MAESTRO用のフィラメントホルダーを3Dプリントで自作してみた

3Dプリンタの材料であるフィラメントを滑らかに供給できるように、フィラメント用のホルダーを自作しました。

データはウェブ上で公開されているものを使いました。

これまでのお話は以下のリンクでご覧いただけます。

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3Dプリンタの要となるフィラメント供給

積層型の3Dプリンタでもっとも手痛い失敗というのが、数時間プリントした後でフィラメントが詰まったりしてしまうものです。

先日、最高精度でモアイをプリントしましたが、完成までに約5時間半かかりました。

例えば、5時間後にフィラメントが詰まってほんの数秒、ノズルから出なくなってしまったら、造形物が正しくプリントされなくなります。

そうなったら最初からプリントし直すことになり、それまでに費やした5時間と使用したフィラメントは無駄になってしまいます。

今回のホルダーを設置することにより、フィラメントが滞りなくプリンタに送られるようになり、つまりを防止できます。

データは次のウェブサイトで公開されています。
Super smooth universal filament holder by ATOM3dp

3Dプリンタ用の部品を3Dプリント

データはstlなので、MAESTROで使えるgccに変換してプリントを開始。まずは小さい方の部品から。
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データを作成するときにサポート材の精度を調整できたため、一番品質の高い設定にしてみました。

すると、かなりビッシリと部品本体の下にサポート材ができてきました。これ、ちゃんとはがせるのだろうか…w
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完成。積層ピッチは粗めなので、先日のモアイのような滑らかさはありませんが、その分、早くプリントできます。実用品のたぐいはこれで良いかなと。
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それにしても分厚いサポート材。
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頑張って削りとりました。サポート材の品質はほどほどにした方が良いと学びましたw
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最初の部品は、これで完成。
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続いて、もう一つの部品をプリント開始。
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10cm以上はある大きな部品です。
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しかし、残念なことにプリント中に底面が剥がれてきてしまいました。
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一応、完成。
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しかし、底面の高さが不均一で表面にも粗が出てしまいました。
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さすがにこれでは駄目だったので、再度プリント。今度は底面のプリント中にテープを貼り、剥がれるのを防止しました。
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今度は無事プリント完了。しかし、プリント中の剥がれはテープの力でも防ぎきれず、若干の反りが出ました。
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そして、またしても、サポート材が剥がれない…
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今回も頑張って削りとりました。
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かなり汚いのですが、見えない部分なので良しとしました。
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3Dプリントした部分以外にも必要な部品がありましたが、ほとんどはMAESTROを組み立てたときの余った部品が使えました。
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ベアリングだけは無かったので、近所のホームセンターで購入。真ん中の部品がベアリングです。
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ベアリングは「608」という型です。

こんな感じでネジ止め。
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そのままプリントした部品にはめ込もうと思ったのですが、入らない…
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一度、ネジを外してベアリングを組み付けました。
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最初にプリントした部品に輪ゴムを引っ掛けます。
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円柱の中でネジに引っ掛けてあります。
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3Dプリンタに設置。
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フィラメントを組み付けて完成!
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写真右奥の部品(エクストルーダ)が、フィラメントを巻き込んでノズルに送っています。
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今回のホルダーを組み付けたことにより、エクストルーダが小さな力でフィラメントを引き込めるようになりました。

これでプリント中のフィラメント詰まりを防止できます。

3Dプリンタはフィギュアのような趣味のものだけでなく、このような実用品もプリントできるのが良いところですね。

環境も整ってきたので、そろそろ自分で作ったデータもプリントしていってみようかな。

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