ついにZyncのサービスがベータ提供開始!
ちょうど、一年前ぐらいにGoogleがレンダーファームを開始するという記事を書きましたが、その続報です。
GoogleのレンダーファームサービスであるZync(ジンク)のベータ提供が2015年8月20日(米国時間)から開始されます。
過去記事は次のページでご覧いただけます。
元々はAmazonのクラウドサービスをレンダーファームとして利用できることが売りだったZyncですが、なんとGoogleが買収して同社のクラウド上で利用できるサービスになりました。
さすがに買収してすぐにGoogle側に対応するというのは難しかったと思われ、一年後にようやくベータ提供開始となりました。
ベータにサインアップすると300ドル分、約100時間分の無料レンダリングが可能。
対応サービスはMaya、Nuke、VRay、Arnold、近日中にRendermanにも対応ということで、完全にプロ向けのラインナップです。
サービス開始当初は、より多くの利用が見込める企業向けのラインナップになるのは当然のことですが、将来的には個人や小規模な映像制作会社向けにMODOやC4Dなどのサービスにも対応して欲しいところです。
Zyncのベータへのサインアップは次のページから行えます。いくらでどの程度のスペックのマシンが使えるかも確認できます。興味のある方はどうぞ。
(引用元: Google、特殊効果レンダリングのZyncを、Google Cloud Platformで初のベータ公開 -TechCrunch Japan)