独立4年目の2018年を振り返る

スバコ

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早いもので独立してから、この年末で4年。今年も周りの人達に支えていただき、乗り切ることができました。本当にありがとうございます。

昨年までは目の前を見て走ってきましたが、今年は方向性が固まり、これから行うべきことがより明確になりました。

昨年の目標を振り返る

2017年に立てた目標は次のとおり。

  • 独自製品の開発・販売
  • 時間の使い方の改善
  • ダンボールアートの新作
  • CG、写真の腕磨き

子ども達と記念撮影 独立3年目の2017年を振り返る

独自製品の開発・販売は、独立時から持っていた目標。今年はそれがようやく形になりました。私にとっては大きな一歩です。

製品開発は昨年末から始め、試作を繰り返して春頃には形が確定。どのように世に出すかを考えていたタイミングでWonderFLY CREATIVE AWARDのことを知って応募したところ、周りの皆様から投票いただいたことが大きな後押しとなり受賞。

受賞者の義務として、そのままクラウドファンディングを行う運びとなりましたが、こちらも皆様のご支援によって目標額を達成。

スバコ達成率157% 【御礼】スバコのクラウドファンディングは達成率157%で終了しました

早い段階で目標を達成できたため、クラウドファンディング終了前に工場に量産を依頼。先日、すべての支援者にリターンの送付を終えました。

ただただ、周りの皆様に感謝です。本当にありがとうございます。

ダンボールや紙の製品のことは、独立前から情報収集を続け、製品の価格やサイズ、魅力を感じる理由などを考えてきました。

誰かが作ったものを批評するのは簡単なこと。でも、いざ自分で作るとなると容易なことではありません。形にするまでに多くの時間を要しました。

完成した製品は、まだまだ改良の余地があるものです。でも考えてばかりでは物事は先に進みません。形にして、多くの人達のご意見に耳を傾けながら、よりよいものに仕上げていければと思っています。

1月下旬から、時間の使い方を改善するためにtogglというサービスの利用を開始。それまでは、自身が毎日何を行っているかを箇条書きで記録していましたが、何にどれだけの時間を費やしたかはわかりませんでした。

togglによって、そのような時間が可視化。普段は自宅で仕事していて、家事や炊事などを行っていると、実労働時間が思ったよりも短いと判明。

また思ったよりも早くできていることと、時間がかかっていることなどもわかるようになりました。これを意識することで集中力が増した気がします。

ダンボールアートは個人としての新作はありませんが、大きなお仕事をいただいており、来年2月に納品予定です。

CG・写真はもう少し時間を使いたかったところ。こちらは、また来年に持ち越します。

2018年の利益は先行投資、今後の飛躍を感じられた

2018年の主な実績は次のとおり。

任天堂がNintendo Laboというダンボールを使った意欲的なゲームシリーズを発表。ダンボールアーティストとして週刊ファミ通からインタビューを受け、ダンボールブームを予感させる年の始まりに(笑)

ANA WonderFLY CREATIVE AWARDでの受賞は、独自製品のお披露目に華を添える喜ばしいもので、来年からの製品販売にもつながるものとなりました。

本ブログでは触れていませんが、主催している勉強会のウェブサイトで、4月から主に初心者向けの情報配信を開始。9月に名古屋で開催されたイベントを後援。

モジョンさん主催のCinema 4D勉強会が名古屋で開催されました | C3D

これらがC3Dの認知度を広げることにつながり、CG専門誌の編集部にも知っていただけるようになりました。

今年は仕事にも恵まれて、昨年よりも収益は上がったものの、製品ロゴのデザイン費、意匠・商標出願のための実費と弁理士費用、CG用Windowsパソコンとディスプレイの購入などに使ったため、手元には残っていません(涙)

これらはすべて未来の自分への先行投資。活かすも殺すも自分次第ですが、当然、活かしていきます!

2019年の目標

2019年の目標は次のとおり。

  • 独自製品の改善、宣伝・販売による収益の安定化
  • ダンボールアートの新作
  • CG案件を増やす
  • 時間の使い方改善とCG・写真の腕磨き

ようやく製品が形になり、本格的に販売を行う準備ができました。来年からは改善も心がけつつ、販売の流れを作り、収益の安定化へ。

ダンボールアートの新作は製品とは直接関係ありませんが、宣伝に貢献してくれると思うので、こちらも頑張ります。

今年はご縁があってCG案件も手がけましたが、さらに実力を向上させて積極的に仕事を取りにいけるようにできればと。

時間の使い方をさらに改善することで、CGや写真の腕磨きにかけられる時間を確保しつつ、きちんと仕事もしていきます。

よく周りの人達からマルチに活動してますねとかいっていただきますが、私は生きるために必死に色々なことを行っているというのが実情でして(笑)、本当は方向性を絞って、限りある時間を有効に使っていきたいのです。

そのような意味で、今年はダンボールとCGに方向性が定まったというところが、最大の収穫と感じています。

独立するときにやることが決まってたんじゃないのかと、突っ込まれそうなんですが、私の場合は独立時点ですぐに安定的な収益につながるような強みはありませんでした。

なので色々な考えは持ちつつも、具体的なことは考えながら走ってきたというのが、正直なところです。会社員をやりながら方向性を考えて、安定的にやっていける目処がたったところで独立するのが賢いやり方かもしれません。

しかし私は独立したのが42歳とかなり遅く、もうそんな悠長に構えていられませんでした。今はそれでよかったと心から感じています。

昨年の振り返り記事で、もう1つやりたいことがあって来年の振り返りで明かすと書いてあるんですが、これはC3Dに関係することです。まだ想定していたような形にはなっていませんが、来年から着手していく予定。

毎年、周りの皆様のお陰で生かされていると感じていますが、今年はCREATIVE AWARDへの投票やクラウドファンディングでの支援という形で、より直接的な支えもいただきました。本当に感謝しております。

来年はさらなる飛躍の年になるように精進していきますので、引き続きよろしくお願い申し上げます!

2 COMMENTS

ぽん太

岩井さんが進まれた一歩は、人類にとって偉大な一歩になるかもしれません。
応援しています。

いわい

いつも気にかけていただいてありがとうございます。今年も頑張ります!

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