拙作のダンボールヘッドは、iPhone Xに顔として認識されるのか?
先日そんな検証を行う機会があったんですが、大方の予想を覆して、ダンボールヘッドが完全勝利しました。
過去作品の中でも人気の高い、ダンボールヘッド「カツマタくん」
いわい(@iwai)がこれまでに作ったダンボールアートの中でも、特に人気があるダンボールヘッド カツマタくん。モデルは友人の勝又くん。
データファームさんからの依頼で「ペーパーヘッド(顔のかぶりもの)」を作りました!
ペーパーヘッド改良版!強度を増したダンボールヘッドを作ったよ!
ダンボールヘッドは勝又くんの会社「データファーム」のキャラクターとして活躍しつつ、Ogaki Mini Maker Faire 2016で展示されたり、私と一緒にテレビに出演してレポーターからコワイ呼ばわりされたりしています。
Ogaki Mini Maker Faire 2016参加までの舞台裏
名古屋テレビでダンボールアート紹介、はるな愛さんダンボールヘッドも公開!
ダンボールカツマタくんのメイキングは過去記事(上の方のリンク)でご覧いただけるので、興味がなくても、ぜひご覧ください。
ダンボールカツマタくんが、iPhone Xに顔認識されて完全勝利
先日、iPhone Xを持っている人に初めて実機を触らせてもらいました。試してみたかったのは、iPhone Xが、ダンボールカツマタくんを顔として認識するかどうか。
初めて本物のiPhone Xを見て、キャー画面デカ〜イ、なのにサイズはiPhone6とそんなに変わらな〜いとか、ひととおり楽しんだ後で、iPhone XとiPhone8 Plusにしか搭載されていないポートレートモードで撮影してもらいました。
最初はダンボールアイアンマンをかぶって撮ってもらったんですが、普通の写真しか撮れないというじゃないですか。どうやら人間の顔として認識されないと、ポートレートモードでは撮影できないと判明。
ならばと満を持してダンボールカツマタくんをかぶって写真を撮ってもらったところ…こ、こいつ認識されるぞ、ダンボールなのに…
ダンボールアートが、世界で初めてiPhone Xに顔として認識された瞬間です(知らんけど)。
Face IDもダンボールヘッドで突破できる(たぶん)
後日、iPhone Xを持っている勝又くん(ヒューマン)に、カツマタくん(ダンボール)が、Face IDを突破できるか試してもらいました。
結果は失敗。勝又くんとカツマタくんは似ているけど骨格が違うので、勝又くんフェイス(ヒューマン)が登録されているiPhone Xで、カツマタくんフェイス(ダンボール)が通るはずはありません。これはダンボールだから認証できなかったのではなく、別人だったからFace IDに拒否されただけです。
しかしFace ID認証のときに、鍵マークがブルブルと震えて、顔として認識されていたことがわかりました!(勝又くん調べ)
カツマタくん(ダンボール)は、ポートレートモード、Face IDともに顔として認識されたのです。おそらく最初からiPhone Xをカツマタくんフェイスで登録しておけば、Face IDは軽々と突破できたと考えられます。これはもうダンボールが世界で初めてiPhone Xに完全勝利したいっても過言ではないでしょう。
宅急便に使われるダンボール、野菜も運べるダンボール、六本木ヒルズにも官公庁にもあるダンボール、その辺に落ちててクタクタになってることもあるダンボール、日本ではリサイクル率が驚異の95%超えともいわれるエコフレンドリーな我がダンボール軍が、2017年に株価の時価総額が一時9000億ドルを超えた世界最高峰のIT企業、Appleの最新スマートフォンiPhone Xに対して、全盛期のマイク・タイソンのような圧倒的な勝利をおさめたのです!
iPhone Xほち〜。ニャ~ン