ヒット作は人気者同士を組み合わせるだけで生み出せる

あるゲーム会社の社長の講演で「ヒット作の生み出し方」を聞いたことがあります。

その方法とは「人気者同士を組み合わせる」というもので、ポケモンGOもまさにそれです。

人気者同士を組み合わせれば手堅くヒットさせられる

お話してくれた社長は自らの会社が手がけたゲームの事例をお話していました。

その会社では「大人気アイドルグループとソーシャルゲーム」を組み合わせたゲームがヒットし、ウィキペディアによるとダウンロード数は400万となっています。

大人気のアイドルグループには最初から多くのファンがいますし、流行のソーシャルゲームの仕組みには多くの人を呼びこむだけのおもしろさが備わっています。

仕事を選ばないことで有名なキティさんも(笑)、あらゆる人気者と組み合わさることによって相乗効果を産みまくっています。

ドラえもんともコラボしてるんですね。強いわ〜w

MEMO
キティちゃんとドラえもんのコラボページへのリンクを掲載していましたが、公開が終了していたので、リンクを削除しました。

若干例えが外れてしまいますが映画「アベンジャーズ」なども人気者同士の組み合わせといえるかもしれません。

アベンジャーズにはアイアンマン、ハルク、ソー、キャプテンアメリカなど、それぞれが主役となって映画も作られている人気者たちが勢揃いします。

ポケモンGOは「ポケモンとIngress」の組み合わせ

ポケモンGOはIngress(イングレス)というゲームをを開発したNiantic(ナイアンティック)が株式会社ポケモンと共同開発しました。

Ingressは現実世界の地図データを使ったゲームで、プレイヤーは2つのチームのどちらかを選んで陣取りをします。

2015年6月の時点で、全世界200カ国で計1,100万ダウンロードを超えている大人気ゲームです。(数字でみるingress -東洋経済オンライン

一方ポケモンは1996年にゲームとして誕生し、その後はアニメ化もされて大ヒットし、海外でも人気があります。

誕生から20年となり、近年は妖怪ウォッチの流行などもあったので、さすがにそろそろ下火なのかな?と思ってましたが、全然そんなことはありませんでしたね(笑)

ポケモンGOはIngressとは別のゲームですが、現実世界の地図情報を利用して遊ぶというIngressの根幹を成す部分に共通点があります。

世界的に認知度が高く、人気もあるIngressとポケモンということで組み合わせとしては最強です。

ポケモンにもIngressにも興味のなかった私がなぜポケモンGOを始めたのか

多くの友達がはまっていたIngressですが、私は結局ダウンロードすらしませんでした。

ゲームはほとんどやりませんが、嫌いだからではありません。おもしろいとわかっているから、やらないんです。

他にやりたい多くのことがあるのでゲームの優先順位は低くなります。

ではなぜポケモンGOをダウンロードしてみたかというと、遊びもせずに評価したくないし、これだけ世界中の人を熱狂させるゲームを体験してみたいという気持ちがありました。

これはパズドラのときも同様で、2週間ほど遊んで削除しました。

ちなみに1週間で削除する予定がおもしろすぎて1週間延長しました。ゲーム怖い(笑)

パズドラは試したのにIngressをやらなかったのは、はっきりいえば「食わず嫌い」です。

始めたらきっとおもしろかったんだろうと思いますが、何だか青っぽい画面が理屈っぽい窮屈さを感じました。

一方でポケモンGOはアニメ調の親しみやすい画面だったし、とりあえず見てみようと思えたんですよね。

ポケモンの知名度と親しみやすさはIngressにはない大きな強みなんじゃないかと。

強力な者同士が組み合わさったときの効果は計り知れない

Ingressは十分多くのユーザーを獲得していますが、ポケモンGOは初週ダウンロード数がApp Store史上最高となったことをAppleが発表しており(ダウンロード数は非公表)、ある調査会社の調べでは7,500万ダウンロードを超えているともいわれています。

Apple、「Pokemon GOの初週ダウンロード数はApp Store史上最高」 - ITmediaニュース

pokemon_wanko

ポケモンGOの大ヒットは単に「人気者同士の組み合わせ」というだけではありません。

タッグを組んだポケモンとNianticが各々の強みを十分に理解して、最大限に引き出した結果といえます。

特にNianticが素晴らしいなと。Ingressは多くのユーザーを熱狂させたものの、収益化があまりできていなかったことから失敗と考える人もいるようです。

ただビジネスはいつどこで利益を出すかによって見え方が違います。

10年後に利益を出す予定であれば、最初の9年は大赤字でも計画通りともいえます。

もちろん思い描いた通りの結果が出せるとは限らないし、そこに至るまでに色々といわれるから大変なことも多いでしょう。

このあたりのことを徳力さんがわかりやすく書いていらっしゃいました。

ポケモンGOの兄弟であるイングレスが「大失敗」と言われてしまう理由

ポケモンGOは莫大な利益を生み出しているようですが、この成功には間違いなくIngressでの経験が生きています。

別にポケモンGOのためにIngressを作ったわけではないでしょうけど、Ingressでの巨額の投資がポケモンGOで実ったとも考えられます。

元サーバ屋として驚くのがポケモンGOが当たり前のようにサクサクと動くことです。

ネットを見ていても動作に大きな問題が出ているとか、不満の声は聞こえてきません。

世界中で何千万人というユーザーがダウンロードし、DAU(デイリーアクティブユーザー)も非常に多いこのゲームを、これほどまでに軽快に動かそうと思ったら、巨額のインフラコストや高度な技術力が必要になります。

NianticがIngress運営で経験を積み重ねてきたからこそ、ポケモンGOが快適に動くんですね。やはりすごいですよ、Nianticは。

さて人気者同士の組み合わせがどれほど強力かというのはわかりましたが、これって強者の戦略では?と私も最初は考えていました。

でもここから学ぶことって多くあります。後日そのことを書きます。

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