと思ったら、現状はマルトクがほぼ一人勝ちじゃないかと。
マルトクのウェブサイトは、かなでもののようにデザイン性が高いものではありませんが、情報がきちんと整理されているし、私のように初めて机のDIYに挑戦するような初心者に対して木に関する情報を丁寧に伝えていて、安心感や信頼感があります。
扱っている木の種類も非常に多く、天板の幅、奥行、厚みの他にも角の面取り、特殊加工までも依頼可能。ウェブでの評価の高さもあり、ああもうマルトク一択だわってなりました。
マルトクから丁寧に養生された天板が届いた
発注から20日ぐらいで届いたマルトクの天板がこちら。とてもきれいにパッキングされていました。時間がかかるのは人気の高さや仕事の丁寧さからくるものなのかなと思えるきれいな仕事です。
注文したのはゴムの木の集成材。最初は濃い茶色で高級感が漂うウォールナットも魅力的でしたが、ちょい予算オーバー。ゴムの木の天板は、ゴムを採取した後の木材(再生材)が使われていてコスパ最高なうえに丈夫。ダンボールアーティストの私としては環境への優しさも気に入りました。色も明るく、仕事部屋にも合いそうです。
開梱したときの第一印象は「あれ?思ったより色が薄い?」でした(これは後に劇的に変化します)。次に気付いたのは机の周りが木材で丁寧に養生されていたこと。
角の部分の養生もきちんとしています。そしてダンボールアーティスト的な気付きは、効果的なダンボールの使い方。写真ではダンボールの波々部分が内側に使われているのがわかると思います。クッションにしてるんですね。
マルトクで注文した天板のオーダー内容
今回マルトクでオーダーした天板の仕様は次のとおり。
ゴム 集成材フリーカット 30 x 750 x 1000 mm
面[A]:上下R面(3R) + 磨き
面[B]:上下R面(3R) + 磨き
面[C]:上下R面(3R) + 磨き
面[D]:上下R面(3R) + 磨き
反り止め:無し
ジャストカットの有無:有り | 三方向使用
価格: 12,560円 x2
送料: 1,100円
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合計: 26,220円
各項目の意味はマルトクのウェブサイトで解説されていますが、サイズ、面取りの有無と角度(どれぐらい丸くするのか)、反り止めの有無などを指定。反り止めは、経年変化によって木材が反ることを抑えるための加工をするかどうかですが、今回は鉄脚がその役目を果たせると判断したので無し。
「ジャストカット」は、寸法通りに切ってもらうかどうかの指定です。工事現場で現物合わせのためにその場でカットするということがあるそうで、そういう場合はジャストカットなしにすると長辺が少し長めの寸法にしてもらえるとのこと。机の天板用なのでジャストカットはあり。
巨大な天板2枚分の送料が1,100円というのは良心的ですね。送料を除くと天板1枚あたりの価格は12,560円。サイズオーダーで面取りもしてもらっていることを考えるとかなり安く感じます。ちなみにウォールナットなど高級な樹種になると当然ながらもっと高いです。
天板の加工はまた後日
届いた天板はサイズ通りにカットされ、面取りもされていますが、机として使うためにはもう少し加工が必要。その内容は次のとおり。
- ヤスリがけ(サンディング)
- ワックスがけ
- 鉄脚を取り付けるための穴あけ
- 鬼目ナットの埋め込み
素の状態の木材の表面をヤスリがけで滑らかにし、ワックスをかけます。マルトクにも表面加工のオプションはありましたが、今回は選びませんでした。DIYするなら、鉄脚の取り付けだけでなく、ワックスも自分でやっちゃおうかなと。今後メンテナンスしていくときもやり方がわかってた方がいいし。
具体的にどんな感じで進めていったかはまた後日書きます〜