2年間、毎日ブログを更新して得られたことと犠牲にしたこと

shoshikantetsu

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2013年から2015年の3月にかけて、ブログを毎日更新してきました。得たものの方が圧倒的に多かったんですが、犠牲にしたものもありました。

毎日のブログ更新によって得られたもの

情報収集能力が向上する

毎日ブログを書くためには、ネタが欠かせません。様々なウェブサイトやブログのRSSに登録し、毎日、数百記事に目を通します。

まあ全ての記事を最初から最後まで読むのではなく、見出しをザーッと眺めて、気になったものだけ目を通すという感じです。

読んだ書籍、新聞、雑誌など、気になることはメモ。FastEverというEvernoteに簡単に情報を記録できるアプリが有効です。

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FacebookやTwitterでも気になる情報はクリップ。後で読む記事のクリッピングにはPocketを多用。

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一つのことを続けていると友達もそういうことを認知してくれます。

私の場合だとダンボールアートに興味を持っていて、そういった関係の記事を多く書いているため、親切な人達が「こんなダンボールネタあったよ」と情報提供してくれます。本当にありがとうございます!

大量な情報の中から必要なものを拾い上げるという能動的な能力の向上に加えて、周りの人からも情報をいただけるようになるという、幸運型自動情報収集力を養うことができました(笑)

自己管理能力が上がる

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ブログの記事を書くために、平均して一記事あたり1時間ぐらいは使っています。

参照・引用した情報に間違いが無いかの確認(裏取り)だったり、画像の加工(リサイズや色調補正)、推敲などがあるので純粋に文章を書いている時間はもっと短いのですが、まあそれぐらいはかかります。

毎日、なんとかそのための時間は捻出しないといけないわけです。こうなってくると、10分であっても無駄にはできません。

会社の昼休みにザックリと記事を書いておいて、帰宅後に推敲と画像入れとかすることで形にしていたこともあります。

どうしても、なんだか色々と重なってしまいアカーンってときは、深夜か早朝の時間を使ってなんとか書きました。薄すぎて残念な記事もチラホラありますが…

昨年までは会社員だったのでブログを書くのは仕事が終わってから。そうなると少しでも早く仕事を切り上げて、ブログの時間を確保したくなります。

そのために今日中にやらなくてはいけない仕事と、翌日や翌週に回せる仕事をしっかりと分けました。結果的に仕事にも公私にもメリハリがつくようになりました。

ブログを継続して書くことの優先順位を高く設定した結果、スキマ時間の有効活用、ネットやテレビを目的もなく見る時間の削減、公私のメリハリなど、自己管理能力が上がったと感じています。

広告収入が得られる

地道に毎日更新を続けているとブログのアクセス数も上がってくるので、それに伴って広告収入も増えます。

月平均で2〜2.5万円程度ですが、年間で考えると大きいですよね。会社員のときは、まるまるお小遣いになりました。

時給換算するとコンビニのアルバイトと同じぐらいになってしまいますが、自宅でできるし、好きなことを好きなように書いているだけなので、ストレスがありません。(頑張れば時給が上がるかもしれないというのは、コンビニバイトと同じかもw)

私にとって広告収入はブログから得られる多くの産物の一つと言えます。

いまはお小遣いではなくて、貴重な生活費の一部になっているので毎月30万ぐらい欲しいんですが(笑)

企業から製品モニターやレビューの依頼が来る

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ブログ開始当初、iPhone関連のデジタル小物(ガジェット)について色々と書いていたためか、製品のモニターやレビューのご依頼をいただきました。

ブログで記事にするときはその旨もちゃんと書いているので、購入したかのように装って実は企業からの依頼だったなんてことはありません。

自分が興味のある分野の製品に関して、このようなご依頼をいただけるのは嬉しいことですし、特にコンシューマー向けの製品を扱う企業は個人ブログなどもちゃんと見ていることがわかりました。

セルフブランディングになる

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もともとブログの主目的はセルフブランディングだったわけですが、ブログ開設から1年でテレビ局とディズニーからの制作依頼にテレビ出演と、短期間で予想のはるか上空を行く結果が出ました。

この点に関しては、先日ごりゅご.comへの寄稿で詳しく書かせていただいたので、ご興味がある方は、ぜひご覧ください!

PVや広告収入がなくてもブログを使って食べていく方法

応援してくれる人が増えたり、御礼を言われたりする

毎日ブログを書いているとアクセス数の増加にともなって、ブログの認知度が上がります。

そして次第にネット上で応援してますという声が聞こえてくるようになります。また、友達からもいつもブログ見てるよって言ってもらえたりします。

さらにはブログに書いた情報が誰かの役に立ち、そのことに対して御礼を言われることも。

ネットでもリアルでも、こういった声をかけていただくと本当に嬉しいものです。続けて良かったと心底思える瞬間です。

実際に声をかけてくださった人達には、改めて御礼を申し上げます。でも何回言われても嬉しいので、いっぱいください(笑)

毎日、ブログを更新するために犠牲にしたこと

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記事の内容が薄くなってしまった

会社員をしながら毎日ブログを書くのが、とても大変なときもあります。2014年はブログに加えて、ダンボールアート制作を行っていた時期もあります。

テレビ局から依頼をいただいたときなどは一週間しか時間が無かったので、ほぼ毎日徹夜で仕上げました(注:有休はとっていませんし、昼間はちゃんと寝ないで働いていましたw)。

このときもブログは書いていますが、割ける時間は少なかったので、どうしようもなく薄い内容の記事もありました。

ブログの質そのものを落とすことにもなるので良くないな〜と思いながら、意地になって毎日更新を続けました。

先日もブログに書きましたが、量から質に転換するため無理な毎日更新でブログの内容を薄くしてしまうことは今後は避けます。

検索を考慮した内容にできなかった

ブログを多くの人に見てもらうために一番重要なのは「記事のタイトル」であると良く言われます。

検索サイトでも大きく表示されるのは、ブログ記事のタイトルに当たる部分です。惹きつけられるような見出しになっていれば、ブログを訪問してもらえる確率も上がりそうです。

と、そんな知識は頭にあったものの、毎日ちゃんと記事タイトルを考える余裕はなく、ほとんど考慮できませんでした。

これからは、できるだけじっくりと考えるようにしていきます。

ブログ以外のことに使う時間を削っていた

1記事のために使う時間は大体1時間程度と書きましたが、毎日書けば1年で365時間、1日8時間として年間約1ヶ月半(約45日)もの時間を使うことになります。

1日は、誰にとっても24時間。ブログに多くの時間を使えば、その分、他の時間が差し引かれます。

今後はブログに代わって事業の準備が最優先となるため、こちらに多くの時間を投入していきます。