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いつもお世話になっているクロネコヤマト宅急便の「クロネコメンバーズ」に登録しました。
割引もあり、様々なサービスがウェブと連動していてとても便利なんですが、電子マネーのサービスはちょっとややこしかったです。
安全性を考えてMoney Forward(マネーフォワード)の運用を見直しました 「自動家計簿」Money Forwardがデザインが良くなって完全体に進化してた
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改悪がきっかけでクロネコメンバーズに登録
少し前からクロネコヤマトの営業所で伝票を作る際にタッチパネルの端末が導入されましたが、手書きなら1〜2分で終わる伝票記入に5分以上はかかるようになってしまいました。
この手間をどうにか減らせないかと考えて思い出したのが、数年前に加入したクロネコメンバーズのサービス。
クロネコメンバーズに加入するとカードが発行され、そこに自分自身や送付先の住所が記憶させられて、営業所の専用端末を使うと簡単操作で送付状が発行できるというもの。
私が加入した当時のクロネコメンバーズのシステムでは、利用頻度が低いとカードに登録した情報が保持できなくなりました。
当時は宅急便の利用頻度が低く、クロネコメンバーズを利用する利点が無かったためにサービスは利用しなくなりましたが、ルールが一新されていると知り、改めてカードを発行。
新しいクロネコメンバーズのカードは電子マネー機能付きで、様々なサービスがウェブから使えるようになっており、カードだけでなくサービスそのものがかなり便利なものに変わっていました。
ウェブと連動したサービスが充実していて便利
クロネコメンバーズ専用のウェブサイトやアプリ(iPhone/Android)を経由して、次のようなサービスが利用できます。
- 集荷依頼
- 送り状を自宅で発行
- 印字済みの送り状発行
- 再配達依頼
- 受け取る場所や日時の変更
- 荷物状況のEメールでの通知
これまで営業所や電話で行っていたことは全てウェブでできるようになっているんじゃないでしょうかね。
伝票作成や集荷もウェブで依頼できるので、営業所で使いにくいタッチパネルで情報を入力する必要がなくなるどころか、営業所に行く必要がありません。
先日、早速ウェブ経由で集荷をお願いしてみましたが、ウェブ上で入力した内容を送付状として印字して持ってきてもらうことができ、とても便利でした。
送付物の内容欄もウェブ上で入力しましたが、なぜかこの部分だけは印字されておらず、手書き。
新たに電子マネーサービスが導入されており、新しいカードに現金をチャージしておくことで様々な支払いに利用できてとても便利になっていたんですが、これが一癖ありました。
ヤマト独自の電子マネーとnanacoなどの電子マネーとの連携がわかりにくかった
クロネコメンバーズのカードには「クロネコメンバー割/クロネコメンバー割 BIG」というクロネコ独自の電子マネーと、「nanaco/WAON/楽天Edy(3種類のいずれか)」という2種類の電子マネーの機能があります。
ヤマトの営業所でカード発行を依頼したときにきちんとした説明が無かったため、このことがよく理解できていませんでした。
カードは営業所で手続きした数日後に自宅に届けられ、送付物の中にはクロネコメンバーズの説明冊子が同封されていましたが、どうにも仕組みがわからず、問い合わせをしてようやく理解。
以下、問い合わせでわかった内容です。
「クロネコメンバー割(ヤマトの電子マネー)」で支払わなくては宅急便料金は割引されない
クロネコメンバー割に5,000円以上チャージして、そこから宅急便料金を支払えば、10%が割引になります。
ただし「nanaco/WAON/楽天Edy」で支払っても宅急便料金は割引になりません。
「1枚のカードに2種類の異なる電子マネー機能がある」ということが最初から理解できていれば悩む部分ではなかったかもしれませんが、説明してもらうまでわかりませんでした。
「クロネコメンバー割」が電子マネーの名称ということが直感的にわからないことに加えて、2種類の電子マネーの連携の仕方(後述します)がサービスをわかりにくくしている部分があります。
支払いをする際、ヤマトのドライバーは「クロネコメンバー割」と「その他電子マネー」のどちらで支払うかを必ず聞くことになっているそうですが、そもそも1枚のカードに2種類の異なる電子マネーが含まれていることを理解してしなくてはいけません。
「クロネコメンバー割」「クロネコメンバー割 BIG」という割引率の異なるサービスがある
新しいクロネコメンバーズには「クロネコメンバー割」「クロネコメンバー割 BIG」という2種類のサービスがあります。
「クロネコメンバー割」は最低チャージ金額5,000円(それ以上は1,000円単位でチャージ可能)で、宅急便料金が10%割引。
「クロネコメンバー割 BIG」は最低チャージ金額50,000円(それ以上は1,000円単位でチャージ可能)で、宅急便料金が15%割引。
「クロネコメンバー割」「クロネコメンバー割 BIG」は、発行されるカードが異なります。
15%割引があるのは「クロネコメンバー割 BIG」だけなので、「クロネコメンバー割」のカードに50,000円をチャージしても割引率は10%のままです。
カード発行依頼時にいずれかのカード(サービス)を選ぶ必要があります。追加発行が可能なため、後から新たに別の種類のカードを発行できますが2枚目からは300円の手数料が必要です。
安全性を考えてMoney Forward(マネーフォワード)の運用を見直しました 「自動家計簿」Money Forwardがデザインが良くなって完全体に進化してた
「nanaco/WAON/楽天Edy」は宅急便料金支払いに使えるが「クロネコメンバー割/BIG」は宅急便にしか使えない
「nanaco/WAON/楽天Edy」は現金のような扱いなので、宅急便料金の支払いにも使えますが「クロネコメンバー割/BIG」は、クロネコヤマト専用の電子マネーとなっており、宅急便など同社が提供するサービスでしか利用できません。
「nanaco/WAON/楽天Edy」の機能を含めなければ、クロネコヤマト専用サービスということですぐに理解できたと思います。
実際にnanaoなどの電子マネー無しでクロネコメンバーズのカードを発行できることは後からウェブサイトを見てわかりましたが、営業所でカードの発行を依頼したときにはその説明はありませんでした。
クロネコメンバー割/BIGにはコンビニでチャージできない
「クロネコヤマト専用の電子マネー」なので当然かもしれませんが、「クロネコメンバー割/BIG」にはコンビニではチャージできません。
クロネコヤマトの営業所か、ヤマトのドライバーに直接お願いする必要があります。
クロネコメンバーズ自体はとても便利だが電子マネーの説明はわかりにくかった
クロネコメンバーズが一新されて、ウェブやアプリを経由してほとんどのサービスが利用できるようになったため、便利さはさらに増しましています。
クロネコメンバー割/BIGの割引もありがたいのですが、電子マネーの仕組みがややこしく、これだけが残念。
一度わかってしまえばどうということはありませんが、初期説明が不十分だったことと仕組みそのものが少々複雑だったため、理解するまでに少々手間がかかりました。
サービスはとても良くなっていることはわかったので、これからも引き続きクロネコヤマトは利用します。
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