徳川美術館の特別展「天下人の城」は子どもや歴史初心者も楽しめる!

徳川美術館で 2017 年 7 月 15 日(土)から開催される特別展「天下人の城 -信長・秀吉・家康-」のプレス向け内覧会に参加してきました。

幅広い世代が楽しめるよう趣向を凝らしていて、子どもや歴史にそれほど詳しくない私のような初心者にも楽しめる内容になっています。

徳川美術館で開催される特別展「天下人の城」のプレス向け内覧会

このたび「名古屋歴史ナイト」というイベントの主催者で、ライターとして活躍されているカツイエ.com の北村さんから声をかけてもらい、徳川美術館のプレス向け内覧会に参加しました。

大して歴史に詳しくもない私が内覧会に参加できたのは、徳川美術館がブロガー向けの取材枠を設け、北村さんが中部圏のブロガー仲間に声をかけてくれたからです。

ブロガーの活用も盛んで、毎日のように何かのイベントが開催されている東京とは違い、名古屋ではブロガーとしての経験を生かせるイベントは多くないので、こういった場はとても貴重。本当にありがとうございます。

歴史には興味はありつつも苦手意識のようなものがあったりしますが、詳しい人から話を聞くと色々と興味が沸いてきたりするものです。

今回は取材ということで、豊富な知識を持った学芸員の方や、取材にいらしていた読売新聞の記者の方にもお話を聞けるという貴重な経験ができました。

集中豪雨をくぐりぬけて徳川美術館へ

内覧会当日、私は車で名古屋に向かいましたが、道中の犬山市や小牧市は全国ニュースでも報じられるほどの集中豪雨。

ワイパーを最高速にしても前が見えないぐらいの滝雨でしたが、雨が降っていた地域を抜けると、名古屋市は晴天になって一安心。

自宅から名古屋に行くための路線は運行が止まっていたので、危うく取材に参加できなくなるところでした。

そんなことがありつつも、無事、徳川美術館に到着。歴史を感じさせる門構えです。
徳川美術館

趣きのある門を抜けると、徳川美術館が正面に見えます。
徳川美術館

その左手には徳川園という日本庭園の入口。同じ敷地内には尾張徳川家の旧蔵書を中心とした貴重な古典を所蔵する蓬左文庫もあります。
徳川園

案内図を見ると徳川園はかなり大きいようです。今回は徳川美術館しか見られませんでしたが、次回は徳川園や蓬左文庫にも足を運びたいと思います。
徳川美術館 案内図

権力を誇示するため、天下人達によって華美で巨大になっていった城

自分が最高権力者になれる仕組みを考え、城を権威の象徴として利用した織田信長。

信長によって金華山の山頂に建てられた岐阜城は、築城した当時は現在のようなロープウェーなどありません。

そんな場所に城を建て、限られた人しか立ち入れなくすることで身分の違いを示したそうです。

信長の城の完成形が安土城で、外装に金箔などを用いてさらに権力を誇示。

そのような城に対する考え方は脈々と受け継がれ、秀吉は大阪城のような巨大な城を建てました。

というようなお話を学芸員の原さんがわかりやすく説明。とても楽しそう(笑)
徳川美術館 学芸員の原さん

秀吉亡き後に権力者となった徳川家康が、当時の築城技術の粋を集めて築いたのが名古屋城。

先の大戦で天守閣が焼失してしまい、戦後コンクリートで復元されましたが、このたび木造化されることが決まりましたね。

現在の名古屋城はエレベーターが設置されているということで、材質よりも、そっちのせいでコレジャナイ感が出ていると思うのは私だけでしょうか(笑)

新発見の「江戸始図」を元に描かれた江戸城の絵

今回の特別展の見どころの 1 つが、今年(2017 年)になってから発見されたばかりの「江戸始図(えどはじめず)」です。

徳川幕府が成立してから間もない頃の江戸城の城郭を明確に示した貴重な資料なのだそうですが、そんな凄いものが未だに新発見されるところも歴史の魅力だったりするんでしょうね。

私が疑問に思ったのは、平面な江戸始図を元に画家がどのようにして立体的な城を描いたのかということ。

そのことを原さんに直接ご質問するという貴重な機会をいただきました。(北村さん撮影。あざます!)

城の予想図を描くために画家だけではなく、原さんなど複数の有識者がメールでやりとりを行ってお互いが持つ知識や情報をすり合わせて形を定めていったそうです。

特に古い時代の建築物には精緻な設計図面などある方が珍しいでしょうから、建築物などはそうやって多くの専門家達の努力によって復元されるものなのだと思います。

ちなみに 8 月 6 日(日)に開催される「江戸城天守復元トークセッション」では、この絵の復元に関わった奈良大学教授の千田さん、歴史復元画家の富永さんのお話が聞けるそうです。

歴史だけでなく、建築や美術、デザインなどに興味がある人にとってもおもしろいお話が聞けるかもしれません。

「天下人の城」会期中には様々なイベントが開催

2017 年 7 月 15 日(土)から 9 月 10 日(日)まで開催される特別展「天下人の城 -信長・秀吉・家康-」では、会期中に様々なイベントが催されます。

先にご紹介した江戸城天守復元トークセッションの他にも月替りで記念講座が開かれます。

また 8 月中は子ども向けに景品がもらえるクイズイベントなどが開催されたり、徳川美術館の敷地内にある宝善亭では「信長御膳(税込 3,800 円・要予約)」が振る舞われるなど、子どもも大人も楽しめるイベントが盛り沢山。

信長御膳は、織田信長が徳川家康を安土城にもてなしたときに振る舞われたメニューを参考にしたのだそうです。

さらに徳川美術館としては初めて、外部の出版社に依頼して図録を作ったとのことで、気合いの入り方が違いますね!

図録はネットや書店でも購入できますが、美術館で購入すると原さんが喜びますので、色々と察してください(笑)

お寺の数は京都よりも多いという名古屋には、私が知らない歴史的に貴重な建物や場所が無数にあることでしょう。

その魅力がもっときちんと発信されるようになれば、中部圏には国内外から今よりももっと多くの人が訪れるようになりそうです。取材させてもらって、そんなことを感じたのでした。

特別展「天下人の城 -信長・秀吉・家康-」や徳川美術館についての詳細は、同美術館のウェブサイトをご覧ください。

休館日もあるので、事前に必ず確認してくださいね!

徳川美術館

名古屋市東区徳川町1017
052-935-6262
10:00~17:00(入館16:30まで)
月曜休館 (祝日・振替休日の場合は翌日)
徳川美術館 公式サイト
徳川美術館 Facebook ページ
天下人の城展 応援ブログ

名古屋駅から徳川美術館に行く人は、応援ブログで豊富な写真とともに詳しく説明されているので参考にしてください!
名古屋駅から徳川美術館行きのバスの乗り方




徳川美術館

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ABOUTこの記事をかいた人

ダンボールアーティスト/ブロガー。会社員だった2014年にテレビ局、ディズニーからダンボールアート制作の依頼を受ける。2015年からは独立し、ダンボールアート制作、ライティング、プロダクトデザインなど多方面で活動中。詳しくは、プロフィール・実績をご覧くださいまし。