【デジクリ転載 03】ブログでセルフブランディング開始

2015 年 4 月から翌年 4 月までの一年間、「日刊デジタルクリエイターズ(デジクリ)」で連載していた記事を、何度かにわけて配信。

今回は 3 回目で、ブログを使ったセルフブランディングのお話です。

毎日ブログを書くということ

ブログ開始に際して、レンタルサーバやドメインなど技術的なこと以外に、ブログの運営方針についても色々と考えました。最初に決めたのは「最低でも三か月間は毎日ブログを書く」ということ。

ある人気ブロガーの方が、「まずは三か月ブログを書け」という記事を書かれていて、その内容がとても説得力があったため、そのまま実行することにしました。

セルフブランディングのためのブログとして望ましいことは、できるだけ多くの人にブログを見てもらうということです。

毎日一本記事を書いたとして、一年で365記事。同じ量の記事を書くためには、二日に一記事なら二年、三日に一記事なら三年かかります。

始めるからにはできるだけ短期間で成果を出したかったので、三か月と言わず、可能な限り毎日書くことにしました。

量だけ増やしても質が伴っていなければ意味はないという考え方もありますが、毎日書く代わりに数日ごとに濃い内容の記事が書けるかと言われると、そのような自信はありませんでした。

文章を書くこと自体は好きだったので、私にとって最初は質より量の方が楽だと思いました。

このときに決めた「毎日ブログを更新する」という日課は、2015年3月の初旬まで、二年二か月間続けました。

会社勤めの傍らだったので大変なときもありましたが、習慣化すればなんとかなるものです。

ただ、苦し紛れに書いた駄文もあるため、最近はそれらの記事をそっと非公開にしています(笑)ちなみに、続けて書けと言われていた「三か月」という期間は実に的確でした。

ブログを毎日書き続けて三か月が経過した後に、アクセス数が急激に伸びたのです。そのときのことはブログでも記事にしています。

IWAIMOTORS BLOG 200日連続更新達成!!ブログを半年続けた振り返りとわかったこと!!

2013.07.19

Googleなどの検索サイトは、「クローラー」とか「ボット」と呼ばれる巡回プログラムを使って、広大なインターネットから情報を集めます。更新頻度の高いウェブサイトには、クローラーが毎日巡回します。

何もない状態から始めたブログでも、毎日更新しているうちにクローラーが定期巡回するようになり、検索サイト上に情報が蓄積され、検索時のキーワードの組み合わせによっては記事が上位表示されるようになるのです。

毎日更新を続けると、三か月を経過した頃にその成果が出てアクセス数が上がっていくのだと思います。

当然ながら情報の質が問われるので、需要のない情報(=検索されにくい)はどれだけブログに書き続けてもアクセス数は伸びません。

ブログ記事の内容

多くの人にブログを見てもらうためには、皆が欲しがる情報を提供しなくてはいけません。「困りごとを解決する方法」「何かに役立つ方法」について書くと、より多くの人に見てもらえると言われます。

一般的にインターネットで欲しい情報を得るために、GoogleやYahooなどの検索サイトを使いますが、確かに困ったときにはよく使います。

例えば「Macでスクリーンショットを撮る方法」「タイルの目地の汚れを落とす方法」など、わからないことは検索すればすぐに解決方法が出てきます。

他には「新製品の紹介」などもよいとされます。何か新しいものを購入するときに、実際に使っている人の評価は参考になります。

誰かが使っている感想を読むことで何かを購入するときの最後の一押しになったり、逆に買うことをやめたりということは、多くの人が経験しているんじゃないでしょうか。

ただ、このような情報は毎日ブログに書けるほど蓄えがありません。ブログ開始当初は、できるだけ役立つ情報を書くよう心がけつつ、自分が面白いと思った記事を引用して感想を書いたりとか、ランニングを数か月続けた効果など、より多くの人が興味を持ってくれそうな内容を心がけました。

逆に書いてもあまり多くの人には見てもらえないと言われるのは、個人の日記です。有名人であれば、誰かと食事をしたとか、どの店で服を買ったという情報を何万人もが知りたがりますが、無名の人の日常を知りたがる人はほとんどいません。

とはいえ、まったく個人が感じられない情報サイトのようになってしまうとセルフブランディングにはならないため、ランニング距離や書籍読了数、自身のブログの記事ランクを感想を交えて毎月書くようにしました。

最近はセルフブランディングの効果も出て、リピーターが増えてきたのでブログを始めた頃ほどは役立つ情報を書くということにこだわっておらず、割と自由に書いています。

覚悟を決めて、顔と連絡先を公開

セルフブランディングのためのブログには不可欠と考えて、大きな決断をしました。それは「自分自身の顔写真を公開する」ということです。

名前はそれまでに書いていたブログでも公開していましたが、顔写真はブログどころかFacebookのような一部の人達にしか見られないクローズドなサービス内ですら、公開したことはありませんでした。

