退職直後でも楽天カードの審査に通った理由を考えてみた

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会社をやめるとクレジットカードが作れない(審査に通らない)と聞いたことがありました。でも退職後に新規でカードを作りたくなって、ドキドキしながら楽天カードに申し込んだところ、すぐに発行してもらえました。

当時、個人事業主ですらなかった私が、なぜ新規でカードが作れたのかを考えてみました。

退職後にクレジットカードが必要になった理由

過去に複数のクレジットカードを持っていたときもありましたが、退職時は1枚に集約していました。

一番の理由は安全性に対する懸念からです。クレジットカードを物理的に紛失しなくても、サービスの提供側がサイバー攻撃されたりして情報が漏れることがありえます。

またカードを1枚にした方が、ポイントも効率よく貯められるので、なにか理由があってカードの使い分けをしているのでなければ、まとめた方がお得です。

ではなぜ2枚目のクレジットカードが必要になったかというと、個人用と事業用でカードをわけたいと考えたからです。

事業用のカードは仕事のときだけ使えば、そのカードで買ったものはすべて事業用ということになり、確定申告のときに明確に区分できます。

退職前に通帳はわけましたが、カードにまでは考えが及ばなかったんですよね。

なので会社をやめてからクレジットカードをもう1枚作ろうってことになりました。

「クレジットカードの達人」の中の人が、退職直前に「カードを作る最後のチャンスだよ!」と教えてくれたにもかかわらず、その善意を生かせず大反省なのでした。

クレジットカードの達人からは、退職後の大変な時期に(いまも楽じゃないけどな!w)ダンボールアートの制作依頼をいただいて、とても感謝しております。

ご興味のある方は過去記事をご参照ください。

「クレジットカードの達人」クレ達マンのかぶりものをダンボールで作りました!

クレ達マンのライバル「解約マン」をダンボールアートで制作しました

なぜ退職後はクレジットカードが作れないといわれるのか

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会社をやめるとクレジットカードが作れなくなるといわれるのは、なぜでしょうか。

理由は簡単で「お金の返済に対する信頼性が低くなるから」です。

会社員は毎月会社から給料をもらっていて、お金の返済能力があるので、クレジットカード会社としても信用できます。

これが会社をやめたてホヤホヤで、湯気が出ている子鹿のような状態だと、給料がなくなるからカードの支払いできないかもって思われます。

クレジットカード会社は所有者本人がお金を使った後で請求します。

返せる見込みがない人にお金を貸せないのは当然のことでしょう。

「会社をやめるとクレジットカードを作れない」というのは、厳密には「貸したお金の返済能力が乏しい人は、クレジットカードを発行してもらいにくい」ということです。

まあ考えていても仕方がないので、カードの申し込みをしてみることにしました。

意を決して楽天カードに申し込み!一週間でカードが発行!

私が申し込みしてみようと考えたのが、楽天カードです。

クレジットカードには高額な年会費が必要なものから、無料で持てるものまで様々な種類があります。

楽天カードは年会費無料のカードで、ネットで情報収集したところ、比較的、審査が優しいらしいとわかりました。

そんなわけで楽天カードに申し込むべく、ネットで様々な情報を入力。

クレジットカードの申し込みなんて超久しぶりだったので、どんな情報を提供しなくてはいけないかとか完全に忘れていましたが、結構細かく聞かれるんですよね。

職業に関しても質問がありました。1年以上前のことなので、うろ覚えですが「会社員でも事業主でもなければ無職を選択してください」みたいな項目があったと記憶しています。

カードを申し込んだときは、まだ個人事業主として登録しておらず、アルバイトもしていなかったので完全に無職でした。

やっぱり「無職」じゃ審査に通らないんじゃないのかな?と思って、入力を中断したところ、少しして楽天から自動送信メールが。

「入力途中で終わってるから、最後まで終わらせて申し込みしてね」みたいな内容でした。

審査に通してくれるんなら、最後まで入力して申し込みたいんだけどさw

クレジットカードの達人の中の人に相談したところ、楽天は審査の通過率が高く、過去に問題がなければ審査に通る確率は高いと背中を押してくれました。

ダメ元で残りの項目を入力して、申し込み完了。その一週間後にはカードが届きました。はやい!クレ達さん、ありがとう!w

楽天カードの審査に通った理由を推測してみる

なぜ退職直後で定期収入もなかった私が楽天カードの審査に通って、カードを発行してもらえたのでしょうか。

審査するクレジットカード会社側の立場で考えた場合、次のような点はプラスになったと思われます。

  • 住宅や車などのローンがない
  • 持ち家である(実家に同居)
  • カードの返済が遅れたことがない

住宅や車を購入してローンを組んでいたら、数年から数十年に渡って毎月何万円も返済しなくてはいけません。

定期収入がなく、大きなローン(借金)を抱えた人は返済が滞る可能性が高くなります。

現在は実家に同居しているため、家賃もありません。光熱費などは負担していますが、カード会社が気になるのは、負債があるかないかです。

20代の頃にカードの引き落し指定口座に入金を忘れてしまい、カードの引き落しができなかったことがありました。

返済能力はあっても、こういうミスをするとカード会社からはマイナス評価されそうです。

このあたりのことは、ウィキペディアの「信用情報」のページをみると大体のことがわかります。

信用情報って金融機関とかで共有されているんですよね。

クレジットカードの支払いがいつも遅れているなんて人はブラックリストに載ってしまいます。まあこのあたりは問題なし。

一番の不安材料は、やはり会社をやめて定期収入がなくなっていたということです。

私は2014年12月末付けで退職し、その2ヶ月後の2月に申し込みました。

退職直後で定期収入がない上に、事業としても全く目処が立っていません。湯気ホヤホヤ。

負債がないとはいえ、収入がなければ返済は厳しいと思われてもしょうがないです。

審査基準はカード会社によって違うものだと思いますが、少なくとも楽天カードの基準は満たしていたようです。

一週間という早さでカードが発行された理由としては、審査の自動化が考えられます。

カードの申し込みはネットから行いました。事前に定められた基準を満たせば自動で審査通過、ダメなら不合格みたいなものが決まっているんじゃないでしょうか。

いずれにしても、会社員だけど将来は独立したいと考えている人は、退職前にクレジットカードを作っておくことをおすすめします。