ストリーミングではなくても役立つiTunes Match
先日、「iPhone5(32GB)をiPhone6(16GB)に変更する理由とその前にやるべきこと!!」という記事を書きました。
その中で、iTunes Matchを検討すると書きましたが、こんな記事を見つけて、ナヌ!と思った次第。
「iPhone 6/6 Plus」、16GBで足りる?!「iTunes Match」はストリーミング再生ではない!
iTunes Matchは、ストリーミング再生だと思っていたので、iPhoneが音楽ファイルによって容量を取られることは無いと考えていましたが、そうでは無かったんです。
iTunes Matchの仕様として、iOSデバイスに関しては、再生すると端末内に曲がダウンロードされるとのこと。ちなみに、パソコンでは、全曲ストリーミング再生(ダウンロードも可能)だそうです。
確かに、アップル公式ウェブサイトには、次のように書かれていました。
iTunes Matchでの曲の再生はストリーミングとダウンロードのどちらですか?
コンピュータ上では、iCloudに保存されているすべての曲がワイヤレスでストリーミング再生されます。また、iCloudのダウンロードボタンをクリックすると、曲をいつでもダウンロードできます。iOSデバイス上では、iCloudから曲の再生を開始すると、それらがダウンロードされてデバイス上に保存されるので、ネットワークに接続できない場所でも聴けるようになります。Apple TV上での再生はストリーミングのみとなります。
(引用元:https://www.apple.com/jp/itunes/itunes-match/)
とはいえ、iTunes Matchは、自身がパソコン上に持っている全ての音楽をiCloudに保存し、パソコンやApple TVからであれば、ストリーミング再生できるし、iOSからであっても、ダウンロード再生にはなるものの、ネットを通して全曲にアクセスできるという利点があります。
聞かない曲を削除する手間がかかってしまいますが、ネットに接続すれば、いつでも曲の入れ替えはできるので、パソコンに繋がないと曲を入れ替えられないという煩わしさからは開放されます。
iPhone自体、ネット接続前提の機器なわけで、いつでもiCloudには接続できるため、曲はいつでも入れ替えられます。常に、iPhone側に曲を貯めこむ必要はなくなるため、容量削減の一助になることは間違いないです。
ところで、iOS8にアップデートする場合、iOS機器に必要な空き容量は、5GB前後ということが、記事になっていました。
アップルがiOS 8を提供開始、必要な空き容量は5GB前後とかなり巨大
iPhone6で、もっとも容量が少ないものは16GBですが、その容量では、音楽ファイルなど不要なものを一時的に削除しても、5GB以上の空き容量を確保することは無理!という人は、iTunes Matchがストリーミングであるかどうかに関わらず、もっと容量の多いiPhoneを選択する必要がありそうです。