インターネットで公開された情報は、半永久的に残ってしまうことから「デジタルタトゥー」などと言われます。顔写真を公開した後で、やっぱり嫌だと思って情報を消しても、それはすでにどこかに記録されていて残ってしまう可能性が高いのです。

後戻りはできないことを覚悟したうえで、顔写真を公開しました。もともと人前にドンドン出ることは得意ではないので、私にとっては結構勇気のいることでした。

ブログで顔写真を公開すれば、情報の信頼度が増すという効果もあります。どこの誰が書いたかわからない情報よりも、顔も名前も明らかな人が提供している情報の方が信用できますよね。

あわせて連絡先として、メールアドレスも掲載しました。これがなければ、後にテレビ局からの依頼が来ることはありませんでした。

FacebookやTwitterを積極的に利用

インターネットで情報を拡散するためには、FacebookやTwitterなどのSNS(Social Network Service)は欠かせません。ブログで記事を書いたら、SNSで更新したことを知らせるのがブロガーの常識といっても過言ではありません。

SNSにブログの更新情報を流すことを、最初は結構気恥ずかしく感じていました。FacebookやTwitterは、会社の同僚や一部の取引先ともつながっていたからです。

毎日ブログを更新していたら、仕事に身が入ってないと思われるんじゃないかとか、色々と考えてしまうわけです。

でも、自分が思うほど、他人は自分のことを気に掛けていないものです。そう開き直って、毎日ブログを書くたびに更新情報をSNSに流し続けました。

評価してもらえた記事は一気に拡散されるため、アクセス増やブログの認知度向上には大きな効果があります。

プロブロガー主催のブログイベントに参加

中部圏在住の私にとって、とても幸運なことがありました。それは愛知県在住のプロブロガーがいらっしゃって、ブログに興味がある人に向けて頻繁にイベントを開催されていたことです。そのプロブロガーとは、人気ブログごりゅご.comの運営者、ごりゅごさん(本名は五藤さん)です。

ブログ運営に関して、書籍やインターネットから得られる情報には役立つことは多いものの、検索サイトのトップに出てきた情報が古かったり、陳腐化していることもあります。プロブロガーから直接得られる情報は鮮度が高く、何事にも代えがたい価値があります。

東京であればプロブロガーと言われる人達は多くいらっしゃると思いますが、地方にはそう多くいないと思いますし、イベント開催をしている人となると更に数は少なくなるでしょう。

プロブロガーやそのセミナーに参加するのはどんな人達だろう? ごりゅごさんのセミナーに初めて参加した時はドキドキしましたが、ごりゅごさんも参加者の皆さんも普通にとても良い人達でした。ちょっと、ビビリすぎでした(笑)

ごりゅごさん主催のブログイベントでは多くのことを学びましたが、セルフブランディングをするうえでとても効果的だったと思うのが「できるだけ、すごそうなプロフィールを掲載する」というものです。

日本人は謙虚な人が多く、プロフィールの書き方も控えめになりがち。私も最初は、遠慮がちでパッとしないプロフィールの書き方をしていました。

皆さんは検索サイト経由で偶然訪れたブログがとても面白かった場合、どこを見ますか? 私なら、どんな人がそのブログを書いているか知りたくなって、書いている人のプロフィールを見ます。多くの人がそのように考えるんじゃないでしょうか。

プロフィールを見たときに、没個性的で自信がなさそうなものであるより、この人なんだかすごいなと思えるようなものの方が印象に残るはずです。

ちなみに、次のページが私のブログのプロフィールです。

いわいのプロフィール

これまで私のプロフィールを見た人達が、どのような印象を持ったかはわかりませんが、消極的なものにするより、このような積極的な内容にした方が感じが良いのではないかと思います。

ブログは自分が知らないうちに誰かが閲覧します。遠慮して消極的な内容しか掲載していないと、知らないうちに過小評価されてしまうこともあり得るのです。もちろん、誇張や嘘は書いてはいけません。逆に信頼を失ってしまいますからね。

私はアプリを使って、四六時中ブログのアクセス数や、どのページが読まれているのかを確認していますが、プロフィールがよく見られているな〜と感じていると、仕事や取材の依頼が入ったりします。連絡を取る前にじっくり見ているんでしょうね(笑)

次回はダンボールアートを始めたきっかけについてお伝えします。

本記事は、2015 年 5 月 20 日に日刊デジタルクリエイターズに掲載された記事に執筆者本人が加筆・修正を行ったものです。



ABOUTこの記事をかいた人

ダンボールアーティスト/ブロガー。会社員だった2014年にテレビ局、ディズニーからダンボールアート制作の依頼を受ける。2015年からは独立し、ダンボールアート制作、ライティング、プロダクトデザインなど多方面で活動中。詳しくは、プロフィール・実績をご覧くださいまし。

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