古くからこのブログを見てくれている人にはおなじみのアンコウテルオ。 過去、3DCGで作って実写合成などを行って遊んでいましたが、今度は同じデータを少しだけ加工して3Dプリントしてみたよ!
アンコウテルオとは?
「アンコウテルオ」は友達のブログ名です。
アンコウテルオ.com
いわいが初めて参加したごりゅごさん主催のブログ合宿(現、ブログ塾)に、アンコウテルオ(を書いている人)も参加しており、そのときに初めてお会いしました。
アンコウテルオというブログ名が印象的で、その名前の由来となっているキャラクターも個性的で面白かったので懇親会のときにご本人に許可を取って3D化しました。
これがそのときに作った3DCG。ピンク色の生き物がアンコウテルオ。実写合成になってます。
そんなアンコウテルオちゃんですが、最近、結婚するわ、お子さんできるわ、誕生日だわと、おめでたコンボになっております。
登壇したごりゅごブログ塾にも久々に遠方から参加してくれるということで何かサプライズでプレゼントしよう!と思い、アンコウテルオのキャラクターを3Dプリントすることにしました。
アンコウテルオ3Dプリント誕生の様子
3DCGの面白いところは、1つのデータを色々と応用できるところ。品質の高いものを作るとなるとアニメーション用と3Dプリント用では用では異なるデータを作る必要がありますが、まあ、お遊び程度であれば両方にほぼ同じデータを使えます。
今回の3Dプリントに使ったのは、先ほどの実写合成のときとほぼ同じデータ。いわいが使っているMODOというCGソフトは、3Dプリント用のデータ書き出しも簡単にできます。
3Dプリント用のデータは印刷前に必ずエラーチェックが必要です。netfabbの無料ソフトを使うと、エラーチェックから修正までが簡単に行えます。Windows用もMac用もあります。
ヨカラボ天神のウェブサイトにnetfabbのインストールから、エラーチェックまでの方法が日本語で書かれており、今回はこちらを見て確認しました。ありがとうございます!
こちらがnetfabbのエラーチェック画面。
データに問題が無いことを確認し、3Dプリント開始!ヘッドからニョロニョロとフィラメント(樹脂)が出てきます。最初はこんな感じで台座の部分に輪郭が描かれるわけですが、樹脂がピタッと定着しないといけないので台座は高温になっています。
ニョロニョロ。
徐々に形になってきました。
半分ぐらいきたかな?あーでも、腕の部分のサポート材が倒れて、手がちぎれてる…
かなり形になりましたが、不完全な形なので印刷中止。
3Dプリントの難しさは、8割以上完成していても途中でずれたりすると最初からやり直す必要があるところ。
途中まで2時間ぐらいかかったとしても、それで全てが終わり。3Dプリントのサービスはまだまだ高く感じられますが、一度でうまくいっても何時間もかかる場合もあるし、うまくいかなければやり直しの料金も取れないし、ある程度高くなるのはしょうがないですね。
3Dプリンタを別のものに変えて、最初からやり直し。今度はうまくできてきました。
提灯の先と頭側の根元が現れてきました!
提灯の部分はかなり細かったので、うまく印刷できるかどうかが心配でしたが無事印刷できました。
サポート材を外して、改めて撮影。いい感じ。キャラクターの下の部分もサポート材なのですぐ外せますが、キャラクターの影みたいになっていて違和感が無く、台座にもなるので残しました。
3DCGで作った通りのキャラクターが現実のものとして出てくるのはとても面白いです(^^
色々と遊びがいのあるアンコウテルオですが、今度は動画かな?ダンボールかな?まだまだ、色々と遊んで行こうと思います(^o^)