MOTION PLUS DESIGN’S MEET-UP TOKYO 2018で強く心を揺さぶられてきた

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2018年6月2日開催されたMOTION PLUS DESIGN’S MEET-UP TOKYOに日帰りで強行参加してきました。参加して本当によかったというレベルではなく、参加することは運命だったと感じています。

モーショングラフィックスとは

従来の静止画のグラフィックデザインに、動きや音を付けた表現がモーショングラフィックス。モーショングラフィックスの素材には、写真、イラスト、文字などが含まれます。

過去に映画のオープニング映像ばかりを集めたart of the titleというウェブサイトを紹介しましたが、これはまさにモーショングラフィックスですね。

art of the title 映画のタイトルシーンを紹介するArt of the Titleは映像クリエイターやデザイナーにオススメ

CMやTV番組などのタイトルで流れる、動きと音がシンクロした気持ちいい映像もモーショングラフィックスに含まれます。

モーショングラフィックスの一線で活躍するクリエイターが集結するMOTION PLUS DESIGN’S MEET-UPに開催直前で参加決定

MOTION PLUS DESIGN’S MEET-UPはフランス発祥のイベントで、世界各国からモーショングラフィックスの一線で活躍するクリエイター達が集まります。

MOTION PLUS DESIGN’S MEET-UP TOKYO 2018

2017年に初めて東京で開催され、今回が2回目。前回よりも認知度が上がったためか、イベントの規模はかなり大きくなっていました。

自分自身がこのイベントの存在を知ったのは、つい2ヶ月前のこと。知り合いのCGデザイナーが参加すると聞いて、ずっと興味を持ち続けていました。

ただ今年は色々と先行投資しており、金銭的な理由で参加するかどうかを迷っていて、イベント開催の一週間前の時点でも決断できていなかったというのが正直なところ。

しかし将来の自分への投資と考えて参加することに。イベント開催直前まで参加受付してくれていたのは、とても幸運でした。

Rama Allenさんの話で頭をガツンと殴られたような衝撃

最初の登壇者は、The MillのRama Allenさん。実際に体験することを重視し、常に色々なことに興味を持ち続け、本を読み、旅行して、それらの点をつないで創作につなげていく。スティーブ・ジョブズの点と点をつなげるお話なども引用されていました。

点は後からどうつながるかわからないけど、そもそも点がなければ線にならないわけで、点となる様々な体験が重要なわけです。

パソコンの中だけでデザインしていたら、表現できるものはどんどん小さく、薄く、生々しさのない、表面的なものになっていきます。

体験の重要さは頭ではわかっていたようで、フリーランスゆえの先行きの不安さなどからあまり実践できていなかった部分。

もっと自分を信じて進めと、強く背中を押してもらえたような気がしました。

若くて有能すぎ、センスよすぎなZaoeyoさん

2番手は上海から来たZaoeyoさん。イベント参加前に、彼が作った次の映像を見ていて、今回もっともお話を聞きたいと思っていた人でした。

冷たい都会の風景に、力強く生きる動物たちが加わることで映像に生命力が加わり、強く惹きつけられます。一体、どんな人生経験をしているんだろうと思ったら…なんと、Zaoeyoさん、26歳!こんな若さで、これだけ深みのある映像が作れるなんて…

しかしさらなる衝撃だったのが、PowerPointを4年間メインツールとして使っていたということ。はい、あのMicrosoftのプレゼン資料作成ソフトですよ。

彼はPowerPointを使って、モーショングラフィックスのような表現を作り続けていたのです。とてもパワポで作ったそれとは思えないクオリティで。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=275&v=811ytxGuRWE

なぜPowerPointだったかって、他のソフトのことを知らなかったから。

ちゃんと調べろや!

きつくいってごめん…いやパワポで4年も表現をし続けた情熱が素晴らしい。たまにそういう人いますよね。その後、CGソフトや映像編集ソフトを知ったときの彼の感動ってどんなものだっただろうか。ずっと公衆電話使ってたら、スマホがあることを知ったぐらい隔世の感があったのでは。

映像をどうやって組み立てていったのか詳しく解説してくれたんですが、イメージを持ち、資料収集し、形にしていくという、いたって理にかなったものでした。

ただ構想を固めたあとで、いざ表現しようと思ったときに、主に技術的な理由で中々思ったような映像が作れないというのが多くのクリエイターの悩みどころではないかと思うのですが、そのあたりは持ち前の情熱と頭のよさ(学校では優等生だったそうで)なのかなと思います。

Zaoeyoさん、知性と情熱、センスのよさなど、多くを持った素晴らしいクリエイターで今後の活躍にも期待。

センスのよさとは裏腹に人間味が溢れていたSOMEIさん

知り合いのCGデザイナーが惚れ込んでいるクリエイターがSOMEIさん。Zaoeyoさんと同じ上海出身。

中国のスマホ、OPPOの映像を多く手がけています。動きに対するセンスが素晴らしいです。これぞモーショングラフィックスという感じ。

そんなSOMEIさんですが、プレゼンでは人柄のよさがにじみ出ていました。仕事、お金、時間のバランス、クライアントとのメールや電話のやりとりなど、多くのクリエイターと同じ悩みを抱えていることを包み隠さずに披露。

思い悩んでいたときに子どもを見て、これが人生というものだろうと、ありのままを受け入れられるようになったのだとか。

元々は1人でお仕事をしていたそうですが、いまは複数のクリエイターとチームで取り組むようになり、より多くの仕事をこなしたり、これまでになかった表現ができたりしているそうです。

人柄のよさが出ていて、勝手に親近感を持ちました(笑)

長丁場のイベントにも最後まで集中力は途切れなかった

イベント当日は4時起床、5時半の始発で東京入りし、最後は終電一本前で帰宅するという強行日程。

さすがに途中で眠くなるかと思いましたが、最後まで集中力は途切れませんでした。

スポンサーであるDropboxやAdobeのお話も興味深かったです。Adobeのジモトの取り組みを中の人に聞きたかったのですが、時間がなく残念。

イベント終盤にお話をされていたクリエイター達は、実績が申し分ないのは当然として、取り組んでいるプロジェクトも社会的意義の強いものも含まれていました。モーショングラフィックスの領域を超えたお話もありましたが。

最後の登壇者だったカイル・クーパーさんに至っては、生きる伝説と紹介され、実際にそんな感じでした。雑な感想でごめんなさい(笑)

いやもう出てくる事例が、誰もが知っている映画やゲームの話だったりとか異次元過ぎて…

MOTION PLUS DESIGN’S MEET-UP TOKYOは次回もぜひ参加したい

そんなわけでMOTION PLUS DESIGN’S MEET-UP TOKYOは、少し無理をしてでも参加してよかったです。

自分の中でかなり考えを変えさせられた部分があり、創作していく上での様々なヒントももらえたので、今後の活動や表現にも大きな影響が出ることでしょう。

教えてくれた知人や、イベントを支えてくれたスポンサーにも感謝いたします。本当にありがとうございました。

追記:MOTION PLUS DESIGN’S MEET-UP TOKYOの模様がvimeoに公開されています!必見!

MOTION PLUS DESIGN | vimeo